シェンムー 登場人物

シェンムー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 06:25 UTC 版)

登場人物

キャラクター名ヨコには声の演者を併記。特記の無い場合はゲーム・アニメ共通。(ゲームI・IIとIIIで異なる場合は明記)。

主要キャラクター

芭月 涼(はづき りょう)
松風雅也福島おりね(幼少期)、若佐なつみ(幼少期・アニメ)
1968年11月29日生まれのO型。身長176cm、体重65kg。18歳。射手座。
本シリーズの主人公。現状の全シリーズ作品に登場。高校三年生。茶色の革ジャンA-2)とジーンズを愛用している。
母である芭月茜は既に亡くなり、芭月流柔術の達人である父・芭月巌を持つ。常に眉頭がビシッと上がり、無愛想でぶっきらぼうだが正義感が強く、勇敢な性格。父親の死の謎、そして殺された父親の仇をとるため、藍帝の行方を追う。無鉄砲なところがあり、しばしばトラブルに巻き込まれる場面も目立つ。父が殺されて以降は学校には通っていない。進路については「大学に行くなら空手部のある大学がいいな」などと答えている。『一章』では手紙に書かれた中国語が判らないため中国語が読める人物を探すエピソードがあったが、『II』以降は普通に中国語で会話ができる(ただしアニメ版では初対面のジョイに「少しは広東語ができるようじゃん」と言われており、陶 健民との会話でも「少しはできるつもりです」と語っており、不慣れな描写がある[17])。
武術家としての実力は物語当初から相当のものであり、一般人や不良・チンピラレベルではほぼ相手にならない程の力を見せていたが武術の達人や修羅場をくぐった人間には手こずったり歯が立たない場面も多くあった。しかし、旅の中で様々な人物からの修業や技の伝授を経て次第に腕を磨き、裏社会の人間や武術家にも通用する武術の強さを身に着けていく。
ベース武術は柔術や八極拳をミックスした「芭月流」。旅の中で様々な流派・武術の技を習得し独自の拳法を身に着けていく。彼の代表的な技には[裡門頂肘]や[外門頂肘][重ね当て][竜巻キック][燕旋降脚]等がある。
アニメ版では高校の部活での空手の大会で完勝した実力を見せたシーンが追加されている。ちなみに本人は「試合では一撃もくらったことがない」と自負している[18]
口数が少なく感情を内に秘めあまり表に出さない性格。特に父親の死後は周りが見えず1人で突っ走る様子が散見されたが物語とともに人として成長し、人の話や感情にも少しずつ気を配るようになり、新たに出会った人々と信頼関係を構築できるようになっていく。時には冗談を口にする余裕も見られるようになった。
本人は気づいていないが容姿端麗な所謂二枚目であり、異性からとてもモテる。同級生の原崎に留まらず旅先で出会って間もないジョイやファンメイ、和泉やはたまた占い師まで、非常に多くの女性から好意を向けられ、測らずもその事が彼の無鉄砲な旅の大きな助けとなっている事は否めない。その他街中で出会う無関係な異性からも「かわいい」「顔がいい」「アイドル向き」等容姿を誉められたりデートに誘われる事が多い。しかし当の本人はそちらにはまったく無頓着である。
シェンムーは寄り道要素の多いゲームで有名だが、ストーリー上の涼は常に優先順位と現在自分のすべき事を明確にするタイプであり、それは『一章』から『Ⅲ』まで全くブレていない。
作品の性質上作中期間での涼の行動や趣向等はプレイヤーに委ねられる部分が大きく、最初は主人公として人物像がハッキリしない側面もあるが【幼少期は人参が嫌いだった】【駄菓子屋の店主にガチャガチャ涼坊と呼ばれるほどガチャガチャ好きだった】【年上であろうが少し慣れるとすぐにタメ口で話そうとする】等、過去を含めた彼の人となりに関してはゲームをプレイしていく事で少しずつ具体的になっていく。
2010年にはソニックシリーズ『ソニック&セガ オールスターズ レーシング』のプレイアブルキャラクターとして登場。フォークリフトでソニック達と共演する姿はファンを喜ばせた。
2015年発売のクロスオーバーゲーム作品『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』にも登場。ストリートファイターやバーチャファイター、鉄拳シリーズ等様々なゲームキャラクターとの共演を果たした。
玲 莎花(レイ・シェンファ)
声:石垣はづき(一章、II)、照井春佳(III、アニメ)
1970年9月9日生まれのA型。身長155cm、体重43kgの16歳。乙女座。現状の全シリーズ作品に登場。
シリーズのメインヒロイン。莎木の花が咲いた頃に生まれたため「莎花」と名付けられた。桂林の山奥にある白鹿村で養父と二人で暮らしている純粋な少女。大自然の中でのびのびと育った彼女は、山野の植物や動物に関する知識が豊富である。
タンポポの種を手をかざすだけで飛ばす、動物達の話している事がわかる等、やや不思議な能力を持っている。本人はそれが白鹿村に住む人の当たり前のことだと思っているが、しかしこれらの能力はあくまで彼女独自の物である事がいくつかの描写からわかる。さらに『Ⅲ』では拘束したゴロツキに「何か」をして簡単に自白を引き出すシーンがあるが、何をしたかは最後まで明かされなかった。
幼少の頃に両親が死亡したと思われ(明確に死亡の描写はない)その後石彫師の袁に引き取られ育てられる。両親の死と養父の袁が鳳凰・龍鏡にまつわる謎に関わっていることが示唆されているが詳細は明かされていない。
『一章』で度々涼の夢に出てくる。『II』の終盤で初めて涼と邂逅を果たし、偶然の出会いから行動を共にしていくこととなる。
『III』では養父である袁が行方不明に。涼の持っていた鳳凰鏡と袁に関係がある事が分かり、その行方を探すため引き続き涼と行動を共にして共同生活も営むようになる。
同じ白鹿村の仲間を家族のように大切にしており、村人からの信頼も厚い。村に来たばかりの涼を怪しんでいた村人も彼女が同行すると軒並み警戒を解いていた。
『一章』『Ⅱ』と『Ⅲ』ではそのヴィジュアルや衣装が大きく変更されている。性格も前者ではゆったりとした柔らかな雰囲気だったのに対して後者では凛とした雰囲気が強めになっており、違いが見られる。(ただしこれは声優の変更の影響も大きい)
不確定要素だが『Ⅱ』の幼少期の回想シーンにおいて、背景や両親と思われる二人の服装が明らかに莎花の年齢と合わない物であり『Ⅲ』にて莎花自身も「大昔に自分が居る夢をよく見る」「もしかしたら私は何百回も誕生日を迎えているのかもしれない」という旨の発言をしている事から、彼女にはまだ明かされていない大きな秘密があるのは確かなようである。
刃 武鷹(レン・ウーイン)
声:萩原匠(II)、平修(III、アニメ)
1967年12月4日生まれのAB型。身長175cm、体重65kgで19歳。射手座。Ⅱ.Ⅲに登場。
『II』から登場。若くしてビバリーヒルズワーフを根城にしているストリートギャング「ヘヴンズ」の頭を務める青年。金に対する執着心が強く、情報を求め接触してきた涼に「金の匂いがする」とことあるごとに付き纏い時に協力体制をとる。
一見して冷徹だが、一度仲間と認めた者はとことん面倒を見る。他人から指図されるのを嫌う。涼をあしらいながらも、危機に陥った涼に手を差しのべる優しい一面も持つ。しかし、その行動はあくまで全てお宝(自身の利益)の為である。ヘヴンズのメンバーからは「レンさん」と呼ばれている。
『Ⅲ』でも登場。莫大な財宝の在り処を知るためにヘヴンズを香港に残し単身で鳥舞に現れ、涼と行動を共にする。ただし『Ⅱ』とは違い手掛かり探しは全て涼に任せ自身は街をブラつきながら傍観し、ここぞという時のみ共闘するという、よりずる賢い絡み方となっていた。莎花と初めて顔を合わせた時彼女から何かを感じ取ったような描写があるが、詳細は不明。
数少ない魅力的な男性メインキャラクターであり悪びれながらもその何処か憎めない性格も相まって非常に人気が高い。
頭の回転が早く悪知恵のきく頭脳派だが戦闘能力もかなりのもので、我流の喧嘩スタイルで黄天会や赤蛇、蚩尤門の手下を圧倒する程の力をみせる。
『Ⅲ』のDLC「バトルラリー」では初めて操作可能なプレイアブルキャラクターとして登場した。

蚩尤門(しゆうもん)

中国の巨大マフィア組織。龍鏡と鳳凰鏡を揃え、清王朝復興のために作られた莫大な財宝をその手にしようと目論んでいる。

四天王

藍帝(ランテイ) / 蒼龍(ソウリュウ)
声:櫻井孝宏
1955年8月13日生まれのA型。身長185cm、体重80kg。31歳。獅子座。現状の全シリーズ作品に登場。
涼の宿命の敵である「蚩尤門」の幹部。東を治めている。緑色の豪華な中華服を身にまとう武術の達人で、強力な拳の使い手。腕に刺青があり、左頬には一線状の傷がある。
突然横須賀の芭月宅にやってきて主人公涼の父・巌を殺害したのち石鏡を持ち去った。涼の仇敵。
本名は趙龍孫(チョウ・リュウソン)。芭月巌の仲間だった趙孫明(チョウ・ソンメイ)という武術家の息子だったが、父親の死後は蚩尤門によって育てられた。
涼の父親を殺害した理由は、朱元達曰く、巌が孫明を殺害したための仇打ちだとされているが、実際に巌が孫明を殺害したのか、またその理由については不明。
『III』では遂にラストボスとして涼と対決するが、イベントバトルなので決着は付かないまま終わる。
巌を持ってしても全く刃が立たず、一撃も喰らわないままトドメを刺し、旅での経験を経て大きく成長したⅢの涼でも同じく一撃も喰らわす事ができない、正に圧倒的な強さを誇る。
なお、左頬に傷がある、親の仇討ちを望んでいたという共通点から、行方不明となっていた紅秀瑛の兄・紅紫明と同一人物ではないかという説が出ている。
炎帝(エンテイ) / 鳥隼(チョウ・ジュン)
声:天道光香
『III』から登場した「蚩尤門」の女幹部。南を治めている。美貌の持ち主で、優れた蟷螂拳の使い手。本名や生い立ちなどは不明。
最も得意とするのは狡猾な頭脳を活かした陰謀や計略など。蚩尤門を我が物にしようと目論んでおり、他の幹部達を殺す機会を虎視眈眈と狙っている。本来は非常に派手な出で立ちと性格だが故に人目に多く触れる街中等では目立たない地味な女性の姿へと変装し偽名を使い行動する。

配下

チャイ
声:二又一成(一章)、町田広和(III)、下山吉光(アニメ)
生年月日や年齢、星座は不明。血液型AB型、身長160cmで体重55kg。Ⅰ.Ⅲに登場。
「蚩尤門」に属している藍帝の部下。その外見は人間離れしており、老人のような姿形で猫背のように身を低くして移動するが、驚異のジャンプ力と素早さ、格闘センスを持つ強敵。
『一章』のラストボス。香港に行く涼と貴章の前に現れ、貴章に怪我を負わせた。その戦闘で涼に倒されて海に落ちて以降『II』には未登場だったが、ゲーム雑誌『ドリマガ』に掲載されたセガ公認の2ページ漫画では、香港に渡る船の中で女の子を人質として涼と戦っている(そのとき助けた少女とその母が『II』の冒頭シーンに登場する母娘である)。
『III』にも再び登場し、藍帝からの命を受けて顔狼らゴロツキ達の監視を行っていた。顔狼が倒された後は単独で涼の前に立ちはだかる。
斗牛(トギュウ)
声:熊谷正行鷲見昂大(アニメ)
1938年5月6日生まれのB型。身長220cm、体重180kgで48歳。牡牛座。
『II』に登場。チャイニーズマフィアである「黄天会」のボスで、「蚩尤門」に属している藍帝の部下。熊のような巨体で涼達を追い回す。
『II』の実質的なラストボス。藍帝に捕まえた朱元達を引き渡そうとしたが、涼やレン達の妨害に合って失敗に終わった。
重すぎて持ち上がらない巨体ゆえにザコ敵には非常に有効だった投げ技の類が全く効かず、かなりの強敵となる。最後は涼が秀瑛から教わった八極六大開の手技「外門頂肘」を受け敗北する。
立場的にかなりの大物なはずであり実際強敵ではあるのだが、その少々間の抜けた言動やチープな突っぱり攻撃、藍帝へのゴマすり等溢れる小物感を拭えないままの退場となった。
革 竜起(カク・リュウキ)
声:町田広和
『III』に登場。鳥舞を仕切っている組織「赤蛇(レッドスネーク)」のボスで、「蚩尤門」に属している。通常の攻撃ではビクともしない熊のような強靭な身体を持つ。
10種類の動物の型を技の核とする心意六合拳の使い手。実戦では最強と謳われる拳法を使うので、涼とレンが二人掛りで挑んでも倒すことのできない強敵となっている。
最後は藍帝を倒しに古城へと乗り込んだ涼とレンの前に立ちはだかり、涼が貝老師から教わった八極拳の奥義「鷂子穿林」を受けて敗北した。
Ⅲの事実上のラストボスにあたるキャラクター。

サブキャラクター

『一章 横須賀』から登場

原崎 望(はらさき のぞみ)
声:安めぐみ伏見はる香(アニメ)
1968年8月23日生まれのAB型。身長164cm、体重47kgで18歳。乙女座。
涼の同級生。一章におけるヒロイン。花屋「アイダ」の看板娘。白のタートルネックのセーターに赤基調のチェックのミニスカート、焦茶色のハイソックスローファーを履いている。
父の仇をとろうと奔走する涼を心配するが、彼女も事件に巻き込まれることになる。『一章』終盤、父のいるカナダに渡る事になり、涼とほぼ時を同じくして日本を去る。その際に涼にお守りを渡した。涼に対し片想いの恋心を抱いており『一章』終盤でカナダに旅立つまで、父の死後様子のおかしい涼との距離感に終止悩んでいた。
荒事を好まない性格で当然戦闘能力など無いのだが、ある事をすると特定の戦闘に参加する裏技がファンによって約20年越しに発見された。これは生みの親である鈴木も知らなかったと言う[19]
早田 稲(はやた いね)
声:好村俊子加良まゆみ(アニメ)
1922年8月9日生まれのA型。身長155cm、体重48kgで64歳。獅子座。
通称・稲さん。芭月家住み込みのお手伝い。優しく温かい古き良き女性の鏡。いつも涼のことを心配している。
福原 正幸(ふくはら まさゆき)
声:八戸優いとうさとる(アニメ)
1960年8月6日生まれのO型。身長173cm、体重68kgで26歳。獅子座。
通称・福さん。芭月道場に住み込んでいる巌の弟子。やや抜けているところはあるが、性格は優しく涼の良き相談相手。バーにいる女性に恋している。
陳 貴章(チン・キショウ)
声:酒井哲也木島隆一(アニメ)
1956年2月10日生まれのA型。身長175cm、体重70kgで30歳。水瓶座。
貿易商を営んでいる父・陳躍文のそばで経営を学びながら、ボディガードも努めている。燕青拳を習熟する。
近頃になって藍帝のいるチャイニーズマフィアと関わりのある組織「マッドエンジェルス」が横須賀港を荒らすようになり、最終的に涼と二人で70人を超えるマッドエンジェルスを撃破する。
足技「燕旋降脚」を伝授してくれるなど涼とは固い絆で結ばれることとなる。当初は涼と共に香港に向かう予定だったが、チャイの襲撃から涼を庇って負傷した為に旅立てなかった。
『Ⅱ』ではある隠しイベントでボイスのみ登場。『一章』同様酒井哲也が演じている。
父である陳大人を父親に対する呼称ではなくフルネームで呼んでいる。アニメでは「裏社会では親子ではなく、あくまでも他人」という理由から他人行儀に接していることが示唆されている[20]
陳 大人(チン・タイジン)
声:並木伸一宇垣秀成(アニメ)
1926年10月10日生まれのA型。身長160cm、体重70kgで60歳。天秤座。
本名は陳 躍文(チン・ヨウブン)。華僑でも指折りの実力者で貿易商を営んでいる。涼に香港行きのチケットと桃李少老師への紹介状を渡し、燕青拳の足技「燕旋擺柳」を伝授する。
三橋 五郎(みはし ごろう)
声:櫻井孝宏(一章.Ⅲ)、木村隼人(アニメ)
1969年7月9日生まれのA型。身長180cm、体重80kgで17歳。蟹座。
横須賀港でケチなカツアゲをしているチンピラ。通称・ゴロー。出会いがしらの「ちぃ〜っす!」という挨拶が特徴的。
カツアゲをしていたところを涼に敗れ、以後は涼を「アニキ」と慕うようになる。ストーリー中に堅気に戻って結婚することを報告してくる。
『Ⅲ』では意外な形で再出演。『一章』同様櫻井孝宏がその声を演じた。
アニメ版では父親がいなくなった過去があり、それだけに父親に関することで様々な事情を抱え、直向きに頑張っている涼に尚更、敬意を払っている描写がある[21]
マーク・キンバリー
声:ケビン・クローン田島章寛(アニメ)
1957年7月21日生まれのO型。身長179cm、体重79kgで29歳。蟹座。
横須賀港でフォークリフトの運転手として勤務している黒人。弟はマッドエンジェルスによって殺されている。常に冷静で感情が見られず物静か。時折、英語を混ぜて話すが、その部分は字幕が表示されない。
マッドエンジェルスと対立している陳大人と関わっていると勘違いされ、マッドエンジェルスのメンバーから暴行を受けてしまう。涼にはマッドエンジェルスに関する情報を教えてくれた。
『Ⅲ』ではとある一枚絵にてさり気なく再出演を果たしている。
芭月 巌(はづき いわお)
声:藤岡弘菅生隆之(アニメ)
1940年5月3日生まれのA型。身長175cm、体重80kgで46歳。牡牛座。
芭月 涼の父親で、芭月武館の道場主。藍帝に殺害され、息子の涼に「愛すべき友を持て」との言葉を遺す[22]。過去に趙孫明という虎燕拳の伝承者を孟村で殺したのが事件の発端らしいが真相は不明。物語冒頭で死んでしまうキャラクターだがこのストーリーの根幹の鍵を握る非常に重要な人物であり、この作品自体彼の過去を巡る物語と言っても過言ではない。ストーリーの進行と共に彼の過去の行いの全容が少しずつ明かされていく。
沢野 麻衣(さわの まい)
声:日野まり(アニメ)
1970年6月9日生まれ。
涼の幼馴染の一人。不良少女となっており、評判の悪い女子たちとつるんでいたが涼に諭されたことで改心する。アニメ版では原崎とも幼馴染で互いに「望ちゃん」「麻衣ちゃん」と呼び合っている。元ヤンであったとゴローが語っているが物語開始時点では不良少女としての一面は全くなく、港の弁当屋で働いている設定になっている(ゲーム版では姉が弁当屋で仕事の手伝いをしているがアニメ版では姉は未登場で同一の弁当屋かどうかは描かれていない)。

『II』から登場

紅 秀瑛(コウ・シュウエイ)
声:出口佳代熊谷海麗(アニメ)
1960年5月24日生まれのA型。身長168cm、体重52kgで26歳。双子座。
僧名は桃李少(トウ・リショウ)。若い女性ながらも老師(中国語で「先生」の意)と呼ばれる八極拳の達人で、本気で襲い掛かる涼や斗牛までも簡単にあしらう実力を持つ。全力で闘うシーンはほとんどないものの、描写されている限りでは恐らく現在登場している全キャラクターの中でもトップクラスの強さを誇ると思われる。道教中国文学にも造詣が深く、文武廟で広く教えを説く。兄である紅紫明がいたが、彼女が幼い頃両親の敵を討つ為に旅に出たため、彼女は孤独に孤児院で過ごしていた。その経緯により、彼女の表情は少し悲しげで、口数も少ない。
藍帝への無謀な復讐を遂げようとする涼を消えた兄と重ね合わせ、当初は冷たく接していた。しかし、弟子入りして修行を重ねる涼の強い決心を感じ、八極六大開の手技「外門頂肘」や八極拳八大招式の強力な投げ技「閻王三点手」を伝授。最後に生き別れになった兄と分け合った勾玉を涼に預け、復讐の旅に出る涼を静かに見送った。
拳法家の中ではその名は知れ渡っており、鳥舞の貝老師等も彼女の名を知っていた。
陳大人が涼に香港で頼れる人として紹介した人物だが、陳や朱元達との関係性や両親の死の真相、兄の動向等未だ謎の多き人物でもある。
ウォン
声:渡辺久美子葉山翔太(アニメ)
1973年8月21日生まれのB型。身長150cm、体重35kgで13歳。獅子座。
本名は倪賢翁(ゲイ・ケンオウ)。「ヘヴンズ」のメンバーで鍵開けが得意の少年。物心ついた頃から両親がいなかった孤児なので、生きる為にスリやカッパライをして生計を立てている。
初対面時に涼のリュックを盗むが、涼に懐いてからは様々な手助けをするようになり、以後、涼の事を「おにいちゃん」と呼んでくる。
ジョイ
声:夏樹リオM・A・O(アニメ)
1968年8月16日生まれのB型。身長162cm、体重50kgで18歳。獅子座。
金髪に染めた髪に露出の激しい服装で、真っ赤なスポーツバイクをヘルメットも着用せず乗り回す。一見すると西洋的な顔立ちだが、香港人女性。
涼を一目で気に入ったらしく、何かと付け回してはおせっかいを焼いてくる。思ったことは何でも口にするストレートだが裏表がなく本当は心優しい性格。ヘヴンズとは腐れ縁。
貴章とは昔から知り合いだが、本編中でそれが判るのは本筋に関係ない隠しイベントのみである。
薫 芳梅(クン・ファンメイ)
声:大谷育江真野あゆみ(アニメ)
1972年3月3日生まれのB型。身長156cm、体重42kgで14歳。魚座。
文武廟の門下生。秀瑛と同じ孤児院で育った快活な少女で、彼女を姉のように慕っている。秀瑛を尊敬しており、また彼女の過去を知っている。
秀瑛に弟子入りした涼の世話を任されていたが、次第に彼に恋心を抱くようになる。親密度が上がると、誕生日にプレゼントのブローチを贈ったり、別れの際には彼女から大切なお守りを貰える。
涼からは猫に似ていると思われており『Ⅲ』でも猫を見た涼が彼女を思い出す場面がある。
会話数・イベント数共に『Ⅱ』の涼以外の全キャラクターの中で圧倒的ナンバーワンであり、裏ヒロインとも言える存在。
朱 元達(シュ・ゲンタツ)
声:北村弘一
1920年2月26日生まれのAB型。身長165cm、体重53kgで66歳。魚座。
涼の父である巌の親友。藍帝の過去を知る唯一の人物。その為、蚩尤門に狙われる。『一章』では、巌に向けて命の危機を知らせる手紙を送り、涼が復讐の旅に出るきっかけを作った。
『II』では身を隠していたが、斗牛率いる「黄天会」に捕らえられていたところを涼に救われる。その後、龍鏡と鳳凰鏡は財宝の手掛かりであること、趙孫明と巌に関わりがあったことを涼に教えた。
高野 和泉(たかの いずみ)
1968年10月4日生まれのAB型。身長158cm 体重42kg。
香港へ留学中の涼と同い年の日本人女子高生。トマトコンビニで働いており、偶然出会った涼とは同じ日本人かつ同い年と共通点が多いこともありすぐに打ち解け、互いにファーストネームの呼び捨てで呼び合う仲となる。
店を一人で切り盛りしている様子で、店の事があり折角知り合った涼とゆっくり過ごすことが出来ない事を最後まで悔やんでいた。
メインシナリオのみでは知ることができないが、実は武術家であり留学も武術の修行のためである。流派は截拳道。
隠しイベントでは彼女と一対一で対戦する展開があり、その実力は『Ⅱ』の全敵の中でもトップクラス。最強の裏ボスとの呼び声も高い。この戦いに勝利するとある場所へ涼を連れていってくれる流れに続き、この一連のシークエンスは本編にまったく関係のない『Ⅱ』最大の隠しイベントとなっている。
本編でコンビニでしか涼に会っていないことを嘆いていた彼女だが、隠しイベントでは実はかなり濃密な時間を過ごしていた。
体験版ソフト『What's シェンムー 湯川(元)専務をさがせ』では横須賀のドブ板で会うことができる。

『III』から登場

孫 九思(ソン・クンシ)
声:世田壱恵
古くから白鹿村に住んでいる八極拳の使い手。涼の父・巌とも面識がある。廃寺の白鹿古寺に住み着いていて、酒と饅頭が好物。用心深い性格。
家を持たず村をふらつきタダ酒を飲み歩く浮浪者のような生活をしているが現在も拳法の知識と技術は確かで、本気で打ち込む涼を軽くいなし鉄山靠で吹き飛ばす強さを見せた。
かつて宮廷の使いが白鹿村に来た目的を知っている数少ない人物。涼には師として八極拳の奥義「鉄山靠」を伝授してくれる。
葉秀玉(ヨウ・シュウギョク)
声:峰かずこ深雪さなえ(アニメ)
鐘楼の近くに住む盲目の老婆。薬売りをしていて、孫よりも古くから白鹿村に住んでいる。宮廷の使いを迎えるために作られた花橋の事には村一番詳しい。
最初は頑なに花橋の事を教えてくれなかったが、次第に協力的になり鏡のルーツや鏡の絵図が村に隠されている事を教える。最後は涼と莎花を鳥舞へ送り出した。
貝 仙仔(バイ・センシ)
声:松嶋潤
鳥舞の漁港にいる老師。普段は鵜飼いをやっており、その道でも鳥舞一の名人である。拳法の達人で、涼を圧倒する強さを持つ。
赤蛇を率いる革竜起の対策として、涼に中国拳法の中でも屈指の破壊力を誇る八極拳の奥義「鷂子穿林」を伝授する。
莎花が古城に連れ去られた際には、涼の決意を感じて舟を用意し、レンや弟子の許らと共に古城へと乗り込んで蚩尤門と戦った。
林 詩鈴(リン・シリン)
声:伊勢未紗希
鳥舞の外れにある仏堂・六角堂の巫女。赤蛇に仏堂を襲われ経典を盗み出された経験から赤蛇に対して並々ならぬ遺恨を持ち、涼にも一緒に赤蛇と戦うよう何度も持ちかけてくる。レンの事も当初そのガラの悪さから赤蛇のメンバーだと勘違いしていた。
レンの呼びかけを受け、貝老師や許と共に古城へと乗り込んで赤蛇や蚩尤門と戦う。箒を武器にする。
許 丘(キョ・キュウ)
声:佐藤和久
貝の弟子で、六合館で拳法を教えている。話し方に独特の訛りがある巨漢。赤蛇を追い払った経験を持ち、手合わせをすると協力してくれる。赤蛇が花咲寺や木人喫茶を襲ったことに憤慨し、自分一人ではどうにもならない事を嘆いていた。
終盤レンの呼びかけを受け、師匠の貝老師や巫女の詩鈴と共に古城へと乗り込んで赤蛇や蚩尤門と戦った。
袁 雲深(エン・ウンシン)
声:柴田秀勝(II)、ボルケーノ太田(III)
玲莎花の養父で、石彫師をしている。石切場に手紙を残してから行方が分からなくなっていたが、鳥舞へ拉致されたことが判明する。
その後、古城で監禁されていたところを涼たちに救われ、龍鏡と鳳凰鏡のルーツや藍帝について涼に教えた。
祖父は天下一の石彫師である袁碌山(エン・ロクサン)。白鹿村でしか採掘できない洮河緑石を使った鏡を、皇帝の命を受けて作った偉大な人物。

その他の敵キャラクター

『一章 横須賀』から登場

テリー・ライアン
声:石川ひろあき、鷲見昂大(アニメ)
1952年3月17日生まれのA型。身長185cm、体重85kg。34歳。魚座。
新横須賀港を牛耳っている「マッドエンジェルス」のボス。卑劣な性格。陳たちを港から追い出し、香港ルートを手に入れて蚩尤門に取り入ろうと画策する。
終盤に原崎を人質に涼を脅し、取引に邪魔な貴章を倒させようと目論む。しかし2人に70人もの手下を全滅させられ、最後は卑怯な手で貴章を倒そうとしたが涼に敗れた。
チャーリー・グラント
声:江川央生伊藤健太郎(アニメ)
1942年7月29日生まれのO型。身長172cm、体重63kg。44歳。獅子座。
「マッドエンジェルス」の幹部の一人。バイク集団を率いて夜の港で暴れていた。涼をバイクに乗って襲うが失敗し、マッドエンジェルスと蚩尤門の関係を吐くことになった。
ハリー・トンプソン
声:ドミニク・アレン
1955年4月24日生まれのAB型。身長178cm、体重87kg。31歳。牡牛座。
「マッドエンジェルス」の幹部の一人。外国人船員たちをまとめあげていた。倉庫に涼をおびき寄せ集団リンチにしようとしたが失敗し、テリーの居場所を吐くことになった。
トニー・エイブラムス
声:ケビン・クローン、奥田寛章(アニメ)
1957年11月16日生まれのB型。身長190cm、体重92kg。29歳。蠍座。
「マッドエンジェルス」に属する船員。スミスとコンビで行動することが多い。2人で幾度も涼を陥れようとするが毎度失敗に終わる。
スミス・ブラッドレー
声:田島章寛(アニメ)
1959年3月18日生まれのAB型。身長192cm、体重105kg。27歳。魚座。
「マッドエンジェルス」に属する船員。トニーの相棒。

『II』から登場

ユアン・オニール
声:櫻井孝宏、山口智広(アニメ)
1962年4月4日生まれのAB型。身長170cm、体重49kgで24歳。牡羊座。
斗牛の右腕。自身の部屋に斗牛の写真を置いており、好意を寄せている。ナイフ収集が趣味で九官鳥を飼っている。化粧をしており、オカマ口調、耳にピアスをしている。口癖はエレベーターに乗る時にボタンを押す一言の「ポチッと」。弱点は汚いもの。涼の前に幾度となく立ちはだかる。
最終的に朱元達を救出しに来た涼とレンの前に現れ、チェーンソーを武器に迎え撃つが失敗。その際、レンにゴミ箱をかけると脅されて朱元達の居場所を吐くが、結局ゴミ箱をかけられてしまった。
海外版ではユアンの性別は男性から女性に変更されており、それに伴い声優も女性が担当している。日本語音声、英語字幕のヨーロッパ版の『Shenmue II』でも女性を起用している。
白虎(びゃっこ)
声:酒井哲也
年齢不明。10月22日生まれのA型。身長183cm、体重72kg。天秤座。
虎燕拳を使う謎多き覆面ファイター。「黄天会」の拠点・黄天楼の地下闘技場で涼と闘うことになる。斗牛やユアンと違い、嘘はつかない硬派な人物。

『III』から登場

顔狼(ガンロウ)
声:ボルケーノ太田
白鹿村のゴロツキ達を率いるボス。何者かの命を受け白鹿村で石彫師を探し回る。
「ゴロツキ」という名称から誤解されがちだが彼自身は強力なラリアットを武器とするかなりの実力者で、2度に渡って涼に勝利する。
しかし最後は涼が孫から教わった八極拳奥義「鉄山靠」を受けて敗北。その後は束縛されて様々な事を白状した。尚この際最初は不遜な態度で全く自白の兆しを見せなかったが莎花と二人きりになり「何か」をされ絶叫。その後人が変わったように自白を始めた。このとき何をされたかは作中で明らかににっていない。
DLCの「ストーリークエストパック」にて再登場。香港で組織され桂林にアジトをいくつも構えるゴロツキ組織「青蜘蛛」の一員である事が判明する。涼と再戦するが、ラッシュの動きを完全に読まれ最後は裡門頂肘を受けて敗北した。
項(コウ)
「赤蛇」のナンバー2。バンダナを巻いた大男。ゴロツキ達を率いて涼やレンと幾度か戦ったが、毎度のように倒された。
呂(リョ)
「赤蛇」の一員で、項の舎弟。目つきの悪い痩せ型。店を揺すってショバ代を巻き上げていたところを涼に倒され、以降は項らと協力して戦う。

その他のキャラクター

『一章 横須賀』から登場

トム・ジョンソン
声:坪井一広、田島章寛(アニメ)
1959年11月23日生まれのB型。身長179cm、体重80kgで27歳。射手座。
横須賀でホットドッグ屋台を営む陽気な黒人。涼とはマイベストフレンドな関係。本作発表当初から重要人物の一人として概要が公表されたキャラクターの1人。涼にとっても大切な人物で旅先で彼のことを他人に話したり国際電話をかける仲なのだが、本編内でその絆の強さを描くエピソードがほとんど描かれていないのが惜しまれる。
体験版ソフト『What's シェンムー 湯川(元)専務をさがせ』では、フードカーを離れ涼と手分けして人捜しをする等本編では見られない姿が見られた。終盤で涼に足技「竜巻キック」を伝授し、アメリカに帰国する。
伊藤 直之(いとう なおゆき)
1968年5月14日生まれのO型。身長177cm、体重61kgで18歳。牡牛座。
涼の友達。バイクを所有しており、それが物語のある場面で重要な役割を果たす。
三島 恵(みしま めぐみ)
声:木村こてん
1981年3月25日生まれのB型。身長110cm、体重28kgで5歳。牡羊座。
近所に住む幼稚園児。母親に内緒で捨て猫を神社で飼っている。
山岸 成夫(やまぎし しげお)
声:菅原淳一(アニメ)
1911年2月27日生まれのAB型。身長169cm、体重68kgで75歳。魚座。
かつて芭月巌と手合わせしていた古武術の達人。場合によっては涼に手技「重ね当て」を伝授してくれる。本筋にはほぼ絡まないもののフラグ立てパートで重要な情報を多く提供してくれるキャラクターであり特に『一章』前半ではかなり頼りになる。アニメでは涼が巌の敵討ちをしようとすることを見抜いており、「事件には首を突っ込まないで平和に過ごしなさい」と諭したが、涼とチャーリーの戦いを見かけた際に涼が「自分の親父を信じたい。自分の親父が間違えていないと証明したい」との一言を聞いて考えを改め、事件解決に有利になるかもしれない情報を教え、原作同様に重ね当ての技を伝授した[23]
劉 公恵(リュウ・コウケイ)
声:土屋トシヒデ(アニメ)
1905年3月10日生まれのA型。身長156cm、体重42kgで81歳。魚座。
中国人の老人。涼に対して、藍帝に関する情報を教えてくれる。ゲーム本編序盤では彼に会うためにいくつものフラグを立てなければならず時間のかかるパートであったがアニメでは一瞬で遭遇。「たまたま話が聞こえて〜」と自らあっさりと同様の情報を提供してくれた。
榎 彰男(えのき あきお)
声:鷲見昂大(アニメ)
1968年6月24日生まれのA型。身長172cm、体重62kgで18歳。蟹座。
不良高校生。涼をライバル視しており、幾度となく喧嘩を売る。
長島 哲也(ながしま てつや)
声:奥田寛章(アニメ)
1968年11月12日生まれのO型。身長170cm、体重56kgで18歳。蠍座。
不良高校生。榎の子分。
西条 輝彦(さいじょう てるひこ)
声:鷲見昂大(アニメ)
1944年8月27日生まれのAB型。身長180cm、体重85kgで42歳。乙女座。
「BAR YOKOSUKA」のバーテンダー。マッドエンジェルスに関する情報を教えてくれる。
高城 隆史(たかしろ たかし)
声:塚本拓弥
1957年4月17日生まれのAB型。身長180cm、体重69kgで29歳。牡牛座。
「マッドエンジェルス」のタトゥーを彫っている彫り師。何かと涼の身体にタトゥーを彫ろうとしてくる。
関根 エツ子(せきね えつこ)
声:夏樹リオ
1966年10月18日生まれのB型。身長160cm、体重45kgで22歳。天秤座。
旅行会社「アジア旅行社」の店員。勤務態度がとても悪く、涼の払った香港行きのチケット代を持ち逃げする。
ジミー・ヤン
声:中田博之
1956年9月9日生まれのB型。身長169cm、体重52kgで30歳。乙女座。
旅行会社「アジア旅行社」の社長。「マッドエンジェルス」と裏で繋がっており、港にアジトがある事を白状する。
水木 省三(みずき しょうぞう)
1919年4月28日生まれのA型。身長156cm、体重42kgで67歳。牡牛座。
新横須賀港に住み付いている謎多き浮浪者。マッドエンジェルスから助けられた事を機に、涼に「影刀」「残月」など様々な技を伝授する。
湯川元専務
声:本人
セガの常務。体験版ディスクでは重要な役割を果たす。本編では一定の条件を満たすと宝寿司とバー「YOKOSUKA」で会うことができる。

『II』から登場

張 書勤(チョウ・ショキン)
声:長島雄一落合福嗣(アニメ)
1942年11月8日生まれのA型。身長172cm、体重65kgで44歳。蠍座。
朱元達の腹心の部下。拷問を受けても口を割らないなど忍耐強く、自分の身を危険に晒してでも朱元達を救おうとする忠誠心も持ち合わせている。
『Ⅲ』の追加DLCにも登場。蚩尤門の動きを探るため鳥舞にやってくる。
劉 漢輝(リュウ・カンキ):声:高岡瓶々(アニメ)
1943年9月30日生まれのAB型。身長170cm、体重71kgで43歳。天秤座。
紅秀瑛の元で働く道士。冷静沈着で物静か。涼には様々な技書をくれたり、八極拳の基本技「冲捶」を伝授したりと親身になってくれた。
アイリン・M・エーデルワイス
声:川上とも子
1969年7月29日生まれのO型。17才。
拳法を学ぶためカナダから香港にやってきた女性。使用武術は劈掛拳。無口で寡黙な性格だが友人の前などでは少女らしい純粋な一面も時折見受けられる。鳩汀公園で涼と出会い散打を申し込むが断られ、その後はサブイベントにて薫芳梅の友人として何度か登場。
本編にはほぼ絡まないキャラクターだが高野和泉同様隠しイベントで活躍。涼と念願の対戦を果たす。和泉ほどではないがかなりの強敵となる。
クールJ
声:梁田清之
1968年11月15日生まれのAB型。身長185cm、体重130kgで18歳。蠍座。
ヘヴンズのメンバー。本名はクライス・ジェームス。サングラスにモヒカン頭の巨漢。いつもラジカセを肩に担いでおりこれをとても大切にしている。当初は涼に対してキツく当たっていたが、レンが涼と行動を共にするようになってからは様々なサポートを行ってくれるようになる。風貌に似合わず、涼にアドバイスをするなど優しい面が多々見られた。『Ⅲ』ではとあるガチャガチャのパッケージイラストとして密かに登場している。
サム:声:小森創介
1971年4月25日生まれのO型。身長165cm、体重52kgで15歳。牡牛座。
ヘヴンズのメンバー。本名は劉孫界(リュウ・ソンカイ)。レンを慕う。
ラリー
声:咲野俊介
1970年6月10日生まれのA型。身長171cm、体重58kgで16歳。双子座。
ヘヴンズのメンバー。本名は羅李功(ラ・リコウ)。長髪。レンを慕う。本人曰く「これまでレンさん以外に負けたことはない」との事。
玄 周善(ゲン・シュウゼン)
声:丸山詠二園部啓一(アニメ)
1918年9月9日生まれのO型。身長162cm、体重52kgで68歳。乙女座。
多くの人々の尊敬を集める菜珍街にある光武館の道場主。武術家。涼に投げ技「摔法」と4つの武徳の1つである「戒」を教える。
白 宗泉(ハク・ソウセン)
声:櫻井孝宏、かぬか光明(アニメ)  
1949年11月9日生まれのO型。身長185cm、体重103kgで37歳。蠍座。
昔は武術家だったが、今は大道芸人として設計を立てている37歳。彼の師匠である周善は、彼が落ちぶれたのは自分のせいだと思い今も後悔している。
陶 健民(トウ・ケンミン)
声:辻村真人高仲祐之(アニメ)
1911年3月22日生まれのO型。身長151cm、体重43kgで75歳。牡羊座。
紅南街の徳蓬公園でいつも太極拳の修練を重ねている老人。武術家。涼に手技「小檎打」と4つの武徳の1つ「功」を教える。
孔 張愉(コウ・チョウユ)
声:伊藤和晃高橋伸也(アニメ)
1936年11月8日生まれのB型。身長165cm、体重59kgで50歳。蠍座。
福仙街の理髪店の店主。実は武術家の一人で、涼は彼から4つの武徳の1つ「胆」を教わる。
李 桂香(リ・ケイカ)
声:坂本千夏斉藤こず恵(アニメ)
1911年1月8日生まれのB型。身長147cm、体重43kgで76歳。山羊座。
紅南街の恩田楼に住む頑迷な老婆。あまり人を信じようとしない。太極拳の達人でかなりの使い手。
いくつかの茶碗を特定の置き方をすることで、見知らぬ者同士に合図を送る秘密の暗号「茶碗陣」を教えてくれる。また、4つの武徳の1つ「義」の情報を提供してくれた。
ヤン
1931年6月15日生まれのA型。身長165cm、体重65kgで55歳。双子座。
九龍城にある安見漢方という漢方薬屋の店主。情報屋でもあり、元は朱元達の部下だった。しかし、斗牛に協力して涼とレンを罠にはめる。
洪 徳林(コウ・トクリン)
声:中村秀利
1951年6月29日生まれのA型。身長178cm、体重79kgで35歳。蟹座。
ワンチャイの荷物運びのアルバイトの相棒。訛りが激しく、普段はおっとりしているが仕事になると地味に人使いが荒い。だが、本質は悪い人間ではない。
彼からはあるイベントの最中にだけ手技「喧嘩アッパー」を教えてもらえる。
紅 紫明(コウ・シメイ)
声:浅野まゆみ
生年月日や年齢、血液型などは不明。13歳時は身長150cm、体重41kg。
紅秀瑛の兄。両親を殺した悪人の復讐の為に妹を置き去りにして「蚩尤門」に入ったが、その後の消息は不明。

『III』から登場

鳳 承旭(ホウ・ショウキョウ)
声:岡本未来
孫の拳法仲間である老師。芭月巌と趙孫明の師匠で、2人の関係を知っている。
陳 玉清(ジン・ギョクセイ)
声:眞壁ゆみ
古くから白鹿村にある満願寺の女住職。20年前、芭月巌と趙孫明はこの寺で修行をしており、その関係を知っている。
韋珍(イチン)
白鹿村・ひまわり畑でクンフーを積む女子拳法家。3歳の時から鳳老師のもとで修行を積んでいる。日本の拳法に興味があり、涼に手合わせを挑んでくる。【彼氏は自分より強い男じゃないと嫌】とのこと。追加DLC「バトルラリー」では操作可能なプレイアブルキャラクターとして登場した。
玄 山村(ゲン・サンソン)
頬に傷を持つ石投げの胴元。元は遠方から白鹿村に来た修行者だったため腕が立つ。ゴロツキを目撃した人物を知っているが、勝たないと教えてくれない。
周 才哲(シュウ・サイテツ)
白鹿村の石彫師。広場の近くに家を持つ。凛(リン)という娘がいる。
徐 国維(ジョ・コクイ)
袁の親友である白鹿村の石彫師。ひまわり畑の近くに住んでいたが、袁と同じく鳥舞へ拉致されたことが判明する。
可 君浩(カ・クンコウ)
白鹿村の石彫師。パンダ市場の近くに家がある。
叶 燕心(ヨウ・エンシン)
袁の弟子である白鹿村の若い石彫師。機織り職人の息子。元は採水という集落にいたが、木仙という集落で身を隠している。
雷 名洋(ライ・メイヨウ)
声:虎島貴明(アニメ)
莎花の幼馴染の拳法家。莎花に対して恋心を抱いており涼に冷たく当たるが、当の莎花には仲の良い友達とも思われていない。満願寺や広場で日々拳法の修行に励んでいる。涼がゴロツキを倒した際には素直に村を救った礼を伝えていた。DLC「バトルラリー」では敵キャラクターとして登場している。
毛 美美(モウ・メイメイ)
声:伊勢未紗希
白鹿村景品交換所の女性。幼い弟がおり、面倒見は良い様子。莎花とも親しく、彼女は仲の良い人物として美美の名を挙げていた。突然やってきた外国人の涼に少々興味を持っている。時折村の年頃の女性で集まっては男性の話などで盛り上がっている様子。DLC「バトルラリー」では白鹿ちゃんハントのホストを務めていた。
蘇 自雄(ソ・ジユウ)
白鹿村で子供達にクンフーを教える大柄な拳法家。陳式太極拳の使い手。涼が『Ⅲ』でほぼ最初に手合わせをする相手。快活で朗らかな性格だが本人曰く村に知り合いは少ないとのこと。DLC「バトルラリー」ではホストを務めていた。
馬 佳齢(メ・ケイレン)
声:もろずみけいか
涼と莎花が宿泊した鳥舞旅社ホテルの受付嬢。髪には無数のヘアカーラーを巻き、迫力のある顔つきをしている。
段 正昌(ダン・ショウショウ)
声:堀内隼人
花咲寺の住職。街で暴れ回っている赤蛇の連中を説教した仕返しに寺を荒らされてしまった。涼には日本の技書をくれる。
洪 徳靖(コウ・トクセイ)
声:藤野裕規
『II』に登場した洪徳林の兄。フォークリフトのアルバイトを涼に斡旋する。あるイベントにて手技「喧嘩アッパーII」を教えてくれる。
盛水華・盛金成
鳥舞旅者に涼達と同じタイミングで宿泊している成金の夫婦。絵に書いたような金持ち夫婦で、涼をはじめ街の商売人等を非常に下に見て差別的な発言を繰り返したりホテルの部屋や店の商品にクレームをつける等嫌味な性格をしている。涼にも終始冷たい態度だが、ある事がきっかけでとある件で一度協力をしてくれる。

  1. ^ シリーズを通じて涼がTIMEX製の腕時計を着用している、『一章』では涼が住友銀行の口座を持っており通帳が作中に登場する、『II』ではZippoの収集(偽物も登場する)ができたり終盤に日立製のテープレコーダーが登場するなど。
  2. ^ 『一章 横須賀』は日本コカ・コーラ、『II』はサッポロビール飲料(後のポッカサッポロフード&ビバレッジ)が提供した。
  3. ^ これらのタイアップは海外版『Shenmue』と逆輸入版にあたる『US Shenmue』では一部、『シェンムーI&II』では全て架空の企業やブランドに置き換えられている。
  1. ^ 『シェンムーI&II』が海外で発売!移植の質はどうなのか!?”. IGN JAPAN (2018年8月21日). 2019年12月8日閲覧。
  2. ^ 「シェンムーIII」4枚の新画像、過去ビルドの新フッテージが公開”. IGN JAPAN (2018年2月25日). 2019年12月8日閲覧。
  3. ^ 祝『シェンムー I&II』発売! 涼の旅路、横須賀の街並、香港での冒険を再び味わうプレイレビュー。若い世代にもプレイしてもらいたい”. ファミ通.com (2018年11月22日). 2019年12月8日閲覧。
  4. ^ a b c [GDC 2014]いかにして「バーチャファイターRPG」は「シェンムー」になっていったのか。鈴木 裕氏が語る「シェンムー」開発秘話”. 4Gamer.net (2014年3月20日). 2019年12月8日閲覧。
  5. ^ 『シェンムー3』出資額3億円あっさり突破「待ってた!」「ドリキャス本体も出して!」”. 週刊アスキー (2015年6月18日). 2019年12月8日閲覧。
  6. ^ ついによみがえる「シェンムーIII」初のトレーラームービーが公開”. GIGAZINE (2017年8月22日). 2019年12月8日閲覧。
  7. ^ 『シェンムー I&II』発売記念! 松風雅也、櫻井孝宏など出演者&冲方 丁、光吉猛修など制作陣から到着したコメントを公開!”. ファミ通.com (2018年11月30日). 2019年5月5日閲覧。
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  14. ^ 令和の時代に『シェンムー』まさかのアニメ化。その経緯と真意とは!? 鈴木裕氏とアニメ制作のキーマンに直撃”. ファミ通.com(株式会社KADOKAWA Game Linkage) (2020年10月24日). 2020年10月25日閲覧。
  15. ^ Shenmue the Animation 公式サイト” (2021年10月15日). 2021年10月30日閲覧。
  16. ^ カットされた第二章が何かしらの形で『シェンムーIII』に収録される!?
  17. ^ アニメ6話
  18. ^ アニメ1話
  19. ^ 『シェンムー3』鈴木裕インタビュー。「旅を終えたとき、ゲームをクリアーしたとき、何が残るか。それが『シェンムー』だと思います」【gamescom 2019】
  20. ^ アニメ3話
  21. ^ アニメ4話
  22. ^ 『一章』のオープニング
  23. ^ アニメ2話
  24. ^ 『シェンムー』の魅力と問題を語る――『シェンムーI&II』発表記念”. IGN JAPAN (2018年4月14日). 2019年12月8日閲覧。
  25. ^ [GDC 2014]いかにして「バーチャファイターRPG」は「シェンムー」になっていったのか。鈴木 裕氏が語る「シェンムー」開発秘話”. 4Gamer (2014年3月20日). 2019年5月6日閲覧。
  26. ^ GDC 2011レポート 鈴木裕氏が語るアーケード筐体開発秘話 「ハングオン」から「シェンムー」まで鈴木氏がファンの質問に本音で解答”. GAME Watch (2011年3月4日). 2018年2月8日閲覧。
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  29. ^ 『シェンムー街』の制作発表会が開催、往年の名作がソーシャルゲームにファミ通.com
  30. ^ a b Shenmue 2 (Dreamcast) - Overview
  31. ^ Microsoft Announces Leading Sega Games for Xbox
  32. ^ https://www.vgchartz.com/game/2032/shenmue-2/?region=All
  33. ^ セガ社「DC」用ソフト 「シェンムー」制作 3年かけた力作、と入交氏」『ゲームマシン』(PDF)、第581号(アミューズメント通信社)、1999年2月15日、3面。
  34. ^ [韓国ゲーム事情#385]「シェンムーオンライン」に問題発生?、4Gamer.net、2005年8月3日。
  35. ^ セガ、中国におけるオンラインゲーム事業から撤退--現地化ができなかったのが原因か、4Gamer.net、2007年6月7日。
  36. ^ 『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』芭月涼(『シェンムー』)など新たな登場キャラクターを一挙公開、ファミ通.com、2015年10月7日。
  37. ^ Shenmue update、KIKIZO FORUMS、2007年8月1日。
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  45. ^ 『シェンムーIII』にフォークリフト登場が確定! 本作の開発状況について鈴木裕氏を直撃
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  47. ^ 「シェンムー3」開発決定 目標200万ドルを8時間半で達成、ITmedia ニュース、2015年6月16日。
  48. ^ 【西田宗千佳のRandomTracking】PS4が開いた新たな市場。早く訪れた収穫期を確実に”. AV Watch. 株式会社インプレス (2015年6月18日). 2021年7月11日閲覧。
  49. ^ 『シェンムー3』への出資額が555万ドルを突破 Kickstarterのビデオゲーム部門で史上最高額を記録、ファミ通.com、2015年7月17日。
  50. ^ https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1706/09/news089.html
  51. ^ 発売日についてのお知らせ | Shenmue3
  52. ^ 莎花役の声優決定! & ボイス収録レポート! | Shenmue3
  53. ^ シェンムーIII』2019年8月27日発売、ファミ通.com、2018年8月21日。
  54. ^ 【セガフェス】「サクラ大戦」が完全新作で復活! 「シェンムーI&II」がPS4で復活!、Game Watch、2018年4月14日。
  55. ^ “アニメ「シェンムー」は4月より配信、追加キャストにM・A・Oや葉山翔太”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年3月10日). https://natalie.mu/comic/news/468848 2022年3月10日閲覧。 
  56. ^ a b c d e “「シェンムー」アニメは2022年に展開、芭月涼と藍帝が拳を交えるKV公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月8日). https://natalie.mu/comic/news/448573 2022年1月8日閲覧。 
  57. ^ a b c d e f g h i j k l m n o CAST&STAFF”. Shenmue the Animation 公式サイト. 2022年1月20日閲覧。






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