コバック・バレー国立公園とは? わかりやすく解説

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コバックバレー‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【コバックバレー国立公園】

読み方:こばっくばれーこくりつこうえん

Kobuk Valley National Park米国アラスカ州北西部国立公園1980年設置ベアード山脈ワーリング山脈囲まれコバック川が刻む河谷占める。カリブー群れ移動路となるツンドラ広がり氷食によってできた北極圏最大砂丘地帯がある。


コバック・バレー国立公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/16 05:23 UTC 版)

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コバック・バレー国立公園(こばっく・ばれーこくりつこうえん、Kobuk Valley National Park)は、アラスカ州の北西部、北極線の北40 km(25マイル)に位置する。1980年、アラスカ国家利益土地保護法(Alaska National Interest Lands Conservation Act)により、米国国立公園に指定された。グレート・コバック砂丘(Great Kobuk Sand Dunes)とトナカイの移動ルートで有名である。公園では、自然の中でのキャンプ、ハイキング、トレッキング、犬ぞりが楽しめる。公園には決まった道や道路はない。面積は、7,000 km²(1,700,000エーカー)で、ほぼデラウェア州と同じ広さである。

コバック・バレー国立公園内を流れるアジー川(Agie River)

南はウェアリング山脈(Waring Mountains)、北はベアード山脈(Baird Mountains)が境界となっており、セラウィク国立野生生物保護区(Selawik National Wildlife Refuge)とノアタック国立自然保護地区(Noatak National Preserve)の間の広大な生態系の中心である。チュクチ海まで川沿いに120 km(75マイル)を超える。北極圏の扉国立公園が、西50 km(32マイル)のところにある。最もよく見られる動物は、西部北極圏の400,000頭のトナカイの群れである。群れは、毎年、冬季の繁殖地、ウェアリング山脈の南と夏季の出産地、ベアード山脈(Baird Mountains)の北の間を移動する。コバック川を毎年渡河する群れは、イヌピアック族の人々の自給自足の狩猟の要である。

公園に続く道はない。ノームとコッツビューから、徒歩、犬ぞり、スノー・モービル、小型チャーター機で年間を通じて行くことができる。国立公園の中で最も訪れる者が少ない公園の一つである。

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