disease
「disease」とは、病気のことを意味する表現である。
「disease」とは・「disease」の意味
「disease」は、病気や疾病、社会などの悪弊を意味する英単語である。「disease」は可算名詞のため、特定の一つの時は「the」、不特定の一つの時は「a」を、これ・あれと示す時は「this」「that」が前につく。例えば、動詞の「cure」の後に「disease」をつけた場合、「cure a disease」となり、病気を治療するという意味になる。「disease」の複数形
「disease」の複数形は、最後に「s」がついて「diseases」となる。「disease」の発音・読み方
「disease」の発音記号は、「dɪzíːz」である。発音は「ディィズィーズ」を目安とするとよい。「d」は舌先を前歯の歯茎裏につけた状態で発音する。「ɪ」は「エ」と「イ」の間の音を意識するとよい。「z」は、舌先を前歯の裏側に近づけ、その隙間から息を出し発音する。「íː」は、口を小さく開け「イー」と伸ばす。最後に「z」は、舌先を前歯の歯茎裏に近づけ発音する。「disease」の活用変化一覧
「disease」は動詞ではないため語形が変化しないが、最後に「d」をつけることで、病気に罹った・病的なを意味する形容詞の「diseased」になる。「disease」の語源・由来
「disease」は、安静・安楽を意味する「ease」が由来である。「ease」の前に否定の接頭辞である「dis」がつくことで、「安楽ではない状態」、つまり「病気」を意味する語となった。「disease」の覚え方
「disease」は、「安楽(ease)ではない(dis)」=「病気」と覚えるとよい。「dis」は、多くの語の前につくため、意味や使い方を覚えておくと他の語でも活用することができる。「disease」と「sick」と「illness」の違い
「disease」は、原因や症状が特定でき、病名がはっきりわかる疾患のときに用いられる。特に、伝染病や臓器が関わる疾患の時が多い。「sick」は形容詞で、病気の・病にかかった・吐きそうでという意味で用いられる。「sick」は病気というよりも、吐きそうなど体調不良で使われることが多い。また、名詞として使う場合は「sickness」となる。「illness」は、精神障害や長期の病気の時に用いられ、「sick」や「sickness」と比べて症状は重い。「disease」の類語
「Dis-ease(BTSの曲)」とは
「Dis-ease」とは、韓国の7人組アイドルグループBTSの曲である。アルバム「BE」に収録されている曲で、英語タイトルが「Dis-ease」、韓国語タイトルが「병」となっている。この曲の作詞作曲にはメンバーのSUGA、J-HOPE、RM、JIMINが参加している。特に、J-HOPEが多く参加した曲で、「病気」というタイトルではあるが、ここから乗り越えていくという希望のメッセージも込められている。
「disease」を含むその他の用語の解説
「Alzheimer's disease」とは
「Alzheimer's disease」とは、アルツハイマー病のことをいう。アルツハイマー病は認知症の一種で、脳が適切に機能しなくなることで、記憶や思考、行動に問題が起こるようになる。アルツハイマー病の初期症状としては、最近あったことが思い出せなくなる。
「celiac disease」とは
「celiac disease」とは、セリアック病のことをいう。セリアック病は、小麦に含まれるグルテンのグリアジン成分が原因で吸収不良を引き起こす疾患で、北欧系の人々に多くみられる。この疾患は遺伝性疾患で、欧州の150人に1人が患っていると推測される。
「infectious diseases」とは
「infectious diseases」とは、感染症のことをいう。感染症は、体の中に病原体が侵入することによって引き起こされる病気で、垂直感染や水平感染によって感染する。垂直感染は、一般的に母子感染のことをいい、風疹やB型肝炎などがある。水平感染には、接触感染や飛沫感染、空気感染、媒介物感染があり、インフルエンザは飛沫感染、食中毒は媒介物感染に該当する。
「heart disease」とは
「heart disease」とは、心疾患のことをいう。心疾患は、生まれたばかりの赤ちゃんから成人した大人まで、年齢にかかわらず発症する。生まれたばかりの赤ちゃんが心臓に何らかの問題を持っている割合は100人に1人で、これを先天性心疾患という。また、心疾患の大部分を占める虚血性心疾患は、心筋が酸素および栄養不足に陥る疾患で、狭心症や心筋梗塞が当てはまる。
「disease」の使い方・例文
・He is susceptible to diseases.(彼は病気に罹りやすい。)・Some diseases are carried by mosquitoes.(病気の中には蚊によって運ばれるものがある。)
病気
(Disease から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 04:36 UTC 版)
—世界保健機関憲章
注釈
- ^ 「本人あるいは周囲が」としたのは、精神疾患や軽症の疾患の中には、本人は生活上の不都合を感じないが、周囲の人が生活上支障をきたすために治療の必要性を感じる場合があるからである。これは病気と類似概念の混同である。 精神疾患、病気#病気と「疾患」・「疾病」も参照のこと。
- ^ 一般の人々は、医師からの説明を聞いて、それを自分の考えとして採用することもある。また逆に医師の側も、患者から報告を聞いて、はじめて何かを「疾患」と認識し、そうした断片的情報が学会などで徐々に集約されて、あらためて大規模統計がとられる場合もある。マスコミで医師が語る内容も人々の病気観に影響を与える。
- ^ 遺伝的背景と生活習慣が原因となる本態性高血圧症は高血圧の80 〜 90%であって、残りの10 〜 20%は高血圧の基礎疾患が明らかな二次性高血圧症である。二次性高血圧症では基礎疾患の早期発見・早期治療が重要である[4]。
- ^ 不眠のなかには、実は本当の原因として、周期性四肢運動障害、むずむず脚症候群、概日リズム睡眠障害、うつ病などが隠れている場合があるから、鑑別診断が重要である[5]。
出典
- ^ a b c 吉松和哉; 小泉典章; 川野雅資『精神看護学I』(6版)ヌーヴェルヒロカワ、2010年、71頁。ISBN 978-4-86174-064-0。
- ^ “The Anthropologies of Illness and Sickness”. Annual Review of Anthropology (1982年10月). doi:10.1146/annurev.an.11.100182.001353. 2009年12月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 岡本裕「はじめに~第1章」『9割の病気は自分で治せる』中経出版、2009年、1-46頁。
- ^ 『今日の治療指針2011年版』医学書院、2011年、339頁。
- ^ 『今日の診断指針第6版』医学書院、2010年、339頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 岡本裕「第3章」『9割の病気は自分で治せる』中経出版、2009年、121-138頁。
「disease」の例文・使い方・用例・文例
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