水商売
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 06:27 UTC 版)
概要
飲食業や花柳界、性風俗業のような業種のほかに、相撲や歌舞伎、演劇などの興行ものや人気商売(芸能人、スポーツ選手など)、作家、クリエイター、インフルエンサー、YouTuberといったものを含む言葉。夜間営業で酒を出す飲食店(主にバーや接待クラブ)や風俗営業、ホスト・ホステス、風俗嬢などに限定して指す接待飲食等営業の場合は「お水」とも呼ばれている。
風俗商売としての水商売においては、経営母体やいわゆる「ケツ持ち」として暴力団が介在するケースが報道などを通してしばしば見受けられる。
なお、金品などのプレゼントは本来は申告しなくてはならないものであるが、ほとんどの人間は申告をしていない。扱っているものがものなので脱税をしやすく、実際にしている店も多い。中には働いていないことにして税金を払わずに給与を払っているような悪質な店もある。 また、水商売は、賃貸物件の契約等も断られるケースが多く、水商売専門の不動産業者によるあっせんが行われている。
語源
「水」は収入が不確定な状態を指している[1]。飲食店、風俗店は景気の良し悪し、天候、客の気まぐれなどによって収益が大きく左右されるものである。
また、芸妓が「泥水稼業」と言われていたからという説、江戸時代、街路にあった「水茶屋」からという説もある[2]。
関連項目
外部リンク
- 一般社団法人日本水商売協会
- 水商売ウォッチングLIVE!とはなにか(大阪大学サイバーメディアセンター)
- ^ 前田富祺(編)『日本語源大辞典』(小学館)ISBN 4095011815参照。
- ^ 米川明彦(編)『日本俗語大辞典』(東京堂出版)ISBN 4490106386参照。
- 1 水商売とは
- 2 水商売の概要
水商売と同じ種類の言葉
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