カトマイ国立公園 カトマイ国立公園の概要

カトマイ国立公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 03:48 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
カトマイ国立公園
カトマイ国立公園の位置
地域 アメリカ合衆国, アラスカ州
最寄り キングサーモン
座標 北緯58度30分 西経155度0分 / 北緯58.500度 西経155.000度 / 58.500; -155.000座標: 北緯58度30分 西経155度0分 / 北緯58.500度 西経155.000度 / 58.500; -155.000
面積 19,122 km2
創立日 1980年12月2日
訪問者数 82,634人(2007年)
運営組織 アメリカ合衆国国立公園局

公園の歴史

1980年12月2日に設立されたこの公園は、アラスカ半島に位置し、コディアック島(Kodiak Island)の真向かい、公園の本部は近くのキングサーモンアンカレッジの南西の空路約290マイルに位置している。元々は、1918年9月24日ノバルプタ1912年の大噴火によって形成された特異な地形を守るため、国定公園に指定された。この噴火の火砕流により、広さ100 平方キロメートル (40平方マイル)、深さ100から700フィートにも及ぶ、「1万本の煙の谷」(Valley of Ten Thousand Smokes)が生まれた。この名の由来は、谷のいたるところから噴出物の余熱による蒸気が吹き上がっていたことにちなむ。

アトラクション

公園では、ハイキングトレッキングキャンプ山スキー釣りカヤック、ボートツアーができる。公園内には少なくとも14の活火山があり、最近ではフォーピークト火山(Fourpeaked Volcano)が、10,000年以上の休止の後、2006年9月17日より活動を再開した。公園には、パレオアークティック(Paleoarctic)様式からチューレ(Thule)様式までの先史時代の長い居住の歴史を示す無数の遺跡がある。

カトマイは、またヒグマサケラッコクジラホッキョクジリスビーバーライチョウが生息することでよく知られ、川に遡上するサケはクマと人を惹きつけている。世界最多のヒグマが保護されており、その数は2,000頭以上と見積もられている。クマは、ブルックス滝に特によく集まる。そこにはクマ観察用の展望台があり、著名なヒグマの写真の多くがここで撮影されてきた。

来園者の大多数は、ブルックス・キャンプ(Brooks Camp)を訪れる。ブルックス・キャンプは公園内で唯一の開発された場所であり、クマ観察用の展望台以外の場所での数少ない冒険である。公園保護官は、クマが人間の食べ物を取ったり、人間と対立しないように、大変な注意を払っている。結果として、カトマイ国立公園のクマは他に類を見ないほど人間を恐れず、興味を示さない。そして、公園内の他の場所のクマよりも人々がはるかに近くに寄って(そして写真を撮る)ことを許す。

ギャラリー






「カトマイ国立公園」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カトマイ国立公園」の関連用語

カトマイ国立公園のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カトマイ国立公園のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカトマイ国立公園 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS