大木あまりとは? わかりやすく解説

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大木あまり

大木あまりの俳句

さくら咲く山河に生まれ短気なり
さくら咲く氷のひかり引き継ぎて
ふたりして岬の凩きくことも
ぼろ市や空一枚を使ひけり
もうなにも起こらぬ家の蚊遣かな
イエスよりマリアは若し草の絮
人形のだれにも抱かれ草の花
冬の雁子を産む齢すぎにけり
友に恋われに税くる蕗の雨
喪の家の焼いて縮める桜鯛
夫にして悪友なりし榾を焼く
守るべき家ありどつと花の冷え
寒月下あにいもうとのやうに寝て
湯気のたつ馬に手を置くクリスマス
火に投げし鶏頭根ごと立ちあがる
父の忌の噴井の底のうすあかり
花束のセロファンくもる墓参かな
蟬の眼をはこんでゐたる秋の蟻
 

大木あまり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/23 23:04 UTC 版)

大木 あまり(おおき あまり、1941年6月1日 - )は、日本の俳人。本名は吉本章栄(ふみえ)[1]


  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.444
  2. ^ 俳話会役員”. 横浜俳話会. 2016年2月26日閲覧。


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