こうげん‐けんさ〔カウゲン‐〕【抗原検査】
迅速抗原検査
(抗原検査 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/22 15:25 UTC 版)
迅速抗原検査(じんそくこうげんけんさ)とは、アフィニティークロマトグラフィーを応用した抗原検査法。
- ^ a b “活用広がる「迅速抗原検査」、そのメリットとデメリット”. 2021年6月26日閲覧。
- 1 迅速抗原検査とは
- 2 迅速抗原検査の概要
抗原検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 03:44 UTC 版)
今、感染しているかいないかがわかる検査であり厚生労働省で承認されている体外診断用医薬品(クイックナビ-COVID19 Agキット)を用いて鼻の奥の粘膜、唾液から検査が可能。鼻咽頭ぬぐい液をスワブ(長い綿棒)で採取し、試薬を用いて調べる迅速かつ簡便な検査。検査結果は当日約30分で判明する。PCR検査に比べると迅速かつ簡便で安価な検査である代わりに、ウイルス量が多くないと検出できないという特徴があり、偽陰性の割合がPCR検査に比べると高いとされる。そのため、やや感度が低い検査であり、陽性となった場合は確定診断として十分な判断材料となるが、陰性となった場合も、完全には新型コロナウイルスに感染していないと確定することは出来ない。また、保険外診療で自費診療となる。
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抗原検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:21 UTC 版)
「日本における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」の記事における「抗原検査」の解説
4月27日、加藤は、ウイルス感染の有無を短時間で判定する「抗原検査」について、「富士レビオ」から承認申請があったことを明らかにした。5月中にも承認され医療現場で使える可能性がある。鼻の奥の粘液を採取して検査キットに入れ、15分程度で反応が表れる。インフルエンザの迅速検査と同様の仕組みである。現在のPCR検査は4-6時間かかるため、検査待ちが数日から1週間かかる。検査キットが実用化すれば患者を短時間で調べられる。現在、複数の会社が開発を進めており、PCR検査と抗原検査の使い分けなど検討する。 5月8日、みらかホールディングス製のウイルス感染を簡易診断できる「抗原検査」検査キットが、国内で初めて実用化される。来週、厚生労働省が薬事承認する方針。承認が下りれば遅れている検査体制を整えられる。 5月12日、加藤は、「富士レビオ」が4月に承認申請した「抗原検査」キットを、13日付で承認することを明らかにした。抗原検査は、陽性なら15分程度、陰性なら30分程度で判定が可能で、検査体制が大幅に拡充する。同社は、1週間に20万件の検査に供給する。 5月21日、福田栃木県知事は、「全国知事会で抗原検査について、検査対象者を国が示すべきだ」と発言した。厚生労働省は、抗原検査は症状のない人に勧めないとするガイドラインを公表。検査キットを全国の特定機能病院や救命救急センターに優先して供給する方針だが、検査対象者を明確に明示していないため、保健所は混乱が生じている。 6月5日、日立製作所と東芝は、検査試薬メーカー「富士レビオ」に協力し「抗原検査」キットの製造支援に着手する。厚生労働省は、5月に国内初めて富士レビオの検査キッドを承認し、公的医療保険の対象になった。日立と東芝は、コロナ感染拡大の「第2波」の再流行に備えるもので、国内の検査能力の増強に協力することを目指す。抗原検査は、救急患者を医療施設に入れる直前や、帰国者の感染の防止など、判定に時間を要するPCR検査を補完する役割を担う。
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抗原検査
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「COVID-19の検査」の記事における「抗原検査」の解説
新型コロナウイルスに対する抗体があるかどうかを調べる。陽性であれば、ウイルスに感染したことがあり、その結果、免疫力を獲得したことになると考えられている。 感染に対する免疫反応の一部は、IgMおよびIgGを含む抗体の産生である。これらの抗体は、症状発症後7日程度から始まる個人の感染を検出したり、免疫力を判定したり、集団サーベイランスで使用することができる[要出典]。 アッセイは中央検査室(CLT)または臨床現場即時検査(PoCT)で実施することができる。多くの臨床検査室で使用されているハイスループット自動化システムは、これらのアッセイを実施することができるが、その利用可能性は各システムの生産速度に依存する。CLTでは末梢血の1検体が一般的に使用されるが、免疫反応を追跡するため、時間経過を追った検体を使用することもできる。PoCTでは、血液の単一検体は通常、皮膚穿刺によって得られる。PCR法とは異なり、アッセイ前の抽出ステップは必要ない。 米国では2020年3月30日までに臨床現場即時検査検査が可能になることが期待されていた。3月9日現在、抗体を検出する血液検査が開発されている。これまでに感染したことがあるかどうかの判定が可能になり、症状が出たかどうかに関係なく機能することが期待されている。IgM抗体とIgG抗体の両方を検出することで、15分で結果が返ってくることが期待されている。 3月下旬、Euroimmun Medical Laboratory Diagnostics社とEpitope Diagnostics社は、血液サンプル中のウイルスに対するIgGおよびIgA抗体を検出できる検査キットの欧州承認を取得した。検査能力は数時間以内に数百サンプルであるため、従来のウイルスRNAのPCRアッセイよりもはるかに高速である。抗体は通常、感染発症から14日後に検出可能である。
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