硯井天満宮 祭神

硯井天満宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 07:31 UTC 版)

祭神

歴史

1234年(文暦元年)10月創建。伝説では菅原道真藤原時平の讒言によって左遷され大宰府へ船で向かう途中、現・玉野市八浜町の周辺に上陸した際、干潮時の海岸の砂浜のくぼみに水がふき出しているのを見つけ、それを飲むと、不思議なことにもとは海中であるはずの場所にもかかわらず塩気の無い清水であった。そのことを「神の恵み」と感謝した道真は、手を打って拝んだ。すると、くぼみから新たに水が湧き出し、その後も手を打つたびに水が湧き、しかも、湧き出す水には金の砂が混じっていたという。そのことに驚いた道真は、その水を硯にうつし、一首の歌を詠み、里人に与えたという。

海ならず たたえる水の 底までも 清き心を 月ぞ照らさん

後に、歌を詠んだ人間が道真であることに気づいた里人たちが、創建されたのがこの神社とされている。水が湧き硯をすった場所を「硯井」と呼び、その場にに井戸と鳥居を建て、その近くの山に天神社をまつったとされている[1]

現地情報

所在地
交通アクセス

脚注

出典

[脚注の使い方]

外部リンク




「硯井天満宮」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「硯井天満宮」の関連用語

硯井天満宮のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



硯井天満宮のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの硯井天満宮 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS