バーバリアン13(サーティーン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 15:54 UTC 版)
「おざなりダンジョン」の記事における「バーバリアン13(サーティーン)」の解説
サルバドルが勇猛な13の部族を併合し、自身の後継者になりえる優れた能力を持つ子供らを選び出し、試練を与えられたとされる「サルバドルの子供たち」。以下、12名にモカを含めた13名から成り、各自、自身の突出した能力を由来とする肩書きを持つ。モカの肩書きは「剣魔のモカ」(本人はそれを気に入っていない模様)。当初は彼らの幼少時代、「東の7人」(ポー、トーシュカ、クロムコア、ヒズナ、リバンズ、オンキ、エニグマ)と「西の7人」(モカ、ワムハム、ブラクロ、シャーウッド、ウォール、ボルカ、マドロ)を戦わせ「バーバリアン7」を選出する予定だった。 ワムハム 「獣拳のワムハム」。ワガ族出身の半獣人。猫科の動物のような腕で攻撃する。短絡的かつ好戦的な思考の持ち主で、モカには幼少期からライバル心を抱いていた模様。成人に近付いたワガ族特有の能力として、過剰な身体的ダメージを被ることでワータイガーへと変身。その戦闘能力を飛躍的に上昇させる。 ウォール 「絶壁のウォール」。ガゴ族出身。国境蟲(ウォールウォーム)を操る能力を持つ。ブラクロやリバンズと並んで、体を自在に変化させることができる。 オンキ 「呪符士オンキ」。呪符を用いたさまざまな術を使う。作中では主に転送系の術を使用した。 クロムコア 「鉄心クロムコア」。パワーと重装甲を誇る。ワムハム同様、モカにライバル心を抱いている。自ら高速回転する轟天輪界なる技があるが、回転の軸が相手に向いているためそこを付かれてしまった。 シャーウッド 「妖弓のシャーウッド」。百種の矢を放つ能力を持つ。その矢はボルカの髪の毛で作られており、コンビを組めば無限にそれを放てるが、逆に言えばボルカがいなければ弾切れを起こしてしまうのが難点。マドロの夢の中でモカと交戦中、集中力を欠きながらも、同時に現実世界でジェパードと互角以上に渡り合う実力の持ち主。 トーシュカ 「緑風のトーシュカ」。他者を回復させる能力、植物を扇動し操る力を持つ。 バーバリアン13随一の知性派で、自身の目的の為には仲間を犠牲にすることも厭わない。その口調はかなり独特なもので、状況に応じた単語を2,3ほど簡潔に並べ意思疎通を図る。 ヒズナ 「大空扇ヒズナ」。飛翔能力を持ち、また無数の鳥を自在に操る事が出来る。鳥目が弱点。 ブラクロ 「影殺のブラクロ」。影に潜んで対象を操る能力を持つ。ブラクロの潜んだ影は濃淡が変化しないという特徴を持つ。 ポー 「不在者ポー」。瞬間移動能力、索敵能力を持つ。斥候やスパイ活動が主な任務。常に飄々とした態度を取っており、モカからは「いつもそこにいるが、ここにはいない『不在者』」と評されている。モカをサルバドルの後継者として高く評価している。 鏡の多面体に囲まれると自分の位置を把握できなくなり、その能力を封じられてしまう。 ボルカ 「毛獣ボルカ」。体毛を伸ばして自在に操る能力を持つ。シャーウッドと行動を共にしている。無口な上、表情が長い毛で隠れてしまっているため何を考えているのか分かりづらいが、髪の臭いをネタにされた際に香水を使用するなど、その実デリケートな面が窺える。 マドロ 「眠塊のマドロ」。精神を侵略し、夢や幻覚を見せる能力を持つ。また、夢の中で複数の人格を融合する術も使用出来る。ただし幻覚攻撃は心を持たない者(傀儡やゴーレム等)には効果が無く、オーガシードによって膨大な数の共有意識を持ったドラコニア兵達には、その能力を看破されてしまっていた。 リバンズ 「変幻のリバンズ」。ヌロ族出身。体の一部を伸縮させたり、斧などの武器に変化させることが出来る。また他者に完璧に変装することもでき、その伸縮自在な体で仲間を包み込んだまま移動するといった芸当も可能。 トーシュカに次ぐ知性派だが、浮世離れした彼女と違ってやや感情的な性格。劇中では展開上、モカのツッコミ役な場面がよく見られた。 エニグマ 「東の7人目」と思われていたが、正体はサルバドルが試練に使用していた古代器。過去の生物の屍から能力までコピーできる。
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