統合後の主な実績とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 統合後の主な実績の意味・解説 

統合後の主な実績

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 11:14 UTC 版)

宇宙航空研究開発機構」の記事における「統合後の主な実績」の解説

2005年平成17年2月26日にはH-IIAロケット7号機ひまわり6号軌道投入成功した7月10日にはM-VロケットによるX線天文衛星すざくの打ち上げにも成功したX線天文学日本世界リードしている宇宙科学分野である。10月10日には小型超音速実験機NEXST-1による飛行実験成功した2006年平成18年)には1月から2月にかけての1か月以内初め連続3機のロケット打ち上げた。このとき打ち上げた陸域観測衛星だいちは災害監視活用され赤外天文衛星あかりは宇宙科学発展貢献している。またひまわり7号1990年平成2年)の米国との衛星調達協定以降初め成功した国産商用衛星であった同年には太陽観測衛星ひのでが打ち上げられ、翌2007年12月にはアメリカサイエンス誌において、さまざまな新発見掲載した『ひので特集号』が刊行された。 2007年平成19年9月打ち上げたかぐやは、月面HD画像地球送信するなどアポロ計画以来世界最大規模月探査成功させ、2009年2月にはこの成果をまとめたサイエンス誌『かぐや特別編集号』が刊行された。 前身ISAS2003年平成15年)に打ち上げたはやぶさ2010年平成22年)に地球帰還し小惑星からのサンプルリターン世界で初め成功させ、2008年7月2011年8月サイエンス誌で『はやぶさ特集号』が刊行された。また同2010年打ち上げたIKAROS宇宙空間での太陽帆航行世界で初め成功させた。世界初成果得た「はやぶさ」と「IKAROS」はギネスブック登録された。 2008年平成20年)からはきぼう宇宙実験棟の運用始まり2009年平成21年)には H-IIBロケット打ち上げ宇宙ステーション補給機による国際宇宙ステーションへ物資輸送成功させたことで、80年代から続けられてきた日本国際宇宙ステーション計画において大きな成果収めた。またNASDA時代から引き続きスペースシャトルソユーズ利用して有人宇宙飛行事業実施している。 2013年平成25年)、打ち上げシステムの革新により低コスト化を図った固体燃料ロケットイプシロンロケット試験機打ち上げ成功2014年平成26年)度からは次世代基幹ロケットH3ロケット開発始まっており、次世代へのロケット技術継承発展進められている。また、コスト削減打ち上げ商業受注目指して、2007年H-IIAの、2013年H-IIB打ち上げ業務大部分三菱重工移管されており、2015年平成27年11月日本初となる純粋な商業打ち上げとなるカナダ通信衛星打ち上げを、H-IIAロケット高度化適用機体成功させた。 2015年平成27年12月には、2010年平成22年5月打ち上げたあかつき金星周回軌道投入することに成功した。これは、日本初となる地球以外惑星周回軌道への探査機投入成功であった2018年平成30年4月には、同年2月TRICOM-1R軌道投入成功により、SS-520ロケット実際に人工衛星打ち上げた史上最小ロケットとしてギネス世界記録に認定された。 2019年令和元年12月には、超低高度衛星技術試験機のつばめが、地球観測衛星軌道としてはもっとも低い高度167.4kmを飛行したとしてギネス世界記録に認定された。 2020年令和2年5月H-IIBロケット9号機が打ち上げられ同年8月同機により打ち上げられこうのとり9号機大気圏再突入しH-IIBHTV計画をすべて成功させて運用終了した。また同年8月には、トヨタ自動車開発していた有人月面車の名前をルナクルーザー決定した同年12月には2014年平成26年)に打ち上げられはやぶさ2回収カプセル地球帰還した2021年令和3年4月中国軍関与していると見られるサイバー攻撃被害受けた警視庁公安部中国共産党関係者書類送検した。。

※この「統合後の主な実績」の解説は、「宇宙航空研究開発機構」の解説の一部です。
「統合後の主な実績」を含む「宇宙航空研究開発機構」の記事については、「宇宙航空研究開発機構」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「統合後の主な実績」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「統合後の主な実績」の関連用語

統合後の主な実績のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



統合後の主な実績のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの宇宙航空研究開発機構 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS