千葉皓史とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 歌人 > 歌人 > 千葉皓史の意味・解説 

千葉皓史

千葉皓史の俳句

七夕竹畳の上に出来上る
冬川につきあたりたる家族かな
外套の大人と歩む子供かな
裸子がわれの裸をよろこべり
 

千葉皓史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 23:35 UTC 版)

千葉 皓史(ちば こうじ、1947年(昭和22年) - )は、俳人篆刻家デザイナー。俳号は同じ字で読みは「こうし」。

来歴

東京都生まれ、早稲田大学卒業。卒業後は文具店に勤務。

1978年「泉」に入会、俳句を石田勝彦綾部仁喜に師事。1985年泉賞受賞。1989年大木あまり長谷川櫂とともに「夏至」創刊に参加。1991年第一句集『郊外』により第15回俳人協会新人賞を受賞。2024年第二句集『家族』により第63回俳人協会賞を受賞。代表句に「裸子がわれの裸をよろこべり」など。「泉」「夏至」同人を経て現在は結社無所属。俳人協会会員。

また篆刻菅原石廬に学び、日展篆刻部入選、読売書法展篆刻部秀逸などを受けている。

1987年、和文具・和雑貨のブランド「GENRO (ゲンロ)」を創業、以後オーナー兼デザイナーとして活動。ラバースタンプ「四季の印」がヒットし、2005年には杉並区上井草の社屋一階に自社商品を置いたカフェ「茶・いぐさ」を開店。2008年に「genro & cafe」に改称し現在は息子が経営を続けている。同店は2005年に杉並区商店コンクール優秀賞、2006年には第9回杉並「まち」デザイン賞を受賞した。

任意団体「まちづくり上井草」代表として同地の町づくり活動にも取り組み、上井草商店街発行のフリーマガジン『Vinci(ヴィンチ)』の編集にも携わっている。

著書

  • 現代俳句ニューウェイブ(共著、立風書房、1990年)
  • 句集 郊外(花神社、1991年)
  • 句集 家族(ふらんす堂、2023年)

出典

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「千葉皓史」の関連用語

千葉皓史のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



千葉皓史のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの千葉皓史 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS