『ウルトラマンタイガ』に登場するキングゲスラ
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「ウルトラマンの登場怪獣」の記事における「『ウルトラマンタイガ』に登場するキングゲスラ」の解説
『ウルトラマンタイガ』第2話「トレギア」に登場。 ヴィラン・ギルドのレキューム人に操られる怪獣兵器。正体は、ヒロユキが12年前に育てていたチビスケが改造された姿である。全身から放つ赤い光弾ベノムショットを武器とする。 レキューム人により、怪獣オークション前のテストとして第三埠頭の倉庫群に出現し、カカオ豆を収蔵する六花製菓のチョコリッカの工場を襲撃する。その後、タイガと戦闘になり、チビスケのころの記憶と正気を取り戻すが、出現したウルトラマントレギアの放ったトレラアルディガイザーからタイガをかばって爆死する。 スーツアクター:新井宏幸 監督の市野龍一は、トレギアの残忍性を印象づけるためにチビスケ(キングゲスラ)を殺す展開とした。特撮監督の神谷誠も、トレギアがキングゲスラをいたぶる場面でいかにかわいそうに見せるかがテーマであったと述べている。 神谷は、自身が特殊技術として参加した映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のリベンジで海から出現するシーンに力を入れようとしていたが、実現には至らなかった。背負投げ(タイガスウィング)の描写は、映画『キングコング対ゴジラ』をイメージしていたが、同作品のような描写はオープンセットでクレーンを用いなければならなかったため、軸に棒を入れてスーツを回すという手法を用いた。神谷は背負投げをどうしてもやりたかったというが、結果として回転ギミックを合成で消してトゲを追加する作業を自らやることとなり、苦労した旨を語っている。
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