ふう‐せつ【風説】
ふう‐せつ【風雪】
ふうせつ【風雪】
フウセツ【フウセツ】(食用作物)
登録番号 | 第13530号 | |
登録年月日 | 2005年 12月 7日 | |
農林水産植物の種類 | 小麦 | |
登録品種の名称及びその読み | フウセツ よみ:フウセツ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 牛山智彦、桑原達雄、斎藤稔、久保田基成、井ノ口明義、羽田丈夫、前島秀和、土屋宣明、近藤武晴、細野哲、酒井長雄、田淵秀樹、後藤和美、中沢伸夫、谷口岳志 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「東山23号」に「東山22号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(長野県須坂市)における成熟期は中、稈長がやや短、粒質が粉状質の製麺向きの品種である。叢性はやや匍匐、株の開閉は中、鞘葉の色は無である。稈長はやや短、稈の細太は中、剛柔はやや剛、ワックスの多少は中、葉色はやや濃、葉鞘のワックスの多少は中、毛の有無・多少は無~極少、下垂度は中、フレッケンの有無・多少は無~極少である。穂型は紡錘状、穂長はやや長、粒着の粗密及び穂の抽出度は中、ワックスの多少はやや少、ふ毛の有無は無、葯の色は黄、芒の有無と多少はやや少、芒長は中、ふの色は褐である。粒の形及び大小は中、色は褐、頂毛部の大きさは中、粒の黒目の有無・多少は無~極少、千粒重はやや大、容積重は中、原麦粒の見かけの品質は中の中、粗蛋白質含量及び灰分含量はやや少である。うるち・もちの別はうるち、播性の程度はⅣ、茎立性、出穂期及び成熟期は中、耐寒性、耐雪性、耐凍上性及び耐倒伏性は強、穂発芽性は難、脱粒性は中、収量性は多である。粒の硬軟はやや軟、粒質は粉状質、製粉歩留はやや低、ミリングスコアは中、60%粉粗蛋白質含量及び60%粉灰分含量はやや少、60%粉アミロース含量は中、粉の明度はやや高、赤色みは中、黄色みは低、吸水率は中、バロリメーターバリュウは低、生地の力の程度は小、伸長抵抗は中、伸長度はやや短、形状係数は中、最高粘度は大である。うどんこ病抵抗性は中である。「シラネコムギ」と比較して、耐雪性が強いこと、穂発芽性が難であること、バロリメーターバリュウが低いこと等で、「農林27号」と比較して、稈長が短いこと、粒質が粉状質であること、穂発芽性が難であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和61年に長野県農事試験場(須坂市)において、「東山23号」に「東山22号」を交配し、平成元年に雑種第3代で穂選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
フウセツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 16:54 UTC 版)
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