2nd-G
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 22:29 UTC 版)
主要概念:名前の意味が力を持つ概念 対応神話:日本神話(古事記・日本書紀) 対応地域:日本/伊豆七島 2nd-Gの世界観 何もない空間に地中・地表・空のみで構成される一種の筒状構造であり、天体に関しては明確にされていない。2nd-G人類は概念核を自然制御装置として地中に置き、2nd-Gを巨大なバイオスフィア(密閉型の人工生態系)として改造した。人種はLow-Gの日本人とほぼ同様である。概念柄世襲制が中心となり、皇族を中心にして統治されていた。名が一生ついて回る以上、多少の変更は効くものの姓名の意味と能力は一生付き合わなければならない。 2nd-Gの概念戦争 戦争に向けた準備は行われたが、炎竜八叉となった概念核の暴走で危機に瀕したため、最も早くLow-Gに恭順した。助力を求められた大城・宏昌の対処も間に合わず2nd-Gは焼き尽くされ、Low-Gに亡命した2nd-G人類を追って八叉も2nd-Gを離れたので2nd-Gは滅びた。その後宏昌は2nd-Gの技術者達と協同して荒王と十拳を開発、荒王の溶解と自らの死を代償にして十拳に八叉を封印した。
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2nd-G
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鹿島・昭緒(かしま・あきお) 日本UCAT開発部主任。タケミカヅチを意味する2nd-G最高の軍神。 過去に未完成のフツノで事故を起こし、鹿島・奈津(当時は高木姓)の心身に重傷を負わせた。以降は自分の力を厭い、概念兵器のアドバイザーや出力調整に徹する。 そして責任をとる為、何も知らない奈津を娶った。全竜交渉を切っ掛けにしてそれらの過去と向き合い、全て込みで生きる覚悟を得る。極度の愛妻家で家族を撮影するのが趣味。 月読・史弦(つくよみ・しづる) 現日本UCAT開発部部長。2nd-G皇族で月読・京の母。 亡父、月読・有人の調査を条件に所属した為、高齢だがUCAT空白期を知らない。京に対しては一貫して放任主義をとる。ツクヨミの姓により月光を操り、月天弓と併用して戦う2nd-G最大戦力。 熱田・雪人(あつた・ゆきひと) 日本UCAT開発部頸部所属。スサノオを意味する2nd-G最高の剣神。鹿島・昭緒の旧友。 並外れた戦闘力を持つ機殻剣使いで、初対面の人間複数に対しても歩法を発動出来る。 田宮・遼子の同窓で、彼女を慕うが一向に気付いてもらえない。荒い言動と奇特な歌のセンスから、UCATではある種の禁忌扱いをされている。佐山・浅犠と面識がある。 鹿島・奈津(かしま・なつ) 鹿島・昭緒の妻で、鹿島・晴美の母。 Gの事を知らない、Low-Gの一般人。過去に昭緒の起こした事故に巻き込まれて左の薬指と小指を失い、重度の降雨恐怖症を得た。 良妻賢母を絵に描いたような人物だが、昭緒に対して幾つかの嘘があり、それを負目に感じている。父親は日本神話専攻の学者で絵本を出版している。 鹿島・晴美(かしま・はるみ) 鹿島・昭緒と鹿島・奈津の娘。2nd-GとLow-Gの帰化三世。昭緒の溺愛の対象。 鹿島夫妻 鹿島・昭緒の両親。いずれも2nd-G人。刀工の道を捨て、農業で生活する。鹿島・奈津を「なっちゃん」と呼び、溺愛している。飛場・竜徹とは農業仲間。 カシマ 鹿島・昭緒の祖父。大城・宏昌とは犬猿の仲とされる。Low-Gに馴染むのを嫌い、生涯名前に漢字を当てる事はなかった。昭緒の学生時代に死去。
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