『終わりの始まり』『ザ・ファイナル』での伽椰子
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「佐伯伽椰子」の記事における「『終わりの始まり』『ザ・ファイナル』での伽椰子」の解説
設定が大きく変更されており、剛雄と共に19年前に山賀俊雄(後の佐伯俊雄)が虐待の末に殺害された曰く付き物件へ引っ越してきた、主婦として描かれている。キーアイテムの「伽椰子の日記」には「赤ちゃんが欲しい」といった子作りを切望する内容に変わっている。 伽椰子は子作りを切望していたが、剛雄の出張続きによりやがてノイローゼに陥る。その後、伽椰子のもとへ山賀俊雄の霊が現れて彼女の体内に胎児として宿り、佐伯俊雄として誕生する。山賀俊雄の転生者である佐伯俊雄は剛雄には一向に懐かず、自分の子でないと知って逆上した剛雄によって首の骨を折られて殺害され、この家に憑く悪霊と化した。 上記の通り、呪いの元凶は山賀俊雄であるため、伽椰子も山賀俊雄の呪いを受けた被害者という設定になっている。設定が違うため、無残な姿で登場することは少ない。佐伯俊雄に憑りつかれた人間は渦巻きを描く癖があり、伽椰子も同様の行動をとっている。彼女・彼らが現れる時、謎の鼻歌が聞こえたりする。 『呪怨 -ザ・ファイナル-』では、山賀俊雄の呪いによって妻・美和と義妹・葵を喪い、精神を病みながらも辛うじて生き残っている不動産屋・竹田京介の命令による工事により呪いの家(佐伯家)が更地になって消滅しており、佐伯俊雄の中にいる山賀俊雄の霊が剛雄を呪殺したために生存していた佐伯俊雄が剛雄の妹(父方の叔母)である玲央の母親に引き取られたため、女子高生・玲央の家が新しい呪いの家にされる。 ここでの伽椰子や佐伯俊雄に遭遇した者は殺害か失踪を経て、下顎が外れた姿のほか、首が曲がった姿や生前の傷を残した姿と化し、伽椰子に使役される者もいる。
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