機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122 登場兵器

機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/30 14:03 UTC 版)

登場兵器

地球連邦軍の兵器

F90A ガンダムF90 アサルトタイプ
ACT.01から使用可能なF90のバリエーションの一つ。通称Aタイプ。
機動力に優れた長距離侵攻用武装タイプで、最終的な武装は頭部バルカン砲、ビームライフルビームサーベル、機動ユニット内蔵機銃のショルダーガンとビーム砲ショルダーキャノン、ビームバズーカの6つ。
F90D ガンダムF90 デストロイドタイプ
ACT.01から使用可能なF90のバリエーションの一つ。通称Dタイプ。
大火力重武装の接近戦仕様で、最終的な武装は頭部バルカン砲、ビームライフル、ビームサーベル、クラッカー、腰部マシンガン、肩部グレネードランチャー、腕部ロケットポッドの7つと全機体中一番多い。
移動速度の遅さが欠点であり、1マス分移動できる自機の他3種に対し、友軍敵軍と同等の0.5マスしか移動できない。また、ビーム系射撃武器がビームライフルのみなので、クロスボーンバンガードのビームシールド装備MSとはやや相性が悪い。それ以外の武装が実弾系であるため攻撃による燃料の消費は抑えられるが、残弾の数に気を配る必要もある。
F90H ガンダムF90 ホバータイプ
ゲーム未登場、ガンダムマガジン漫画版で1コマのみ登場するF90のバリエーションの一つ。通称Hタイプ。
地上での戦闘が激しかったことのみしか語られていない。
F90P ガンダムF90 大気圏突入仕様
ACT.04クリア後に登場するF90のバリエーションの一つ。通称Pタイプ。
舞台が宇宙から地球に移るイベントシーンに登場するのみで、戦闘には使用しない。
F90V ガンダムF90 ヴェスバー試験型
ACT.06から使用可能になるF90のバリエーションの一つ。通称Vタイプ。
新型火器「ヴェスバー」の試験用の武装で、最終的な武装は頭部バルカン砲、ビームライフル、ビームサーベル、腕部マシンガン、試験型ヴェスバーの5つと全機体中最も少ない。試験的にビームシールドも搭載している。
F91 ガンダムF91
ACT.09から使用可能になる最後のガンダム。
F90の戦闘データを元に作られた機体で、最初からガンダムF90が標準装備していた頭部バルカン砲、ビームライフル、ビームサーベルに加え、胸部マシンガン、ヴェスバー、ビームバズーカの6つの武装が使え、ビームシールドも標準装備。武装スペックは8話までにプレイヤーが成長させたF90の各タイプのデータが反映される。サイド4サナリィで本格的な調整が行われていない未完成機なので、バイオコンピュータは稼動しておらず、機体性能を100%出し切れていない。最終決戦後に初めてこの機体が未完成である事を知らされたベルフは、「これで本当に完成したら一体どんなバケモノになっちまうんだ」と驚愕している。
RGM-89J ジェガン
ACT.01より友軍機として登場。
地球連邦軍の汎用量産型モビルスーツ。『機動戦士ガンダムF91』に登場するものと同じ機体で、第二次ネオ・ジオン抗争で使用されていたジェガンの性能向上バージョンであるが、30年以上前に開発された旧式機。
RGM-109 ヘビーガン
本隊合流後のACT.04より友軍機として登場。
ジェガンと同じく地球連邦軍の汎用量産型モビルスーツ。ジェガンをベースに小型化が進められた量産機で、小型化によりジェガンより若干機動性と運用性は向上しているが、ビームシールドを標準装備しているクロスボーンの量産機と比べると性能差は否めない。さらに高性能な小型モビルスーツがロールアウトするためのつなぎ役のような役割。
F71 Gキャノン
ACT.07より友軍機として登場。
ヘビーガンと同時期に開発された支援用の小型モビルスーツ。ジェガンやヘビーガンに比べれば若干高性能だが、ゲーム中での戦闘能力、耐久力はそれほど大きな差はない。
エイブラム
ACT.01-04、09-12の母艦として登場するラー・カイラム級宇宙戦艦(ガンダムマガジン漫画版ではクラップ級巡洋艦)。
ガーウィッシュ
ACT.05-08の母艦として登場するガルダ級超大型空中輸送機。

オールズモビルの兵器

スペックは攻略本掲載のものであり資料によっては他のメディアミックスでの設定とは異なっている場合もある。 ゲーム中での名称と型式番号はシャルル専用機などを除いたジオン系統はすべて旧式のもの(例:MS-06 ザク)で統一されている。

OMS-06RF RFザク
オールズモビルの汎用量産型モビルスーツ。外見は旧ジオン軍のザクIIだが、性能そのものは当時のザクとは比べ物にならないほど向上している。形式番号はMS-06RFとも。
頭頂高:18.0m、本体重量:24.6t、全備重量:45.8t、ジェネレータ出力:2750kW、スラスター推力:62550kg
武装:マシンガン、ビームホーク、ランチャー、クラッカー
OMS-06RF RFザク(指揮官用)
RFザクの指揮官タイプ。量産型とはスペックや武装が異なる。
ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズ登場時に設定された仕様であり、本作ゲーム中には登場しない。
OMS-07RF RFグフ
オールズモビルの陸戦用量産型モビルスーツ。内部ユニットはRFザクと共用。ヒートロッドの有効攻撃距離はかつてのグフの2倍。形式番号はMS-07RFとも。
頭頂高:18.7m、本体重量:26.3t、全備重量:48.0t、ジェネレータ出力:2750kW、スラスター推力:64800kg
武装:マシンガン、ヒートロッド、ビームサーベル、ランチャー
OMS-09RF RFドム
オールズモビルの汎用量産型モビルスーツ。外見は旧ジオン軍のドムだが、性能そのものは当時のドムとは比べ物にならないほど向上している。序盤では隊長機として主に登場し、後半ではザクなどに代わる雑魚として登場する。形式番号はMS-09RF とも。
頭頂高:18.6m、本体重量:30.9t、全備重量:52.1t、ジェネレータ出力:3230kW,スラスター推力:69000kg
武装:ビームライフル、ランチャー、ビームサーベル、ビームシャワー
OMS-09DRF RFデザート・ドム
RFドムに防砂用シーリング等を施し砂漠戦仕様としたもの。武装にビームバズーカが追加されている。
RFドムとは細部のデザインが異なるが、ゲーム中のグラフィックはRFドムの色変えで済まされている。
頭頂高:19.0m、本体重量:31.7t、全備重量:53.3t、ジェネレータ出力:3450kW、スラスター推力:67800kg
武装:ビームライフル、ランチャー、ビームサーベル、ビームシャワー
OMS-09SRF RFスノー・ドム
RFデザート=ドムの寒冷地仕様。武装はRFドムと共通。
OMS-14RF RFゲルググ
オールズモビルの汎用量産型モビルスーツで、オールズモビルの量産機としては最強の性能を誇る。内部フレームはRFドムと共用。強敵として序盤から登場するが、終盤は登場しない。形式番号はMS-16RFとも。
RFアカゲルググ共々ゲーム中ではシャルル艦隊との遭遇時のみ登場する。
頭頂高:19.6m、本体重量:28.2t、全備重量:49.5t、ジェネレータ出力:3230kW、スラスター推力:84100kg
武装:ビームライフル、ビームナギナタ、ランチャー、ミサイル
OMS-14RF RFゲルググ(指揮官用)
RFゲルググの指揮官タイプ。単ブレードアンテナが追加されている。
ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズ登場時に設定された仕様であり、本作ゲーム中には登場しない。
OMS-14RF RFアカゲルググ
エースパイロット用にチューンナップされた、RFゲルググの上級士官タイプ。単にアカゲルググとも呼ばれる。塗装パターンがレッドになっており、性能も向上しているが、武装は量産型と同じである。戦力はRFザクの2倍。
OMS-14SRF シャルル専用ゲルググ
シャルル・ロウチェスター専用にカスタマイズされたゲルググで、本作のラスボス的存在。ゲルググでありながら、両肩にビームシールドを搭載している。RFゲルググをベースにクロスボーン・バンガードの技術で改造された機体。シルエットは各部こそ違うがゲルググを全体的に太くさせたような形状をしており、機体色は赤と白のツートンカラーを施されている。ビームライフルで撃墜すると固定の撃墜シーンが見られる(ガンダムF90アサルトタイプのショルダーキャノンでも見られる)。なお、ゲーム中では文字表示数の関係で「S・ゲルググ」となっている。形式番号はMS-14RFSとも。
OMSM-07RF RFズゴック
オールズモビルの水陸両用量産型モビルスーツ。設定上は水中での性能は恐るべきものだが、ゲームにおいては水中でもガンダムの性能は全く損なわれることが無いため、水中でもさほど脅威にはならない。形式番号はMSM-07RFとも。
頭頂高:18.4m、本体重量:38.6t、全備重量:57.9t、ジェネレータ出力:2830kW、スラスター推力:67900kg
武装:ヒートクロウ、ビーム、ミサイル、ビームシャワー
OMAX-01 グランザム
ゲーム未登場のオールズモビル地上部隊陸戦用MA。ビグ・ザムを元に陸戦用に開発された機体。MAというよりは移動要塞である。未登場になった経緯はシナリオの都合とのこと[8]
頭頂高:42.7m、本体重量:105t、全備重量:176.9t、ジェネレータ出力:22600kW、スラスター推力:不明
武装:対艦メガ粒子砲、メガ粒子砲、対空ミサイル、対空機銃、ビーム偏向バリア

クロスボーン・バンガードの兵器

XM-01 デナン・ゾン
クロスボーン・バンガードの汎用量産型モビルスーツ。終盤から大量に登場する。装備しているビームシールドは一定の確率でこちらの実体弾による攻撃のダメージを無効にする。劇中では「丸メガネのやつ」と呼ばれたこともある。
XM-04 ベルガ・ダラス
クロスボーン・バンガードの汎用量産型モビルスーツ。主に隊長機や上級指揮官に配備される機体だが、劇中では雑魚として大量に登場する。ゲーム中では耐久力が非常に高いのが特徴。『F91』では単なる機動スラスターだった「シェルフ・ノズル」がバラバラに分離して敵に向かって飛んでいく武器となっている。こちらもデナン・ゾンと同じく実体弾攻撃を無効にするビームシールドを装備。
イルルヤンカシュ宇宙要塞
ガンダムマガジン漫画版に登場。映画『スター・ウォーズ』のデス・スターに酷似した球形の宇宙要塞だが、クロスボーン・バンガードの蜂起前であるため、稼動していないようである。のちの漫画『機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統』で再登場し、名称はそのときに付けられた。

  1. ^ 猪俣謙次『ガンダム神話Zeta』ダイヤモンド社、1997年2月28日初版発行、70頁。ISBN 4-478-95021-0 
  2. ^ a b マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、62ページ
  3. ^ ガンダムシリーズ単独に限る。クロスオーバー作品も含めるのであれば、コンパチヒーローシリーズの『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』が先に発売されている。
  4. ^ a b MSバイブル24号 2019, p. 32.
  5. ^ DC8 F91 1998, p. 91.
  6. ^ a b 講談社『総解説 ガンダム事典ver1.5』129頁
  7. ^ 『ガンダムエース』2020年10月号、KADOKAWA、28頁。 
  8. ^ 講談社『コミックボンボンスペシャル67 スーパーファミコン 機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』40頁






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機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122詳細は「機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122」を参照劇場公開後の1991年夏に発売された、スーパーファミコン用のゲームソフト。「SFC版F91」「ゲーム版F91」のように呼称される場合も多いが、実際には前述の『F90』の展開上で発表された外伝作品であり、登場人物が異なるほか、登場MSも一部が共通するのみである。ガンダムF90の装備としてガンダムF91の試験のためのVタイプなどが登場している。物語の舞台は『F91』の1年前。ジオン公国軍の残党の壊滅と、その裏でのクロスボーン・バンガードの暗躍が描かれる。機動戦士ガンダム クライマックスU.C.詳細は「機動戦士ガンダム クライマックスU.C.」を参照2006年に発売された、PlayStation 2用のゲームソフト。ガンダムシリーズの映像作品の1つとして『F91』が収録されている。SDガンダム作品以外で初めて『F91』のシナリオが再現されているほか、ゲームのエンディング曲として『F91』のテーマ曲である『ETERNAL WIND』が使用されている。また、漫画版『機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統』は『F91』の時間軸での物語と、『機動戦士ガンダム』から『逆襲のシャア』までの時間軸での物語を並行する構成となっている。F91パーフェクト3

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