「知力の甲子園」への視聴者の反応
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「全国高等学校クイズ選手権」の記事における「「知力の甲子園」への視聴者の反応」の解説
第28回(2008年)から第32回(2012年)まで続いた「知力の甲子園」路線に対する視聴者の反応は、以下のように賛否両論となっている。 あなたと日テレ 2008年10月19日放送では、日本テレビ放送番組審議会委員から下記のような好意的な意見が示された。非常に難しい問題にどんどん答えていく高校生は素晴らしい。 学力が落ちていなくて素晴らしい。 あの番組は未来永劫続けたらいいと思う。 一方で、翌週10月26日放送では、下記のように原点回帰を求める意見や批判もされている。以前のように、知識に運やスポーツなど加えると面白いのではないか。 頭がいいとか進学校ということにとらわれているのではないか。 こうした意見に関して、社側は「ずいぶんコンセプトを変えて改革をした1年目で、相当試行錯誤した。いろいろ批判があった点は真摯に受け止めて、来年再来年へと発展させて行きたい。知力の甲子園としてひとつ新しいテーマを確立し、『高校生クイズ』という大会が知力を目指して出たくなるような大会番組になるよう、長い時間をかけてこれから育てて行きたい」と見解を寄せた。この形式は、前述のように2012年まで続けられた。 BPO 2010年9月のお勧め番組として第30回(2010年)大会が紹介された。これに対し「視聴者の意見」のページでは、前述の『あなたと日テレ』と同様に肯定派と否定派に分かれていた。肯定派これまでの『高校生クイズ』は体力や運に左右されるバラエティー的な要素が大半を占めていたが、今回は問題も答える側もレベルが高く、本格的なクイズ番組になっていたと思う。 否定派 - 2011年7月にも同様の指摘がなされている。最近のクイズ番組は視聴者が楽しめない。レベルの高いクイズも、難関高校の生徒や特定の高学歴芸能人など知識のある者が能力を自慢しているだけで、視聴者の入る余地がない。
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