鉄人28号 皇帝の紋章
鉄人28号 皇帝の紋章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 01:16 UTC 版)
「ブラックオックス」の記事における「鉄人28号 皇帝の紋章」の解説
『鉄人28号 皇帝の紋章』ではアメリカがフランケン博士に建造させたロボットとして登場し、「皇帝の紋章」争奪戦に参戦した。ファイア二世を撃破した後に鉄人と交戦、妨害電波によって鉄人の自由を奪い、鉄人と正太郎を拿捕した。史上初の「考える(人工知能搭載)ロボット」であり、操縦する必要が無い(時々腕時計型の通信装置を介して指示を仰ぐ)ため驚異的な反応速度を誇るが、知能自体は5歳児程度と非常に未熟なため「わざと」飛べないように設計されている(迷子になったら大変な為)。作中では自我を持っているかのような行動が幾度となく見られたが、生みの親であるフランケン博士曰く、「心など無い」との事。正太郎が脱出を果たした後は日時を指定して再戦に臨むと見せかけ、その前日に旅客機の飛来する空港を急襲する。だが妨害電波対策の有線操縦、さらに村雨やアリスとのチームプレイによって未熟な人工知能の隙を突かれ、鉄人の前に破れる。 敗北後、アメリカ側のエージェントがフランケン博士を見限って致命傷を負わせた一部始終を目撃。報復としてエージェントを惨殺した後は、瀕死の博士によってアリスに託され、鉄人とのタッグでギャロンやファイア三世を倒している。アリスがケリーの下へ去った際にはギルバートと共同で鉄人に敵対するが、ケリーの最期に際してはアリスの命令に反してまで彼女を守った。 終盤では鉄人とのタッグを復活させて人工知能ロビーが操る「溶鉱炉(シュメルツ・オーフェン)」と対戦するも、シュメルツ・オーフェンの圧倒的パワーの前に破壊される。その残骸は敷島博士の手によってリモコンと直結されて操縦電波の増幅器となり、シュメルツ・オーフェンを阻止するために捨て身の戦法を取る鉄人へと操縦電波を送り続けた。
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鉄人28号 皇帝の紋章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 01:22 UTC 版)
「鉄人28号 (架空のロボット)」の記事における「鉄人28号 皇帝の紋章」の解説
『鉄人28号 皇帝の紋章』では原作同様旧日本軍の秘密兵器として作られるが、日本の敗戦を予測していた金田博士によってあえて武装を搭載されず、巨大な「人」として建造された。動力部及び電子頭脳は敷島博士にも解析できないブラックボックスとなっている。後世にて「松井一郎」なる人物が鉄人の研究を行っており、彼の分析によれば「鉄人に燃料が補給された記録は無く、落雷によって起動した」、「金田博士は謎の”石版”を作っていた」という証言から、動力には常温超伝導、電子頭脳にはダイオードが使用されており、双方を金田博士が独自に発明した可能性が高いとされる。 リモコンの形は原作に近いが、2本のレバーは明確に「操縦捍」としてデザインされており、半自動モードでは前後のみ、完全手動モードでは四方に動く。複数のモード切り替え等(作中の時代背景と比較して)複雑な操縦体系を有するため、使いこなせるのはほぼ正太郎のみ。モニターがないにも関わらず本体からレバーに帰ってくるフィードバックを元に操縦したり、水中モード時のクロールの動きを投擲に応用する等の「裏技」すら披露している。また、妨害電波発生装置を搭載したブラックオックスとの戦いでは操縦機と鉄人をコードで接続、操縦機を搭載したジープ上から有線操縦を行えるように改造が施され、有線と無線を切り替えるトリッキーな戦術でオックスを翻弄している。 「皇帝の紋章」の謎を解き明かすために、紋章を狙って世界各国から差し向けられたロボットと交戦。その後全面核戦争を引き起こそうとする人工知能ロビー操る核弾頭搭載型ロボット「溶鉱炉」(シュメルツ・オーフェン)と戦うも、圧倒的なパワーの前に窮地に陥った。シュメルツ・オーフェンが巨大な核ミサイルとなって宇宙空間に打ち上げられようとするに及び、万策尽きた正太郎は両足をもぎ取って軽量化した鉄人をシュメルツ・オーフェンにしがみ付かせ、操縦機と大破したブラックオックスの電波発信装置と組み合わせることで、宇宙空間で核を爆破させるという捨て身の戦法を取る。しかし、宇宙空間に辿り着いた鉄人は沈黙。ロビーは「もう操縦電波は届かない」と嘲笑いながら鉄人を引き剥がそうとしたが、鉄人はまるで意思を持っているかのごとく再起動、頭上で輝く地球に向けて手を伸ばし拳を固める。そのまま拳をシュメルツ・オーフェンに打ち込んで核を爆破させた(この行動が正太郎の操作によるものなのかは不明)。地上で核の爆発が観測された直後、操縦機は機能を停止している。
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