「旅中 心おほへ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 15:15 UTC 版)
個人蔵。紙本墨書。縦19.6センチメートル×横13.1センチメートル。後補の表紙・裏表紙があり、中身は袋綴じ。全19丁で、18図のスケッチと11月13日から22日までの日記が2ページの構成となっている(『甲州日記写生帳』所載の18図については、『歌川広重の甲州日記』(平成19年、山梨県立博物館)、『歌川広重の甲州日記と甲府道祖神祭 調査研究報告書』においてカラー図版と翻刻が掲載されている)。 内容はスケッチが主体で、金桜神社参詣道である御嶽道の外道(天保14年(1813年)の御嶽新道開通以前の道)、富士川沿いの身延路、甲州道中と街道別の名所が描かれており、これらのスケッチは広重の作品に活用されていることが指摘されている。
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