リース
ドイツ、ボン生まれのピアニスト、作曲家。父はヴァイオリニストで、一時期ベートーヴェンの師でもあった。フェルディナントは父のもとで研鑽を積むなどしたのち、1801年にベートーヴェンを訪れ、秘書や写譜の仕事などをするようになった。1838年にF.G.ヴェーゲラーとともに著した《ベートーヴェンに関する伝記的覚え書き》はベートーヴェンに関する最も古く、重要な資料の一つであり、音楽史上では「ベートーヴェンの弟子」として認識されることが多い。しかし、1810年以後のリースはピアニスト、作曲家として成功した有名な音楽家で、ピアノ作品を中心に、8つの交響曲など規模の大きなものも含む多くの作品を遺した。
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