水俣病を描いた作品
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小説・ルポルタージュ 武田泰淳『鶴のドン・キホーテ』1957年(チッソが原因企業であることを既に会社も地域住民も知りつつ隠している地域事情が描かれている) 水上勉『不知火海沿岸』1959年12月(『別冊文藝春秋』(70号)に掲載。事件の舞台を水潟市とし、新潟水俣病の発生を予見している) 水上勉『海の牙』1960年(『不知火海沿岸』を大幅に加筆し改題) 石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』1969年(この作品によって日本中に水俣病が知られるようになった) 石牟礼道子ほか『みなまた 海のこえ』1982年(絵本) 吉田司『下下戦記』1987年 絵画・写真 ユージン・スミス『Minamata: A Warning to the World』(1975年。邦訳『写真集 水俣』三一書房、1991年) 丸木位里+丸木俊『水俣の図』1980年(270×1490(cm):原爆の図丸木美術館所蔵) 桑原史成『桑原史成写真全集 1』(草の根出版会、2004年) 三枝三七子『よかたい先生』(学研、2013年) 福島菊次郎『公害日本列島―日本の戦後を考える』(三一書房、1980年)(「水俣」の写真のネガは共同通信イメージズが保有。サイト上で一部公開されている。) 映画 土本典昭『水俣 患者さんとその世界』1971年(ドキュメンタリー) 『水俣一揆-一生を問う人びと-』1973年(ドキュメンタリー) 『実録 公調委』1973年(ドキュメンタリー) 『回想 川本輝夫 ミナマタ 井戸を掘ったひと』1999年(ドキュメンタリー) 『みなまた日記 甦える魂を訪ねて』 2004年(ドキュメンタリー) 土本典昭・小池征人・有馬澄雄『水俣病-その20年-』1976年(ドキュメンタリー) 小池裕子『勧進』1971年(ドキュメンタリー) 一之瀬正史『死民の道』1972年(ドキュメンタリー) 中谷芙二子『水俣病を告発する会 - テント村ビデオ日記』 1972年(ドキュメンタリー) 香取直孝『無辜なる海-1982年 水俣-』1983年(ドキュメンタリー) 佐藤真『阿賀に生きる』1992年(新潟水俣病を題材にしたドキュメンタリー) アンドリュー・レヴィタス『MINAMATA-ミナマタ-』2021年(ユージン・スミスの写真集を原作とする劇映画) 原一男『水俣曼荼羅』2021年(ドキュメンタリー) テレビ番組 『奇病のかげに』1959年11月29日(小倉一郎がディレクターを務めたNHK制作のドキュメンタリー番組「日本の素顔シリーズ」) 『現代の映像 チッソ株主総会』1970年12月4日(NHK) 『特別番組 村野タマノの証言 水俣の17年』1972年(ドキュメンタリー、NHK) こころの時代『水俣 いのちの海のただなかで』2020年4月12日(ドキュメンタリー、NHK Eテレ) 音楽 荻久保和明「しゅうりりえんえん - みなまた海のこえ -」(合唱組曲) 海援隊「水俣の青い空」(石牟礼道子著『苦海浄土-わが水俣病』第三章「ゆき女きき書」から抜粋した詩に曲をつけたもの) 上条恒彦「花あかり」(石牟礼道子著『苦海浄土』から詩をとり曲をつけたもの。宮崎駿企画によるCD『お母さんの写真』に収録されている) 秋吉敏子=ルー・タバキンビッグバンド「ミナマタ」(アルバム『インサイツ』に収録) ブッシュ (バンド)「The Disease of the Dancing Cats」(アルバム『The Science of Things』に収録) 漫画 ジョージ秋山『銭ゲバ』 手塚治虫『ブラック・ジャック』にも水俣病を題材にしたと思われる作品が複数ある。 演劇 風琴工房『hg』2008年
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