仙台市営モノレール南西線 脚注

仙台市営モノレール南西線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/24 18:47 UTC 版)

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注釈

  1. ^ a b c 1988年(昭和63年)3月1日に仙台市に編入合併された泉市(現・仙台市泉区)では、合併のバーターである地下鉄南北線の八乙女駅から泉中央副都心泉中央駅までの延伸 (L=1.2km) が同年2月9日運輸省から認可され、1992年(平成4年)7月15日に開業。南北線全線の営業キロはL=14.8km(Google マップ)に延長された。
  2. ^ a b c d 1966年(昭和41年)に都市計画決定された(都)川内旗立線は、宮城県美術館と川内公務員住宅の間にある仙台市立仙台商業高等学校グラウンド(現・川内庭球場)付近を起点とし、東北大学川内北キャンパスの東部(現・グラウンド)を南北に通過し、同南キャンパスの川内記念講堂(現・東北大学百周年記念会館川内萩ホール)付近を通って仙台城大手門跡西側を経由し、仙台城本丸の西側の谷(東北大学植物園)を上がり、竜口峡谷八木山橋付近で渡って八木山ベニーランドの東側を回り、動物公園前交差点に接続するルートだった(起点から動物公園前交差点までの区間はL=2.3km)。しかし、植物園は1972年(昭和47年)7月に国指定の天然記念物に指定され、植物園を含む一帯が1974年(昭和49年)に仙台市の「広瀬川の清流を守る条例」により特別環境保全区域となり、仙台城本丸を含む一帯も1988年(昭和63年)8月には文部省文化財保護委員会が「仙台城跡の保存並びに整備活用について」という史跡指定答申を行っていたため、このルートの実現には様々な困難があった。
  3. ^ a b (都)山田茂庭線は、(都)富沢山田線の終点である旗立緑地付近を起点とし、秋保電気鉄道廃線跡を利用した宮城交通バス専用道路を一部通り(「旗立西公園前」バス停付近)、そのまま直線的に太白山の南麓を茂庭台団地まで通す計画だった。
  4. ^ a b c d バブル景気期に政令指定都市に移行した仙台市では当時、北の泉中央副都心(地下鉄南北線・泉中央駅周辺)、南の長町副都心(地下鉄南北線・長町一丁目駅 - 長町駅 - 長町南駅周辺)、西の愛子副都心(JR仙山線・愛子駅周辺)、東の仙台港副都心(仙台港背後地、JR仙石線・中野栄駅が最寄駅)の4つの副都心を設定していた。
  5. ^ 江戸時代仙台城二の丸および武家地として使用され、明治維新後に東北鎮台(仙台鎮台)を経て日本陸軍第2師団用地となり、戦後占領期進駐軍のキャンプ・センダイとして使用された。1957年(昭和32年)に東北大学に移管され、翌年から川内キャンパスとして利用された。当初は進駐軍が建てた建物をそのまま研究室や講義室などとして利用していたが、1960年代後半から1970年代にかけて建て替えを進めた。
  6. ^ 結局、仙山線の複線化は実現しなかった。2002年(平成14年)11月、5者に国土交通省も含めた「仙山線機能強化検討委員会」が仙台空港鉄道仙台空港線仙台空港アクセス線)への仙山線の乗り入れや、仙台駅 - 愛子駅間の能力強化のため両駅間にある列車交換が出来ない3駅にて行き違い施設の検討を目的に現地調査をするなど、複線化以外での機能強化を目指した。それらもほぼ実現せず、Suica導入(2003年)、山形県側まで含む周遊券仙台まるごとパス」の発行(2004年)、山形県の仙台空港鉄道への出資(2007年)、大都市近郊区間の設定(2014年)など、ソフト面での改善に留まった。
  7. ^ 石井は、仙台市地下鉄南北線の仙台空港までの延伸の可能性について市議会で何度も言及し、1992年(平成4年)8月に仙台空港アクセス鉄道がJR線分岐案に決定した後も、将来は地下鉄延伸が必要と発言するなど、東西交通軸のみならず軌道系公共交通機関の拡充に意欲を示してきた。
  8. ^ (都)川内旗立線の新ルートは、仙台二高前交差点を起点として、東北大学川内キャンパスの北縁に沿って西に進み、青葉山キャンパスの工学部の敷地を横断して竜口峡谷を渡り、仙台市立八木山動物公園を通って動物公園前交差点に至る。同交差点以遠は従前と同様。

出典

  1. ^ a b c d e f <仙台東西線>36年 曲折を乗り越え」『河北新報河北新報社、2015年12月5日。オリジナルの2016年1月30日時点におけるアーカイブ。
  2. ^ a b c 都市鉄道のシステム選択のあり方” (PDF). 一般財団法人 運輸政策研究機構. 2016年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  3. ^ a b c d e f 仙台市史編さん委員会 編『仙台市史』 通史編9(現代2)、仙台市、2013年3月31日、198頁。 
  4. ^ 都市モノレールの整備の促進に関する法律(昭和47年法律第129号)” (1972年11月17日). 2019年12月24日閲覧。 “1972年11月17日施行分”
  5. ^ 都市モノレールの建設と事業主体” (PDF). 日本モノレール協会. 2018年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  6. ^ 新交通システムの定義”. 日本交通計画協会. 2023年7月25日閲覧。
  7. ^ 区間評価票(対象区間番号:89~168)” (PDF). 仙台市. 2016年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  8. ^ 仙台市都市計画道路網の見直しについて”. 仙台市. 2016年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  9. ^ a b c 住民監査請求 監査結果”. 仙台市. 2016年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  10. ^ やまびこ 編『2011 Tohoku University Festival 大学祭あおば 鐵物語 ―テツモノガタリ― (研究テーマ:仙山線)』(PDF)東北大学鉄道研究会、2011年11月http://aoba-trfc.sakura.ne.jp/contents/sp/gakusaiaoba/pdf/gakusaiaoba2011.pdf 
  11. ^ 都市計画道路川内旗立線整備事業に係る環境影響評価の実施状況”. 仙台市. 2016年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  12. ^ <地下鉄と市長選>非沿線の郊外 衰退進む」『河北新報』河北新報社、2017年7月16日。オリジナルの2018年3月16日時点におけるアーカイブ。


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