気候学
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近年クローズアップされている、地球温暖化、ヒートアイランド、エルニーニョ、酸性雨などの環境問題へのアプローチにも、気候学が果たす役割は欠かせないものであるだろう
研究例
地理学としての気候学(地理学的気候学)の研究例として、福岡義隆は都市気候学と災害気候学を挙げるとともに、このほか資源気候学を提唱している[14]。例えば、都市気候学の研究では、都市の形成に伴う気候変化や人間活動に伴う温暖化を研究する場合、都市の形成のために適した気候を研究する場合の2つが想定される[15]。
脚注
参考文献
- 福井英一郎『気候学概論』朝倉書店、1961年。
- 吉野正敏『気候学』大明堂〈自然地理学講座〉、1980年。ISBN 4-470-61002-X。
- 福岡義隆「地理学における気候学の存在理由」『地理学評論 Ser.A』第66巻第12号、日本地理学会、1993年12月、 751-762頁、 doi:10.4157/grj1984a.66.12_751。
- 日下博幸『学んでみると気候学はおもしろい』ベレ出版、2013年。ISBN 978-4-86064-362-1。
- 水越允治・山下脩二「気候学入門」古今書院、1985年。ISBN 978-4772210881。
- 気候学の歴史(1)~(10) 気象学と気象予報の発達史(ブログ)
- 堤之智『気象学と気象予報の発達史』5-1気候学の発展、10-7気候科学の発展、丸善出版、2018年、ISBN 978-4-621-30335-1
関連項目
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- ^ a b c 福岡 1993, p. 752.
- ^ a b 福井 1961, p. 3.
- ^ a b 吉野 1980, p. 3.
- ^ a b 吉野 1980, p. 4.
- ^ 日下 2013, p. 25.
- ^ Edwards, Paul N. (2010). A vast machine : computer models, climate data, and the politics of global warming. Cambridge, Mass.: MIT Press. ISBN 978-0-262-29410-2. OCLC 671647741
- ^ Durst, C. S. (1951). Malone, Thomas F.. ed (英語). Compendium of Meteorology. Boston, MA: American Meteorological Society. pp. 967–975. doi:10.1007/978-1-940033-70-9_77. ISBN 978-1-940033-70-9
- ^ 日下 2013, pp. 25-26.
- ^ 日下 2013, p. 26.
- ^ 気象学と気象予報の発達史 気候科学の発展. 堤 之智. 丸善出版. (2018.10). ISBN 978-4-621-30335-1. OCLC 1076897828
- ^ “気象学と気象予報の発達史: 気候学の歴史(7):気候モデルの登場 (History of Climatology (7): Advent of General Circulation Model)”. 気象学と気象予報の発達史 (2019年10月2日). 2020年10月17日閲覧。
- ^ 吉野 1980, p. 9.
- ^ 吉野 1980, pp. 11-13.
- ^ 福岡 1993, pp. 755-760.
- ^ 福岡 1993, p. 755.
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