潮位

デジタル大辞泉

ちょう‐い〔テウヰ〕【潮位】

読み方：ちょうい

一定の基準面から測定し、波・うねりなど一時的な海面の昇降を除いた海面の高さ。潮汐(ちょうせき)によって変化する。潮高(ちょうこう)。

気象庁 予報用語

潮位

分野：

潮位に関する用語

意味：

基準面から計った海面の高さで、波浪など短周期の変動を平滑除去したもの。

海の事典

潮位（ちょうい）sea level、 tide level

潮高（ちょうこう）sea level height

一定の規準面から測った海面の高さを潮位と呼ぶが、風浪やうねり、港湾の固有振動（セイシュ）等の短周期変動成分を除き、それをならした、潮汐周期より長い半日以上のゆっくりと変動する成分を指す。したがって、潮位の変化は、主として潮汐によるが、海流の強さの経年変化や、陸氷の融解のような原因による、非常に長い時間スケールで変化する海面水位についても潮位という言葉を用いる。潮位のかわりに潮高と言うこともある。

ウィキペディア

潮位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/21 15:47 UTC 版)

潮位（ちょうい）とは、潮の満ち干きによって変化する海面の高さ。潮高ともいう。風浪や、うねりなどは除くものとする。英語ではTide levelと表記する。似た意味のものとして、海水準などがある。潮位は常に変動するため、平均値を求め平均海水面とする。（海水準参照）

Weblio日本語例文用例辞書

「潮位」の例文・使い方・用例・文例

• 月が軌道の遠地点にあるときに最高潮位が起こる
• 海面の高さ（特に平均満潮位と干潮の間の中間のそれ）
• 検潮儀という潮位測定器
• 検潮所という潮位測定施設
• 同時点の潮位の等しい地点をむすんだ図上の線