大喧嘩
原題: | |
製作国: | 日本 |
製作年: | 1964 |
配給: | 東映 |
スタッフ | |
監督: | 山下耕作 ヤマシタコウサク |
脚本: | 村尾昭 ムラオアキラ |
鈴木則文 スズキノリブミ | |
中島貞夫 ナカジマサダオ | |
企画: | 小倉浩一郎 オグラコウイチロウ |
新海竹介 | |
撮影: | 鈴木重平 |
音楽: | 木下忠司 キノシタタダシ |
美術: | 富田治郎 |
編集: | 宮本信太郎 ミヤモトシンタロウ |
録音: | 東城絹児郎 トウジョウケンジロウ |
スチール: | 宮坂健二 |
照明: | 安田与一 ヤスダヨイチ |
キャスト(役名) |
大川橋蔵 オオカワハシゾウ (榛名の秀次郎) |
穂高稔 ホダカミノル (浅井の伊之助) |
河原崎長一郎 カワラサキチョウイチロウ (並木の芳太郎) |
十朱幸代 トアケユキヨ (おかよ) |
入江若葉 イリエワカバ (おゆき) |
松浦築枝 マツウラツキエ (おしま) |
加藤嘉 カトウヨシ (勝場の藤兵衛) |
徳大寺伸 トクダイジシン (宵田の紋二) |
片岡栄二郎 カタオカエイジロウ (北上の竜三) |
藤木錦之助 フジキキンノスケ (浅吉) |
鈴木金哉 (良太) |
金子信雄 カネコノブオ (上州屋仁右衛門) |
阿波地大輔 アワジダイスケ (桃井の弥八) |
川波公二郎 カワナミコウジロウ (竹造) |
遠藤辰雄 エンドウタツオ (赤岩の亀蔵) |
加村越夫 カムラコシオ (太市) |
曽根晴美 ソネハルミ (島田の捨吉) |
汐路章 シオジアキラ (松倉の平次) |
河村満和 カワムラミツカズ (野島の重) |
蓑和田良太 ミノワダ (和田山の源次) |
大井潤 オオイジュン (大五郎) |
花澤徳衛 ハナザワトクエ花沢徳衛 (安兵衛) |
高松錦之助 タカマツキンノスケ (弥十) |
野村鬼笑 ノムラキショウ (権造) |
霧島八千代 キリシマヤチヨ (さつき) |
相原昇 アイハラノボル (中盆) |
矢奈木邦二郎 ヤナギクニジロウ (笹島の右三治) |
西村晃 ニシムラコウ (松井田の多助) |
丹波哲郎 タンバテツロウ (三鬼剛太郎) |
解説 |
「博徒」の村尾昭と「車夫遊侠伝 喧嘩辰」の鈴木則文「間諜」の中島貞夫が共同で脚色「江戸犯罪帳 黒い爪」の山下耕作が監督した任侠もの。撮影もコンビの鈴木重平。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
浅間の噴煙をのぞむ小田井宿は、もともと勝場一家のものだ。しかし、笹島一家の再三の横車に業をにやした勝場一家の親分藤兵衛は喧嘩状を叩きつけた。喧嘩は勝場一家の勝利に終った。が、敵方の親分を叩き斬った榛名の秀次郎は、行末を誓い合った藤兵衛の一人娘おかよに別れを告げて旅に出た。それから三年、絹市の前日、秀次郎は小田井宿に舞い戻った。宿場の様子はすっかり変っていた。勝場一家と兄弟分の盃をかわした赤岩の亀蔵は笹島一家に併合し、その勢いにのって、勝場一家の縄張りを狙っていた。新興勢力に追われ、昔日の面影を失っていた勝場一家は、秀次郎の帰郷に色めき立った。が、カタギの商人に迷惑をおよぼすことを恐れた藤兵衛と秀次郎はいきりたつ乾分を押えて平和を維持しようとした。一方藤兵衛の兄弟分上州屋仁右衛門は、用心棒三鬼を暗躍させ、両家の喧嘩に火をつけて闘わせ、二つの縄張りを掌中に治めようとしていた。また秀次郎の恋仲おかよは、今では目明しになった弟分伊之助の女房になっていた。心の痛みを酒でまぎらわす秀次郎の毎日が続いた。そんなとき、笹島一家が秀次郎を襲った。あくまで喧嘩をさけようとする秀次郎は、亀蔵の一人息子を人質にして喧嘩をくいとめた。喧嘩の火つけ役を失敗した三鬼は、おかよを捕え亀蔵に引き渡した。伊之助は単身亀蔵のもとになぐりこんだが逆に殺された。遂に秀次郎も、人質の交換をし、売られた喧嘩を買う決心をした。赤岩一家と勝場一家の戦いは凄絶をきわめさらに三鬼の兇刃にあって、秀次郎をのぞいて全員殺された。秀次郎は一人三鬼と相対した。秀次郎の刃を受けて、三鬼はもろくも倒れた。その背には秀次郎の短い竹槍が深々と突きささっていた。 |
喧嘩
(大喧嘩 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 05:17 UTC 版)
喧嘩(けんか、英語: quarrel, dispute)とは、個人と個人による争いの中でも、裁判に持ち込まれないもののこと[1]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 平凡社『世界大百科事典』vol.9 p.37「喧嘩」竹内常一 執筆
- ^ 三省堂「EXCEED 和英辞典」
- ^ “サッカーの祖先、イタリア伝統の喧嘩フットボール”. ナショナルジオグラフィック. 2020年1月4日閲覧。
- ^ a b “無名のけんか大会から一大ブランドへ、UFCの15年”. AFP. 2020年1月4日閲覧。
- ^ 『火事と喧嘩は江戸の花』 - コトバンク
- ^ a b 氏家幹人『江戸の怪奇譚』 講談社 2005年、ISBN 4062692600 pp.56-60.
- ^ a b c d e f 株式会社結婚情報センター(Nozze)「夫婦喧嘩と仲直りに関するアンケート調査報告」
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