「お館様」とその周辺人物
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赤樫(あかがし)/「お館様」 「郭公院」を営む上方出身の医家。左の頭部から胸にかけてひきつれたような痕があり、長髪を右に垂らした男性。上方訛りで話し、片眼鏡をかけている。萵苣などには「お館様」と呼ばれており、梧桐のみ「赤樫」と呼ぶ。 「絵師の屋敷」編では白茅の絵を手に入れるため、秋海に襖絵を依頼し、萵苣を屋敷に潜入させた。また「馬喰の屋敷」編では馬喰の屋敷に押し寄せた梅毒の患者たちを連れて行った。 棕櫚(しゅろ) 椿の古い知人で、白い短髪に右目を眼帯で隠した男。篝とも親しい様子。二本の短刀を操る。 長らく椿や鳳仙の前には姿を見せず、「富くじ七不思議」編や「あがほとけ」編、「馬喰の屋敷」編では裏で糸を引いていたことが示唆された。「絵師の屋敷」編で初めて椿や鳳仙の前に姿を見せる。 暴漢に襲われていたイノを助け、彼女の顔に傷をつけた張本人。 萵苣(ちしゃ) 目元に差した赤色の化粧が特徴的な坊主頭の女性。武器として猫手を使う。 男性に過剰に接触したり恥ずかしげなく胸を露わにしたりすることがあり、鳳仙を驚かせることも多い。棕櫚を慕い彼に迫る描写もあるが無下にされている。 芭蕉(ばしょう) 顔に病を思わせる痣のある男性。常に頭から衣を被っている。人体を瞬時に切断し殺害する技術を持つ。 竜胆、日輪 「流人の島」編で赤樫と共に流人船に乗っていたことが判明したが詳細は不明。 糸葱 「絵師の屋敷」編の後、赤樫に引き取られ怪我の治療をしている模様。
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