むち打ち症とは? わかりやすく解説

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むちうち‐しょう〔‐シヤウ〕【×鞭打ち症】

読み方:むちうちしょう

自動車追突事故などによって、頭部が鞭の動きのように前後過度屈伸をし、首の組織損傷生じたために起こる症状頭痛肩凝り手足のしびれ・めまい・耳鳴りなど。


むち打ち症

英語 whiplash injury

外傷性頸部症候群のこと。間接的な衝撃受けた頭部が、むちのようにしなる動きにより起こり得る痛みやめまいなどを伴うさまざまな症状総称で、現時点では発生メカニズムが完全に解明されていない。ただし、その大半低速時の被後突車両乗員発生する頸部損傷起因するものであり、激し体幹上昇および脊椎直線化に伴う頭部突き上げ胸部対す急激な頭部後方移動衝突後の頸部の伸展という連続した短時間あるいは同一時間内の乗員挙動変位により生じると考えられている。ヘッドレストはこの障害を防ぐための装備で、各国とも装着義務づけている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

むち打ち症

作者伊野上裕伸

収載図書赤ひげ末裔たち小説お医者さま生態図鑑
出版社文藝春秋
刊行年月2007.4


外傷性頸部症候群

( むち打ち症 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 21:51 UTC 版)

外傷性頸部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん、: whiplash associated disorders, WAD)は、交通外傷などにおいて頸部に急激な加速や減速による負荷がかかり、その負荷が原因となって運動器軟部組織に外傷が引き起こされることで生じる臨床症状の総称[1]。むち打ち症関連症候群ともいう[1]。病態生理の詳細は不明な点が多い[1]




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