ミリス神聖国
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「無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」の記事における「ミリス神聖国」の解説
ハリー・グリモル 種族:人族 ミリス教団の教皇。クリフの祖父で養父。 和やかな顔の白髭を蓄えた好々爺然とした外見で、包み込むような器の大きさを感じさせるが、ミリス教団の熾烈な権力争いに勝ち抜いただけあって切れ者と言われ権謀術数に長けた狡猾な面がある。 魔族迎合派のトップとして魔族排斥派と権力闘争を繰り広げている。権力闘争に巻き込まれて息子夫婦を失い、孫のクリフを権力争いから遠ざけるため一旦孤児院へと預けた。教皇に就任した際にクリフを引き取るが、記憶の神子の暗殺未遂事件の一件で教団内の権力闘争が激化しクリフがミリス神聖国にいるのは危険だと考えラノア魔法大学に留学させた。 ルブラン・マクファーレン 種族:人族 ミリス教団の枢機卿。教団の実質的なナンバー2で神殿騎士団の統括と教皇の補佐を務めているが、魔族排斥派のトップで教皇の失脚を狙っている。 記憶の神子 声 - 石見舞菜香種族:人族 ミリス教団の魔族排斥派が祭り上げる神子。教団に召し上げられた時点で名前は捨てられている。 教団本部の中枢に軟禁状態のため運動不足でふっくらとした容姿。神殿騎士団からはアイドル扱いされて表向きは要人だが、裏向きは道具扱いされて権限どころか自由もない。 眼を合わせた相手の記憶を見る呪いを持ち、枢機卿の許可の下で教団内部の審問や、国の裁判などに使われる。この能力を独占することで魔族排斥派の発言力が強くなっているため、魔族排斥派の全てといえる価値を持つが、本人は特に魔族排斥思想はなく権力争いに興味はない。呪い 記憶の閲覧 眼を合わせた相手の記憶の表層が見える呪い。思い浮かべていることに関連する記憶が見え、ずっと目を見続ければ、どこまでもさかのぼって見ることができる。 クリフ・グリモル 詳細は「#クリフ・グリモル」を参照。 テレーズ・ラトレイア 声 - 金元寿子種族:人族 神殿騎士団「盾グループ」の中隊長。ゼニスの妹でルーデウスの叔母。 男勝りで奔放な性格。魔族排斥派のミリス教徒なので魔族は嫌いだが、ルーデウスが世話になったルイジェルドを見逃すなど融通が利き、命の恩人のエリスに礼儀を尽くすなど義理堅い面もある。神殿騎士団に入る際に母のクレアと大喧嘩したのが原因で婚期を逃したため、結婚願望が非常に強く、仲のいい男女を見ると機嫌が悪くなったり落ち込むことがある。 水神流の中級剣士で騎士としての実力は並みだが、指揮能力と事務的な能力に優れていて、記憶の神子からも「護衛はテレーズがいい」と信頼されている。 記憶の神子を護衛中に教皇派の暗殺者に襲われて、偶然居合わせたエリスの助けで記憶の神子は護りきったが、部下を死なせたことで税関管理者に左遷された。バクシールと揉めていたルーデウス達を助け渡航費を無料にする。 スカル・アッシュ(頭蓋骨の灰) 種族:人族 聖墳墓の守り人の隊員。髑髏を模した兜と胸に傷がある鎧を身につけた男性。 ダスト・ボックス(ゴミ箱) 種族:人族 聖墳墓の守り人の隊員。ゴミ箱のような兜と赤いマントを身につけた男性。 メンバーで最も判断速度の速い特攻野郎。本名は「ダスクライト・モーカイト」で、表向きは閑職に追いやられて仕事がなく遊び歩いていることになっている。 グレイブ・キーパー(墓守) 種族:人族 聖墳墓の守り人の隊員。「安らかに眠り給え」という文字がびっしり刻まれた兜を身につけた身長2メートルの男性。 トラッシュ・スイーパー(掃除人) 種族:人族 聖墳墓の守り人の隊員。竹箒のような兜を身につけた男性。 ブラック・コフィン(黒い棺) 種族:人族 聖墳墓の守り人の隊員。 ブリアル・ガーメント(死装束) 種族:人族 聖墳墓の守り人の隊員。 コルテージ・ヘッド(葬列の先導者) 種族:人族 聖墳墓の守り人の隊員。水神流の聖級剣士。 カーライル・ラトレイア 種族:人族 神殿騎士団「剣グループ」の大隊長。ゼニスとテレーズの父親。 クレア・ラトレイア 種族:人族 ラトレイア伯爵夫人。ゼニスとテレーズの母親。 バクシール・フォン・ヴィーザー 種族:人族 ミリス大陸税関所長。脂肪に覆われた豚のような男性。 魔族嫌いで有名で、ルイジェルドの渡航を認めなかったが、テレーズがガルガードの書状が本物だと認めたのでしかたなく渡航を認める。 ガルガード・ナッシュ・ヴェニク 種族:人族 教導騎士団の団長。数十年で教導騎士団を歴代最強といわれるまでに引き上げた立役者で、団長になってから教導騎士団の生還率は九割を超え、現在のミリス神聖国の騎士で尊敬していない者は存在しないとまで言われる。 子どものころにルイジェルドに助けられたことがあり、ミリス大陸から中央大陸に渡るルイジェルドの渡航費を無料にするよう書状を書いた。
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ミリス大陸南西を支配する大国。アスラ王国に次ぐ歴史を誇り国力も世界2位。世界最大の宗教組織ミリス教団の本拠地で宗教色が強く、清廉さをイメージした銀と白の建物が規則正しく並ぶ美しくも堅苦しい国と評される。ミリス教団の御膝下のため他種族への風当たりが強く、特に魔族に対する差別意識が強いが、大森林との条約で獣族の奴隷化は禁止されている。自国防衛を司る聖堂騎士団。ミリスの威光と教えを世界各国へ広める教導騎士団。異端審問官を抱え異教徒を断罪する神殿騎士団の3つの騎士団が存在する。公用語は人間語。
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