#MeToo
読み方:ミートゥー
別名:MeTooタグ、MeTooハッシュタグ
女性が自身の受けたセクハラ行為を告発するために用いられている、ソーシャルメディア上のハッシュタグ。および、同ハッシュタグを用いたセクハラ告発のキャンペーン。
オンラインメディア「HuntingtonPost」によれば、#MeTooタグを使ったセクハラ告発キャンペーンは2007年にタラナ・バーク(Tarana Burke)によって提案された。それ以降2010年代半ばにかけて徐々に機運が高まり、2010年代後半には世界的なムーブメントになっている。
2017年10月に女優のアリッサ・ミラノ(Alyssa Milano)が、もし性的ハラスメントや性的暴行に遭ったことがあれば#MeTooタグを付けてリプライして欲しいと発言したところ、数万単位のリプライが返ってきたという。BuzzFeedがこれを報じている。
概して自分が性的被害を遭った体験を公にするのは勇気がいるものであるが、誰かが発信した告発に「私も」と投稿するだけなら敷居は低くなる。泣き寝入り状態に甘んじている女性が皆「私も」と声をあげれば、世の女性が性的被害に苛まれている事態の深刻さが分かるかもしれない、という期待と共にムーブメントは続いている。
別名:MeTooタグ、MeTooハッシュタグ
女性が自身の受けたセクハラ行為を告発するために用いられている、ソーシャルメディア上のハッシュタグ。および、同ハッシュタグを用いたセクハラ告発のキャンペーン。
オンラインメディア「HuntingtonPost」によれば、#MeTooタグを使ったセクハラ告発キャンペーンは2007年にタラナ・バーク(Tarana Burke)によって提案された。それ以降2010年代半ばにかけて徐々に機運が高まり、2010年代後半には世界的なムーブメントになっている。
2017年10月に女優のアリッサ・ミラノ(Alyssa Milano)が、もし性的ハラスメントや性的暴行に遭ったことがあれば#MeTooタグを付けてリプライして欲しいと発言したところ、数万単位のリプライが返ってきたという。BuzzFeedがこれを報じている。
概して自分が性的被害を遭った体験を公にするのは勇気がいるものであるが、誰かが発信した告発に「私も」と投稿するだけなら敷居は低くなる。泣き寝入り状態に甘んじている女性が皆「私も」と声をあげれば、世の女性が性的被害に苛まれている事態の深刻さが分かるかもしれない、という期待と共にムーブメントは続いている。
me too
別表記:ミートゥー
「me too」とは、私も・同じくのことを意味する英語表現である。
また「me too」は相手が直前に言ったことに対して同意見だと答える英語表現だが、返し方にはいくつか注意が必要な点がある。例えば相手が動詞を否定している言葉を言ったとき、「me too」と返すことはできない。否定文に対して「私も」と返答したいのであれば、「me too」ではなく「me neither」が使われている。
「I love you.」と言われたとき、「me too」と返すと、「私もあなたが好き」ではなく「私も私が好き」の意味になる。そのため「I love you.」に対して「私もあなたが好き」と返したい場合には、「I love you, too」もしくは「Love you, too」が適している。
・So do I./So am I.(私も)
・Same./Same here.(同じく)
・I feel you.(わかる)
相手の言ったことに対して「me too」の表現ばかり使っていると、幼い印象を与えてしまうこともあるため、類語も含めた使い分けが必要になる。またネイティブの場合、相手が言ったことに対して同じ思いを示す表現として「Join the club.」が使われることもある。
「#MeToo運動」とは、2017年にアメリカを中心に広まった性暴力やセクハラなどの撲滅を目指す運動のことである。実際の活動ではSNSに「#MeToo」をつけて自身のセクハラや性的暴行などの体験を告白している。「#MeToo」をつけて「私も被害者である」と発信することで、今まで被害に遭っても言えなかった人が次々とネット上に書き込んだことで「#MeToo運動」は大きく広がった。また実際に「#MeToo運動」の結果、性暴力やセクハラの加害者が辞任や解雇に追い込まれたケースもある。
欧米における「#MeToo運動」では、ハリウッド著名人たちが多く賛同を示したことで被害を見て見ぬ振りをするのを終わりにすることを目的とした「タイムズ・アップ」運動が起こっている。一方日本では「#MeToo運動」が世界各国と比較すると大きな運動に発展していなかったため、2018年にフリージャーナリストの伊藤詩織が「WeToo」を提唱している。「WeToo」は「私たちも行動する」を意味していて、より多くの女性が運動に参加しやすい環境作りを目指している。
・I like baseball.(野球が好き)
Me too.(僕も好き)
・I want summer vacation to come soon.(早く夏休みになってほしい)
Me too.(私も)
・I saw him at the school yesterday.(昨日学校で彼と会った)
Really? Me too.(本当に?僕もだよ)
「me too」とは、私も・同じくのことを意味する英語表現である。
「me too」とは・「me too」の意味
「me too」には、私も・同じく・私も同じ意見などの意味があげられる。相手が直前に言ったことに対する返事として、自分自身も同じ意見だと伝えるときに使う英語表現である。また「me too」ではなく、「me, too」と表記する場合もあるが、これはカンマがあるのがアメリカ英語なのに対し、カンマをつけないのがイギリス英語という違いである。ただしアメリカ英語の場合も、カンマをつけなければ間違いというわけではない。「too」の前にカンマをつけてもつけなくても意味は同じである。また「me too」は相手が直前に言ったことに対して同意見だと答える英語表現だが、返し方にはいくつか注意が必要な点がある。例えば相手が動詞を否定している言葉を言ったとき、「me too」と返すことはできない。否定文に対して「私も」と返答したいのであれば、「me too」ではなく「me neither」が使われている。
「I love you.」と言われたとき、「me too」と返すと、「私もあなたが好き」ではなく「私も私が好き」の意味になる。そのため「I love you.」に対して「私もあなたが好き」と返したい場合には、「I love you, too」もしくは「Love you, too」が適している。
「me too」の発音・読み方
「me too」における発音記号は、「míːtúː」である。カタカナで表記する場合には「ミートゥー」となることが多いが、「ミィートゥゥー」のほうが実際の発音に近いカタカナ表記となる。「me too」の語源・由来
「me too」は、「me(私に)」と「too(さらに、~もまた)」が組み合わさってできた英語表現である。「me」の語源は古期英語の「miz(私に)」で、「too」は「to(その方向へ)」に「o」がついた英語表現であり、さらにその方向へ行くというイメージで使われている。「me too」の類語
「me too」の類語には、以下のような英語表現があげられる。・So do I./So am I.(私も)
・Same./Same here.(同じく)
・I feel you.(わかる)
相手の言ったことに対して「me too」の表現ばかり使っていると、幼い印象を与えてしまうこともあるため、類語も含めた使い分けが必要になる。またネイティブの場合、相手が言ったことに対して同じ思いを示す表現として「Join the club.」が使われることもある。
「Me Too(メーガン・トレイナーの曲)」とは
「Me Too(メーガン・トレイナーの曲)」とは、アメリカ合衆国の女性シンガーソングライターの楽曲である。楽曲をうたっているメーガン・トレイナーは2014年にデビューシングルをリリースし、アメリカ国内で1000万枚を売り上げている。また「Me too」という楽曲は、2018年に日本でも公開された映画『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』の主題歌である。「me too」を含むその他の用語の解説
「#MeToo運動」とは
「#MeToo運動」とは、2017年にアメリカを中心に広まった性暴力やセクハラなどの撲滅を目指す運動のことである。実際の活動ではSNSに「#MeToo」をつけて自身のセクハラや性的暴行などの体験を告白している。「#MeToo」をつけて「私も被害者である」と発信することで、今まで被害に遭っても言えなかった人が次々とネット上に書き込んだことで「#MeToo運動」は大きく広がった。また実際に「#MeToo運動」の結果、性暴力やセクハラの加害者が辞任や解雇に追い込まれたケースもある。
欧米における「#MeToo運動」では、ハリウッド著名人たちが多く賛同を示したことで被害を見て見ぬ振りをするのを終わりにすることを目的とした「タイムズ・アップ」運動が起こっている。一方日本では「#MeToo運動」が世界各国と比較すると大きな運動に発展していなかったため、2018年にフリージャーナリストの伊藤詩織が「WeToo」を提唱している。「WeToo」は「私たちも行動する」を意味していて、より多くの女性が運動に参加しやすい環境作りを目指している。
「me too」の使い方・例文
「me too」の使い方には、以下のような例文があげられる。・I like baseball.(野球が好き)
Me too.(僕も好き)
・I want summer vacation to come soon.(早く夏休みになってほしい)
Me too.(私も)
・I saw him at the school yesterday.(昨日学校で彼と会った)
Really? Me too.(本当に?僕もだよ)
Me too
別表記:ミートゥー
「Me too」とは、私も同じ意見ですを意味する英語表現である。
英語で「Me too」を使う時に気をつけるべきことは、日本語の「私も」と全く同じ感覚で用いると異なる意味合いになることである。「Nice to meet you(あなたに会えて嬉しい)」と言われた時に「Me too(私も)」と返すと、「私も私に会えて嬉しい」という意味になってしまう。目的語が「you(あなた)」の場合、「Me too」と返すのは間違いである。「Nice to meet you, too(私もあなたに会えて嬉しい)」と返すのが正解である。「I don't like apples(私はリンゴが嫌いだ)」などの否定文においても、「Me too(私も)」と返すのは間違いである。「Me neither(私も嫌いだ)」と返すのが正解である。
「Me too」は、アメリカの人気シンガーソングライターのメーガン・トレイナーの楽曲のタイトルでもある。メーガンは一般的にはぽっちゃり体型と呼ばれるスタイルであるが、自分のことが好きで仕方がないというポジティブな歌詞で共感を得た。「If I was you, I’d wanna be me, too(もし私があなたでも、私も私になりたい)」という自分への賛歌である。
「Me too運動」とは、性的暴力や嫌がらせの被害者 (通常は女性) が、そのような行為がどれほど蔓延しているかを批判する目的で、自分の経験を公に共有することを奨励する運動である。「Me too運動」というフレーズ自体は、2006年に活動家のタラナ・バークが使用したのが最初であるが、運動として社会的に認知される起源となったのは、2017年に映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが、ハリウッドの女優達から性的違法行為で告発されたことである。ハッシュタグとしてSNSで広がり、多くの被害者たちが声をあげるようになった。
日本において、「Me too運動」は欧米ほど浸透していない。日本社会は同調圧力が強い傾向があるため、勇気をもって声をあげても被害者に対して風当たりが強いことが多い。男女格差を示すジェンダーギャップ指数も、2022年においては146カ国中116位と世界と比較しても極めて低い。そのため、なかなか「Me too運動」が浸透しないのではないかと言われている。
「Me too案件」とは、性的暴力や嫌がらせなどの被害を告発するために、「Me too」をつけてSNSなどに投稿された案件のことである。また、政治家などが時代錯誤なセクハラ発言やパワハラ発言などを行った時などにも、セクハラ・パワハラとして批判すべき案件だという意味で「これはMe too案件だ」という表現がされることもある。
・I like chocolates. Me too.(私はチョコレートが好きだ。私も)
・It seems like the original purpose of Me too was achieved. (Me tooの本来の目的は達成されたようである)
・Because of #MeToo, more people are talking about sexual harassment.(#MeToo のおかげで、セクハラについて話す人が増えている)
・Me too運動で声を上げる被害者は勇気がある。
・「Me too運動」は、日本ではなかなか浸透しないのではないか。
・Me too運動が盛んになることで、社会の自浄作用が期待できる。
・上司がセクハラまがいのことを言ってきたので、Me too案件だと批判した。
・被害を告発するなら、Me tooにハッシュタグをつけてSNSに投稿すればいい。
・彼女は長い間セクハラに悩まされてきたので、Me too運動に共感している。
「Me too」とは、私も同じ意見ですを意味する英語表現である。
「Me too」とは・「Me too」の意味
「Me too」は、主に「私も同じ意見です」という意味で用いられ、同じ意見を持っている、同じ経験をしたことを示す時の返しのフレーズである。また、「私も!」という意味もあり、何かのイベントの参加者を募っている時などに「私も含めて欲しい」という意思表示として用いる。そのほか、人気のある商品を真似て作ったコピー商品や類似品は、「Me too product」と呼ばれている。インターネットのスラングとしては、「Me too」は動詞として、「すぐに人の真似をする」という意味で用いられている。ちなみに、「Me tooer」は、「すぐに人の真似をする人」という意味である。動詞としての「Me too」や「Me tooer」は、褒め言葉ではない。英語で「Me too」を使う時に気をつけるべきことは、日本語の「私も」と全く同じ感覚で用いると異なる意味合いになることである。「Nice to meet you(あなたに会えて嬉しい)」と言われた時に「Me too(私も)」と返すと、「私も私に会えて嬉しい」という意味になってしまう。目的語が「you(あなた)」の場合、「Me too」と返すのは間違いである。「Nice to meet you, too(私もあなたに会えて嬉しい)」と返すのが正解である。「I don't like apples(私はリンゴが嫌いだ)」などの否定文においても、「Me too(私も)」と返すのは間違いである。「Me neither(私も嫌いだ)」と返すのが正解である。
「Me too」は、アメリカの人気シンガーソングライターのメーガン・トレイナーの楽曲のタイトルでもある。メーガンは一般的にはぽっちゃり体型と呼ばれるスタイルであるが、自分のことが好きで仕方がないというポジティブな歌詞で共感を得た。「If I was you, I’d wanna be me, too(もし私があなたでも、私も私になりたい)」という自分への賛歌である。
「Me too」の熟語・言い回し
Me too運動とは
「Me too運動」とは、性的暴力や嫌がらせの被害者 (通常は女性) が、そのような行為がどれほど蔓延しているかを批判する目的で、自分の経験を公に共有することを奨励する運動である。「Me too運動」というフレーズ自体は、2006年に活動家のタラナ・バークが使用したのが最初であるが、運動として社会的に認知される起源となったのは、2017年に映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが、ハリウッドの女優達から性的違法行為で告発されたことである。ハッシュタグとしてSNSで広がり、多くの被害者たちが声をあげるようになった。
日本において、「Me too運動」は欧米ほど浸透していない。日本社会は同調圧力が強い傾向があるため、勇気をもって声をあげても被害者に対して風当たりが強いことが多い。男女格差を示すジェンダーギャップ指数も、2022年においては146カ国中116位と世界と比較しても極めて低い。そのため、なかなか「Me too運動」が浸透しないのではないかと言われている。
Me too案件とは
「Me too案件」とは、性的暴力や嫌がらせなどの被害を告発するために、「Me too」をつけてSNSなどに投稿された案件のことである。また、政治家などが時代錯誤なセクハラ発言やパワハラ発言などを行った時などにも、セクハラ・パワハラとして批判すべき案件だという意味で「これはMe too案件だ」という表現がされることもある。
「Me too」の使い方・例文
・This plan is a me too version of what already exists on the last meeting.(この計画は、前回の会議ですでに存在していたものの類似プランだ)・I like chocolates. Me too.(私はチョコレートが好きだ。私も)
・It seems like the original purpose of Me too was achieved. (Me tooの本来の目的は達成されたようである)
・Because of #MeToo, more people are talking about sexual harassment.(#MeToo のおかげで、セクハラについて話す人が増えている)
・Me too運動で声を上げる被害者は勇気がある。
・「Me too運動」は、日本ではなかなか浸透しないのではないか。
・Me too運動が盛んになることで、社会の自浄作用が期待できる。
・上司がセクハラまがいのことを言ってきたので、Me too案件だと批判した。
・被害を告発するなら、Me tooにハッシュタグをつけてSNSに投稿すればいい。
・彼女は長い間セクハラに悩まされてきたので、Me too運動に共感している。
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