陣屋

デジタル大辞泉

じん‐や〔ヂン‐〕【陣屋】

読み方：じんや

１ 軍勢が駐屯して宿営している所。陣所。陣営。

２ 平安時代、宮中の警固にあたった兵士の詰め所。また、その兵士。陣。

３ 江戸時代、城をもたない小大名や交代寄合の屋敷。また、旗本・郡代・代官などの支配地における役宅や屋敷。

歴史民俗用語辞典

陣屋

読み方：ジンヤ（ｊｉｎｙａ）

（１）古代、宮中を警固する衛士の詰所。
（２）中世、軍兵の駐留する軍営。
（３）江戸時代、無城の大名や交替寄合の館または代官・地頭などが領地・支配所に設置した屋敷・役宅。

地名辞典

陣屋

読み方：ジンヤ（ｊｉｎｙａ）

所在 北海道広尾郡広尾町

陣屋

読み方：ジンヤ（ｊｉｎｙａ）

所在 福島県伊達郡桑折町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

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陣屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/29 00:20 UTC 版)

陣屋（じんや）は、日本の近世史において領主の所領の拠点となる場所に置かれた城以外の構築物であり多義的な概念である。なお、古代史では宮中など（宮城や京師）を警固する衛士の詰所、中世史では合戦時に兵士が臨時に駐屯する軍営などを陣屋と呼んだ。以下では日本の近世史の用語としての「陣屋」について述べる。

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陣屋

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「武家屋敷」の記事における「陣屋」の解説

大名のうち、3万石以下の城を持たない大名は無城大名あるいは陣屋大名と呼ばれ、城の代わりに陣屋と呼ばれる屋敷を構え「大名陣屋」と呼ばれた。 大名陣屋は堀や櫓を持つなど旗本の陣屋に比べ大規模なものもあった。 旗本がその知行に置いた陣屋は旗本陣屋と呼ばれた。 詳細は「陣屋」を参照

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「 陣屋」の例文・使い方・用例・文例

• 陣屋を張る
• 陣屋に居る
• 陣屋を引払う
• 彼は（何某と）偽名して敵の陣屋に入り込んだ
• 昔,戦場で陣屋の周囲に張った幕
• 陣屋の出入り口