「三の倍数」進法による数え方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/26 15:56 UTC 版)
「指数え」の記事における「「三の倍数」進法による数え方」の解説
@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti>.thumbinner{width:100%!important;max-width:none!important}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:none!important;width:100%!important;text-align:center}} 六進指数え。34(6)で22(10)、つまり34を「三六四」として数える。小数も3.4で「3と4/6=3と2/3」を示せる。 指数えには、「九の次で桁上がり」「5+5 = 10」という十進法に囚われない数え方も存在する。代表例として、以下に挙げるような「三の倍数」進法に基づく指数えが使用されている。 一つは、「五の次で桁上がり」「5+1 = 10」という六進法の数え方である。この数え方では、片手を一の位、もう片手を六の位として、三十五=五六五=55(6)まで数える。小数は、両手で六分の一の位と、三十六分の一の位が計算可能となる。 もう一つは、「九に三を加えて桁上がり」「3×4 = 10」という十二進法の数え方である。これは、「十五に五を加えて桁上がり」「5×4 = 10」という二十進法と対置される数え方である。問題は何を「三」とするかであるが、親指以外の「三つの指骨」である。親指が指標となり、各指の三つの指骨(末節骨 ・中節骨・基節骨)を小指から数えて十二=10(12)まで到達する。マヤ数字に例えると、横棒が「三」で、横棒三つに点一つ(実際のマヤ数字で十六=G(20))が「十」(=A(12))となる数え方になる。片手を十二=10(12)まで、もう片手を十二の倍数として、百四十四=100(12)まで数える。小数は、両手で十二分の一の位と、百四十四分の一の位が計算可能となる。これは、アジア地域の指数え体系で使用されている。
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