第1作放送終了後の動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 00:02 UTC 版)
「妖怪人間ベム」の記事における「第1作放送終了後の動き」の解説
1972年10月から1973年9月まで東京12チャンネルで火曜19時00分に放送された。 1982年、続編として『妖怪人間ベム パートII』がトップクラフト(スタジオジブリの前身)により制作開始されるも頓挫。詳細は「#パートII(未制作)」を参照。 1992年、レーザーディスク(LD)のLD-BOX「妖怪人間ベム スペシャルコレクション」が発売され、2000セットが完売。 1993年、ケンミン食品「焼ビーフン」のCMキャラクターに起用される。「早く人間になりたい」というセリフと、「早く調理できる」という商品の売り文句をひっかけたもの。ベラがビーフンを作るも、出来上がるのが待ちきれず、ベムとベロが思わず妖怪の姿に変身してしまうというコミカルな内容になっている。このCMでは人間態の指の数が5本に修正されており、ベムとベロは妖怪の姿になると3本指に戻る。ただし、ベラは人間態のみの登場のため、妖怪の姿での指の数は不明。 1993年10月、『月刊少年ガンガン』にて、リメイク漫画『妖怪人間ベムRETURNS』が連載開始(後述)。 1994年、「ヒーローは眠らない」で1週につき3話ずつ放送する再放送が1.7%の視聴率で70%近い占拠率を記録し、番組プレゼントのベロのぬいぐるみ(UFOキャッチャーの景品)に応募が殺到。 1995年、エニックスからフィルムコミックが発売。バンタンインターナショナルからもスクリーンセーバーのCD-ROMとデータとゲームの2枚組CD-ROMが発売され、それぞれ3000部と4000部を売り上げた。 1996年、「病原性大腸菌O157撃退キャンペーン」のキャラクターに起用される。 1998年、TVアニメ「彼氏彼女の事情」(テレビ東京系、監督・庵野秀明)11話において、主人公ら女子高生グループがカラオケボックスにて、本作のOP主題歌を歌う30秒ほどのシーンが登場した。その後、キングレコードよりリリースされた音楽集CDの第2巻には、このシーンの音声(カラオケ曲+声優による歌唱)がそのまま収録されていた(トラック22)。トラック名は「妖怪人間ベム」であった。 2002年、大槻ケンヂ率いるバンド「電車」が2nd アルバムに主題歌のカバーバージョンを収録。同年、タイガー・ジェット・シン、ゴージャス松野、浅野起州(IWA・JAPAN社長)も主題歌をカバーし、アルバム「愛が地球を救うのだ」に収録。 2005年夏、株式会社アプリスから、第1作をモチーフとした企画飲料として、3種(「すっぱーいブルーレモネード味(ベム)」、「ピンクレモネード味(ベラ)」、「あま~いグリーンレモネード味(ベロ)」)の色違いレモネードドリンクが発売された。 2006年4月、第2作の放送が開始(後述)。 2006年、「キャラドリンク」(製造:株式会社アプリス、企画:株式会社ラナ)シリーズの1つとして、第2作をモチーフとした「人間ドリンク 妖怪人間ベム」を発売。キャッチフレーズは「早く『健康な』人間になりたい」。「人間ニナリタイ成分ヲ補給」として「鉄分ガ足リナイ…クランベリー+鉄分(ベム)」「アミノ酸ガ足リナイ…グレープフルーツ+アミノ酸(ベラ)」「カルシウムガ足リナイ…ピーチ+カルシウム(ベロ)」の3種が発売された。 2007年 3月27日、双葉社よりムック本『妖怪人間ベム大全』が発売される。 2007年、子供たちの夏休み期間にあたる7月下旬から8月下旬までの約1ヶ月間にわたってYahoo!動画内のアニメチャンネルにて第1作の全26話が配信された。その際、本編を視聴する直前に「本編には現在では差別的と思われる表現もございますが、製作者側の作家性に配慮して、当時の時代背景のまま放送させて戴きます。どうかご了承下さいませ。」といった主旨の文言がブルーバックに白い文字で書かれた表記が本編前に10秒ほど流された(こうした視聴開始前の表記は、同時期に同じくYahoo!動画で配信されていた『科学忍者隊ガッチャマン』や『紅三四郎』でも見受けられた)。 2010年11月8日より、ニコニコ動画内のチャンネル「フルアニMAX」で第1作が毎週月曜日の18:00に1話ずつ配信された。第1話は無料、第2話以降は配信日の1週間後まで無料で、期間が過ぎた後は有料に切り替わる。2011年4月18日に全話を配信完了した。第2作も2012年4月23日から1作目と同じ曜日と時間に配信され、9月10日に全話配信されたが、9月28日、フルアニMAXの閉鎖に伴い1作目、2作目両方とも動画が視聴不可能となった。 2011年、同年10月22日からのドラマ版放送に先駆けて9月22日から10月13日まで、「妖怪人間ベム」ドラマ化記念!! 原作アニメ傑作選と題して、第1作から厳選された全11話が日本テレビ「ゴゴドラ」枠で放送された。なお、この放送ではOPが主題歌に本編を編集した映像を組み合わせたものとなり、アバンタイトル(妖怪人間の誕生→サブタイトル)を省略して、OPラストにサブタイトルがクレジットされる形となった。 ※ 2017年~「リブートプロジェクト」関連の展開詳細は「#俺たちゃ妖怪人間」の節などを参照。
※この「第1作放送終了後の動き」の解説は、「妖怪人間ベム」の解説の一部です。
「第1作放送終了後の動き」を含む「妖怪人間ベム」の記事については、「妖怪人間ベム」の概要を参照ください。
- 第1作放送終了後の動きのページへのリンク