はっ‐きょう〔‐キヤウ〕【発狂】
きちがい
(発狂 から転送)
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きちがいとは、本来は発狂した人間、端的に状態が著しく常軌を逸した人間を指す。漢字では気違い、気狂いと表記する。また、気が違う、気が狂う、気がふれる、狂人(きょうじん)、キチガイ、キ印(キじるし)とも表現する。インターネットスラングでは基地外、または略してキチ、基地と表記することもある。動詞にすると、「気違いじみる」(自上一)などと使われる。転じて理性が欠如した者や「釣りキチガイ」など愛好家に対する蔑称として使われた。現代の日本では一般的に放送禁止用語としても知られる。
- 1 きちがいとは
- 2 きちがいの概要
発狂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 13:56 UTC 版)
狂気を纏い、大幅にパワーアップする技。力の旧支配者によって習得。
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発狂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 06:49 UTC 版)
「シャルル6世 (フランス王)」の記事における「発狂」の解説
マルムゼの助けを得たシャルル6世の初期の名声は、王が20代半ばに精神病(ガラス妄想)を発症したことですぐに失われた。シャルルの精神病は母ジャンヌ・ド・ブルボンの血筋を通じて遺伝した可能性がある。精神に異常をきたして以降のシャルルは、「親愛王」に加えて「狂気王」の名でも呼ばれるようになった。 初めてシャルル6世に狂気の兆候が現れたのは1392年だった。この年、友人であり助言者でもあったオリヴィエ・ド・クリッソンが暗殺されかけたのを知ったシャルルは、実行犯のピエール・ド・クランを罰することに執念を燃やした。ド・クランがブルターニュ公国に逃げ込み、ブルターニュ公ジャン4世が身柄引き渡しの要求を拒否すると、シャルルはブルターニュとの戦争の準備に取り掛かった。 当時の記録によれば、シャルル6世はブルターニュとの戦争を計画するにあたって「病的な興奮」を示しており、また支離滅裂な言葉を発していた。1392年7月1日、シャルルは軍勢を引き連れてブルターニュへと出発した。行軍の速度は遅く、シャルルを苛立たせた。 8月のある暑い日の朝、行軍中のシャルル6世と護衛の騎士たちはル・マン近郊の森を通りかかった。その時、ぼろを纏った1人の狂人が現れ、裸足で王の馬に駆け寄って手綱を掴むと、「高貴なる王よ、これ以上進んではならない……戻りなさい、あなたは裏切りにあっている」などとわめいた。護衛たちはこの男を追い払ったが、逮捕することはなかった。男はその後30分にわたって一行に付きまとい、繰り返しわめき続けた。 正午に一行が森を抜けた後、小姓の1人が誤って手に持っていた王の槍を落とし、それが別の小姓が運んでいた鋼のヘルメットに当たって大きな音をたてた。その音を聞いたシャルルは身震いすると剣を抜き、「裏切り者に突撃せよ、奴らは私を敵に引き渡すつもりだ」などと叫ぶと、馬に拍車をかけて自軍の騎士に襲いかかった。襲撃は、侍従の1人と兵士数人がシャルルを馬から引きずり下ろし、地面に取り押さえるまでの間続いた。屈服させられたシャルルは微動だにせず、何の反応も見せないまま昏睡状態に陥った。王による襲撃の結果、「バスタール・ド・ポリニャック」として知られる騎士を含む数名が殺害された。 この事件の後、シャルル6世はその生涯にわたって精神異常の発作を繰り返すこととなった。1393年に起きた発作では、シャルルは自分の名前を思い出せなくなり、自分が国王であることも認識できなくなった。妻のイザボー・ド・バヴィエールが自分の部屋に訪れた際には、彼女が何者であるかを召使いに尋ねた上、「この者」を早く出て行かせるために必要な対処をするよう命じた。1395年–1396年頃の発作では、自らが聖ゲオルギオスであると主張したほか、自分の家の紋章は剣に体を貫かれたライオンであるなどと述べた。この時、シャルルは宮廷の官吏全員を認識することができた一方で、自分の妻と子供のことは憶えていなかった。またある時は、パリの王宮(サン・ポール館)の廊下を狂乱状態で走り回ったため、王が逃げ出さないよう館の出入り口が壁で塞がれた。1405年には、入浴と着替えを5か月にわたって拒否し続けた。シャルル6世の治世に生まれたピウス2世が残した記述によれば、シャルルは時に自分の体がガラスでできていると思い込むことがあり、壊れやすい体を保護するため様々な方法を試していた。例として、他の人とぶつかった際に体が粉々にならないよう鉄の棒を服に縫い付けていたという。この症状はのちにガラス妄想として知られるようになった。
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発狂
「発狂」の例文・使い方・用例・文例
- 恐怖で彼は発狂しそうだった。
- その詩人はとうとう発狂した。
- 発狂する.
- 発狂する, もうろくする.
- 発狂する, 頭にくる.
- この暑さで発狂しそうだ.
- ハムレットは発狂したふりをよそおって復讐の機会を狙った.
- 彼の言語といい挙動といいどうしても発狂に違いないと思った
- 誰言うとなく彼は発狂したという噂が立った
- いよいよ発狂だ
- 僕は君と同じく発狂してはおらぬ
- 発狂人が裸で飛び出した
- 彼は発狂したのじゃないか
- (あまり挙動が変だから)発狂でもしはせぬかと思った
- 彼は発狂でもするかと思うほどくやしがった
- 発狂させる
- 彼は失敗して発狂した
- 彼は発狂でもしたような振舞だ
- 彼の熱心は発狂に近い
- 彼らの熱心は発狂に近い
品詞の分類
名詞およびサ変動詞(乱心) | 発狂 猖狂 熱狂 風狂 身悶え |
名詞およびサ変動詞(様子) | 眩耀 偏倚 発狂 荒蕪 鼓腹撃壌 |
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