千歳飛行場と新千歳空港の関係とは? わかりやすく解説

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千歳飛行場と新千歳空港の関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:22 UTC 版)

新千歳空港」の記事における「千歳飛行場と新千歳空港の関係」の解説

千歳飛行場(旧:千歳空港)と新千歳空港は、隣接はしているものの、法的に別の飛行場である。しかし、航空自衛隊千歳基地でもある千歳飛行場は現在も共用飛行場となっており、新千歳空港とは誘導路つながっていて航空機行き来が可能であり、管制一括して航空自衛隊が行っている。日本国政府専用機2機の格納庫、および運用を行う航空自衛隊航空支援集団特別航空輸送隊置かれている。政府専用機訓練等で新千歳空港滑走路使用することや、冬期除雪作業などで新千歳空港滑走路運用難しい時、アクシデント発生時などには、千歳飛行場民間航空機離着陸が行われることもある。 千歳飛行場側には、滑走路は平行に2,700mと3,000mの2本がある。後者は900mの過走帯があり、実質4,000m級である。新千歳併せて4本の滑走路があり、これらはほぼ並行している。2本ずつ同じ方向隣接した滑走路は、パイロットからも混同される場合がある。大事に至っていないものの、空港北側からアプローチする場合中心に千歳飛行場との滑走路誤認が、2006年まで3年間に11発生しており、その対策課題となっている。 旧千歳空港ターミナルビル建物1995年3月オープンした輸入促進商業施設千歳ワールドマーケット・プレイスNEWS」として再利用されたが、1998年3月経営悪化のため閉鎖された。その後立地していた場所は空き地となったが、海上保安庁庁舎の隣に日本航空ハンガー政府専用機エプロンより南側に、千歳飛行場時代からあるスポット国土交通省管理のまま残されており、現在も民間機駐機通常夜間駐機用が主体)に使用されている。これらにより、北方圏、アジア・太平洋地域とより利便性の高い輸送体制を確立した管制業務千歳飛行場新千歳空港の両空港で一体運用され航空自衛隊千歳管制隊が、両飛行場の間にある管制塔およびレーダールームで、航空管制業務行っている。 1990年代冬季新千歳空港凍結があった際、千歳飛行場滑走路使用して離陸したこともある。 2017年8月訪日外国人増加対応するため、千歳基地東側滑走路民間利用について検討が行われることとなった。特に中国韓国などアジア圏観光客増加しており、アジア圏格安航空会社 (LCC) の新千歳空港発着便増便備えるため、2018年度以降千歳基地民間利用が可能かどうか調査する千歳基地民間利用実現した場合新千歳空港千歳基地滑走路1本を含めた滑走路3本実質的に使用することとなる。 ほとんどの内外航空会社システムでは空港コードCTS使用しているが、唯一日本航空のみ札幌都市コードであるSPKを当空港用に使用していた。現在は、日本航空グループ2017年10月より、CTS統一している。 管制塔千歳基地新千歳空港での日本国政府専用機2004年3月

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