「自由度が高い」ことの良し悪し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/31 18:06 UTC 版)
「自由度 (ゲーム)」の記事における「「自由度が高い」ことの良し悪し」の解説
自由度の高さはそれだけプレイの幅が広いこと、やりがいがあること、繰り返しのプレイに堪えることを意味する。だが、裏を返せば「何からしたらいいのか分からない」「何もできない」「目標がない」にもつながりやすい。マニュアルやチュートリアルを充実させればある程度解消するが、時にはかえってマニュアルを読みこなすことなども含め「ハードルが高い」と感じさせる原因ともなり得る。実際問題として、前述「ドラクエ」においては、RPGというジャンルが日本において馴染みが薄く、装備等やレベルの概念も理解できぬまま先へ進み行き詰まる可能性があるという問題にあたり、「宝箱を開ける」「扉を開ける」等の基本行動によって初めて外に出ることができるといった配慮が組み込まれたことが、著書『マンガ ドラゴンクエストへの道(ISBN 978-4900527263)』で語られている。 また自由度の高いゲームの製作には困難も伴う。結果が多岐に亘ることはプログラムコードの量や管理すべきデータも多くなることも意味し、結果的にバランスの欠如や想定外の動作、またその動作にともなうバグも発生しやすい。
※この「「自由度が高い」ことの良し悪し」の解説は、「自由度 (ゲーム)」の解説の一部です。
「「自由度が高い」ことの良し悪し」を含む「自由度 (ゲーム)」の記事については、「自由度 (ゲーム)」の概要を参照ください。
- 「自由度が高い」ことの良し悪しのページへのリンク