tideとは? わかりやすく解説

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tide

別表記:タイド

「tide」とは・「tide」の意味

「tide」とは、潮の満ち引きを指す英単語である。海岸河口付近で、月や太陽引力影響によって海水面上下する現象を表す。また、比喩的に物事流れ情勢変化を示す際にも用いられる

「tide」の発音・読み方

「tide」の発音は、/tάɪd/で「タイド」と読む。母音「i」長音で、子音の「t」や「d」は短く発音する

「tide」の語源・由来

「tide」の語源は、古英語の「tīd」であり、時間時期意味する言葉であった中英語では「tide」に変化し、後に潮の満ち引きを表す言葉として定着した

「tide」の類語

「tide」の類語には、「current流れ)」や「ebb and flow満ち引き)」がある。これらの言葉も、水の流れや潮の動きを表す際に使用される

「tide」を含む用語・関連する用語

「tide(現代アート)」とは

「tide」は、現代アート分野でも用いられることがあり、作品のテーマ概念として潮の満ち引き流れ表現する場合がある。

「high tide(スラング)」とは

high tide」は、潮が満ちている状態を指す。スラングとしては、物事が順調である状況や、好機意味することがある

「low tide」とは

low tide」は、潮が引いている状態を指す。これは、海水面が最も低い時点を示す。

「turn the tide」とは

turn the tide」は、物事流れ情勢逆転させることを意味する成句である。困難な状況から好転させる際に用いられる

「time and tide」とは

time and tide」とは、時間と潮の流れ意味する成句であり、時間待ってくれないことを表す。よく「Time and tide wait for no man」という形で用いられる

「the tide」とは

「the tide」とは、特定の文脈で潮の流れ情勢変化を指す場合がある。例えば、政治的な文脈で「the tide of public opinion」(世論流れ)という表現用いられることがある

「rising tide」とは

rising tide」は、潮が上昇している状態を指す。比喩的には、物事好転し始め状況や、勢い増していることを示す。

「tide」の使い方・例文

1. The tide is high.(潮が満ちている)
2. The tide is low.(潮が引いている)
3. The tide has turned.(情勢逆転した
4. Time and tide wait for no man.(時間待ってくれない
5. The rising tide of public opinion.(高まる世論流れ
6. The ebb and flow of the tide.(潮の満ち引き
7. The tide of change.(変化流れ
8. The tide of history.(歴史の流れ
9. The tide of events.(出来事流れ
10. The tide of battle.(戦い情勢

潮汐

読み方ちょうせき
【英】:tide

海面の高さは一定ではなく低くなったり、高くなったする。低くなった状態を干潮高くなった状態を満潮といい、この干満海面の高さの変化を潮汐という。干潮満潮は、約6時間で繰り返され基本的に一日2回づつ、計4回の干満がある。海面の高さの変化起きるのは、月の引力遠心力のため、月は太陽比べ圧倒的に小さいが距離が近いため、太陽の約2倍の引力ともつ。液体である海水は、月の引力影響強く受け、月に向いている側の海水がもち上がり満潮になり、一方裏側海水は月の引力が最も小さくなり、かつ地球と月回転運動考えた場合回転軸から最も離れるため遠心力大きく作用して膨れ上がり、月に向いた側と同様の満潮になる。中間のエリア海水両側持っていかれるため、干潮となる。地球一日1回自転するので、干潮満潮それぞれ2回ずつ起こる。
地形等の影響で、高潮から高潮までの時間時と場所によって異なる。干潮満潮時刻潮位を主要港湾について計算した表を潮汐表と言う
潮流は、潮汐現象に伴う海水面の上下動によって生じ海面平方向の周期的な海水動きを言う。

潮汐(ちょうせき)tide

周期的に規則正しく海水面昇降する現象を潮汐という。その主要な成分は、月および太陽起潮力によって起こされ、その部分天文潮と呼ぶ。一般に半日に近い周期変動卓越し半日周潮)、1日に近い周期変動がこれに次ぐ(日周潮)。この他気象的な原因よるものがあり、その部分気象潮という。天体起潮力によって、大気にも大気潮汐呼ばれる運動が起こる。また、地球の地殻起潮力により周期的な変形起こすが、その現象地球潮汐と呼ぶ。

潮汐

(tide から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 10:24 UTC 版)

潮汐(ちょうせき)とは、主として太陽引力によって起きる、海面の昇降現象[1]。海岸などでみられる、1日に1~2回のゆっくりした海面の昇降[1]。「潮の干満(しおのかんまん)」、「潮の満ち干(しおのみちひ)」、「潮の満ち引き」とも。大和言葉で「しお」ともいう。漢字ではと書くが、本来は「潮」は「のしお」、「汐」は「夕方のしお」という意味である。原義としてはこれだが一般には海に関するいろいろな意味で「潮」が使われる。


注釈

  1. ^ なお、天体表面の液体だけでなく、気体(大気大気潮汐)にも影響は出ている。また、厳密に言うと、天体の固体部分にも影響は出ており、地球でも(固体地球でも)影響は起きている(地球潮汐)。

出典

  1. ^ a b 『日本大百科全書』(ニッポニカ)
  2. ^ a b c 佐藤、p.135
  3. ^ a b 佐藤、p.136
  4. ^ a b 柳、pp.17-18
  5. ^ a b 柳、pp.18-20
  6. ^ 柳、p.20
  7. ^ 柳、p.24
  8. ^ 柳、p.40
  9. ^ 柳、pp.32-33,40
  10. ^ 柳、pp.23-24
  11. ^ クランシー、p.12
  12. ^ 柳、pp.74-75
  13. ^ クランシー、p.23
  14. ^ 柳、pp.58-60
  15. ^ 柳、pp.66-67
  16. ^ 潮汐は地震を引き起こすのか?”. www-solid.eps.s.u-tokyo.ac.jp. 2024年1月1日閲覧。
  17. ^ 鶴岡弘, 大竹政和、地震発生における地球潮汐の影響 数値シミュレーションによるアプローチ 『地学雑誌』 2002年 111巻 2号 p.256-267, doi:10.5026/jgeography.111.2_256
  18. ^ a b なゐふる91号(2012年10月) (PDF) 日本地震学会
  19. ^ 巨大地震、大潮の時期に発生確率上昇か 東大研究(AFPBB News 2016年9月13日)
  20. ^ 月の引力、大地震と関係か 東大チーム(日本経済新聞 2016年9月13日)
  21. ^ a b 長野県栄村で地震で多発、「潮汐」引き金 地殻変動と重なる 産総研分析(MSN産経ニュース/産経新聞 2012年3月19日)/同記事の夕刊フジ版引用(阿修羅)
  22. ^ 川島秀一『追込漁(おいこみりょう)』<ものと人間の文化史> 法政大学出版局 2008年、ISBN 9784588214219 pp.173,285-288.
  23. ^ 原田英司「<研究・技術報告>実験水槽における水位変化の簡便な自動制御 : 人工潮汐」『瀬戸臨海実験所年報』第2号、京都大学理学部附属瀬戸臨海実験所、1988年3月、25-27頁、NAID 120005327054 



Tide

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 08:57 UTC 版)

舟 (P-MODELのアルバム)」の記事における「Tide」の解説

ENDING ERROR」ではアルバムと違うアレンジ演奏された。

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「Tide」を含む「舟 (P-MODELのアルバム)」の記事については、「舟 (P-MODELのアルバム)」の概要を参照ください。

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