長町副都心とは? わかりやすく解説

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長町副都心

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 00:03 UTC 版)

広瀬橋交差点から市道原町広岡線を南へ望む。旧長町宿にあたる地区
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長町副都心(ながまちふくとしん)とは、宮城県仙台市において設定されていた副都心の1つである。仙台市の市域拡大と政令指定都市への移行に関連して、一点集中型から多核型の都市構造への転換を目的として、石井亨の市政下で提唱された。この都市構造では都心の他に、東西南北に4つの副都心が設定され、長町副都心は南の副都心に当たった[1]。2021年(令和3年)に策定された仙台市の都市計画では、「長町地区」が泉中央地区と共に広域拠点とされている[2]

定義

仙台市による長町副都心の定義[3]は、

以上3つの地域を包含するT字型の地域だった。

地名

長町

1丁目から8丁目まで存在する。

長町南

1丁目から4丁目まで存在する。

あすと長町

1丁目から4丁目まで存在する。

交通

駅の利用状況

年度別一日平均乗車人員の推移(単位:人/日)[7]
  地下鉄長町駅
  地下鉄長町一丁目駅
  JR太子堂駅

あすと長町大通り線

国道4号のあすと長町地区を貫く区間。2007年5月12日開通。 かつて、国道4号は太子堂駅付近に存在した跨線橋で東北本線を渡り、長町駅前交差点、広瀬橋を経由したルートをとっていたが、この区間開通後の2008年4月1日からこちらにルート変更がなされた。また、これと同時に国道286号もルート変更がなされた。 幅員40~50m、片側3車線[5][8]。2015年4月1日より宮城県道273号仙台名取線へ降格。

脚注

  1. ^ 仙台市史編さん委員会 『仙台市史』通史編9(現代2) 仙台市、2013年、129-131頁。
  2. ^ "仙台市都市計画マスタープラン地域別構想 都心地区・泉中央地区・長町地区"(仙台市)2023年11月23日閲覧。
  3. ^ 長町副都心のまちづくり国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所)
  4. ^ 仙台市道太白2309号・原町広岡(その2)線(北端南端。最小幅員21.27m、最大幅員36.31m、延長2101.3m)
  5. ^ a b 国道4号・国道286号振替等に伴う認定路線図(仙台市)
  6. ^ 長町駅東遺跡の遺跡見学会を行います(仙台市)
  7. ^ 市営地下鉄駅別乗車人員 (Microsoft Excelの.xls)(仙台市『仙台市統計書「平成17年版」』)
  8. ^ あすと長町の主な関連事業(仙台市)

関連項目

外部リンク




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