『HYPERTOUGHNESS』以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 11:17 UTC 版)
「Fear, and Loathing in Las Vegas」の記事における「『HYPERTOUGHNESS』以降」の解説
『HYPERTOUGHNESS』制作時には、以前より取られていた手法である、全体を俯瞰する監督的立場のマネージャー、統一されたヴィジョンや目標を持ったメンバーが与えられた課題に全力で挑むというワンチームとしての制作体制が確立する。具体的には、マネージャーが中心となって作品のテーマを決め、それを元にメンバー(主にSxunとMinami)が断片的にアイデアを持ち寄り、マネージャーがメロディやフレーズを肉付けしてまとめ上げる、という手法がとられた。作曲の一翼を担っていたSxunが脱退して以降もこの作り方は変わらない。 新型コロナウイルス流行以降の作曲は基本的にオンライン上で行われ、Minamiが曲のネタを事前に作りマネージャーがそれを聴いた上、使えそうなフレーズをピックアップし二人でブラッシュアップしていく形であり、マネージャー曰く前述のMinamiの作業を「宿題」と呼んでいる。ツアー中などにはMinamiが「宿題」をコツコツ進め、後でマネージャーがそこから細かくフレーズを変えたり構成を整えたりした上で、新たな「宿題」を出しては出来上がったものを聴いて加工しての繰り返しだという。楽曲の構成や完成の線引きは全てマネージャーが指揮を執っている。Minamiは作曲するにあたり、Sxunが抜けたために以前は考えていなかったパートも考えるようになったものの、コロナの影響で時間も増えたためそこまで負担にはなっていないという。しかしながら、他のアーティストのライブを見に行けないという点で刺激を受けることが少なくなったなど、難しい面もあるという。
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