TVアニメオリジナル南斗聖拳
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「南斗聖拳」の記事における「TVアニメオリジナル南斗聖拳」の解説
コウモリ拳 南斗聖拳の流れを汲んでいる拳法。シン配下のコウモリ男2人が使い手で、ケンシロウを始末するためパトラが放った。特徴は妖しいメークと、コウモリを模した黒い衣装。さらにマントは翼のようになっていて滑空が可能。武器は腕に装着された3本の刃物の長い爪。動きが素早く、2人掛りで飛翔して斬りつけ、相手の血を吸う。なお、別冊宝島『僕たちの好きな北斗の拳』および『北斗の拳 完全読本』から、拳法名の表記はカタカナでコウモリとする。 南斗龍神拳 シンの配下のドラゴンが使用する炎を操る拳法。名前に関しては劇中ドラゴン本人が「俺の南斗龍神拳」と言っている。 本編中で使用された攻撃技は「ケンシロウに敗れて道案内をさせられていた部下を全身青白い炎に包まれた姿のドラゴンが焼き殺した」、「逃げた奴隷に対しドラゴンが指を向けると火の玉が飛び、命中するとそこにナイフが刺さっていた」「パトラと一緒にポーズを取り、炎の竜を幻と本物を混ぜて次々発射」の三点。 幻術的な要素が強いが、少なくとも口からは本当に火を吐いており、喉をふさがれるとドラゴンが火だるまになって周囲にも燃え移っている描写がある。 南斗爆殺拳 着火したダイナマイトを投擲し、火薬の爆発力によって標的を殺傷する。ケンシロウに追い詰められたジャッカルがうろたえながら発しただけの名称にすぎず、技名のテロップも表示されていない。そのためケンシロウにも「火薬に頼って何が拳法だ」と突っ込まれている。 原作でもほぼ同じ攻撃をジャッカルは行っているが「南斗爆殺拳」の名前はアニメ版のみのためここに記載。 南斗百斬拳 シンの部下ダンテが使い手であり、本編中「ダンテとシンはともに南斗聖拳を学んだ」といった趣旨の説明が本人やシンの発言である。 この技名のテロップが出てからの行動は「右手を握って人差し指と小指だけを立てたあと、もう一度グーにして両手をそれぞれ殴りつける」というもの。 これ以外にダンテは手刀で鉄棒を切断する、パンチでケンシロウが膝をつくほどのダメージを与えるといった描写があるが、これらの技名は特に出てこない。 南斗暗鐘拳 シン配下のザリアが使用した技だが、実際は拳法ではなく呪術である。大聖堂の鐘の音を聞かせることにより、任意の人間の体を切断したり、生者をゾンビのように操ったり、死者(首がちぎれている)の肉体を蘇らせて戦わせたりできる常軌を逸した技。 「南斗暗鐘拳」はテロップで名前が出てくるが、他の南斗聖拳と異なりおどろおどろしいフォントになっている。 南斗風車斬 KING軍所属のスコルピオ軍団のバロンが使用。二枚刃の巨大な斧を振り回して攻撃する技。破壊力はあるが、武器の大きさが大きさだけに、動きは鈍い。 南斗蛇鞭拳 KING軍所属のスネーク軍団のジャンクが使用。鞭を生きた蛇のように操って攻撃する技で、ケンシロウに無数の傷を負わせたが、致命傷とはならなかった。 南斗人間砲弾 KING軍所属のゴールドウルフ隊の隊長ガレッキーが独自に考案した「人間大砲」そのままの技。大砲の砲身に刀剣を携帯した人間を装填して標的に向けて射出し、高空からの落下による位置エネルギーを刀剣での攻撃力に転化する特異な技であるが、特に拳法と呼べるものではない。これには原作者サイドの顰蹙と怒りを買ったようで、これをきっかけに堀江信彦や武論尊がアニメの制作現場にも直接介入することになる。 南斗翔天拳 シンの率いるKING軍副官のジョーカーがケンシロウとの決戦で使った拳。空中を神速で移動して2体の残像を発生させ、三身一体で襲いかかる体術である。残像は相手の攻撃を避けるためのダミーではなく、本体と共に敵を攻撃する実体として使う。しかし次第に高速の動きに適応したケンシロウに密着され、最後は逃げ惑い敗れた。 南斗隼牙拳 アニメ版『北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王』に登場。 拳王軍と敵対する我王軍の将軍ハバキが使い手。鋭い手刀でかまいたちに似た真空波を走らせて剣をも寸断する。奥義である「旋風牙(せんぷうが)」は、斬撃で真空波を伴った複数の旋風を起こし攻撃する。
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