バックエンド【backend】
バック・エンド
フロントエンド
(バック・エンド から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/26 02:21 UTC 版)
フロントエンド(英: front-end)とバックエンド(英: back-end)は、プロセスの最初と最後の工程を指す一般的用語である。フロントエンドは各種入力をユーザーから収集し、バックエンドが使える仕様に合うようにそれを加工する。フロントエンドとバックエンドの結合部はインタフェースと呼ばれる。
- ^ “Mutual Fund Fees and Expenses”. Securities Exchange Commission. 2008年8月21日閲覧。
- 1 フロントエンドとは
- 2 フロントエンドの概要
- 3 工学・技術
- 4 ビジネス
バックエンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 16:57 UTC 版)
「バックエンド」という用語は「コード生成」という用語と混同されることが多い。アセンブリ言語コードを生成するという意味で機能的にも類似しているためである。書籍によっては、バックエンドの汎用解析フェーズと最適化フェーズを「ミドルエンド」と称してマシン依存のコード生成部と区別することがある。 バックエンドに含まれる主なフェーズは以下の通りである。 解析部 - 入力から生成された中間表現を使って各種情報を収集する。主な解析としてUD連鎖を構築するデータフロー解析、依存関係解析、エイリアス解析、ポインタ解析、エスケープ解析などがある。正確な解析によってコンパイラ最適化が可能となる。また、コールグラフや制御フローグラフがここで作られることが多い。 最適化 - 中間表現を機能的には等価だがより「ベター」な形式に変換する。主な最適化手法としてインライン展開、デッドコード削除、定数伝播、ループ変換、レジスタ割り当て、自動並列化などがある。 コード生成 - 実際に出力する機械語やバイトコードを生成する。ここでリソースや記憶装置の割り当てが決定される。たとえば、どの変数をレジスタに格納し、どの変数をメモリに格納するか、どの命令をどういう順番で実行するかをアドレッシングモードなどをセシィ-ウルマン法などを用いて決定する。 コンパイラ解析とは、コンパイラ最適化の前に行われる処理で、両者は密接な関係がある。たとえば依存関係解析はループ変換実施に重要な意味を持つ。 さらに、コンパイラ解析と最適化の範囲は様々であり、基本的なブロック単位の場合からプロシージャや関数レベル、さらにはプロシージャの垣根を超えてプログラム全体を対象とすることもある。広範囲を考慮するコンパイラほど最適化に用いることができる「ヒント」が増え、結果としてより良いコードを生成する可能性がある。しかし、広範囲を考慮する解析や最適化はコンパイル時間やメモリ消費のコストが大きい。これは特にプロシージャ間の解析や最適化を行う場合に顕著である。 最近の商用コンパイラはプロシージャ間解析/最適化を備えているのが普通である(IBM、SGI、インテル、マイクロソフト、サン・マイクロシステムズなど)。オープンソースのGCCはプロシージャ間最適化を持たない点が弱点だったが、これも改善されつつある。他のオープンソースのコンパイラで完全な最適化を行うものとしてOpen64がある。 コンパイラ解析と最適化には時間と空間が必要となるため、コンパイラによってはデフォルトでこれらのフェーズを省略するものもある。この場合、ユーザーはオプションを指定して明示的に最適化を指示しなければならない。
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バックエンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 05:27 UTC 版)
バックエンドはデータをプリンターに送る手段である。CUPSで有効なバックエンドには、パラレルポート、シリアルポート、およびUSBポートのプリンターとともに、IPP (Internet Printing Protocol)、JetDirect (AppSocket)、lpd (line printer daemon)、SMB (Server Message Block) プロトコルを介して処理されるネットワーク・バックエンドがある。
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バックエンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:33 UTC 版)
「WebAssembly」の記事における「バックエンド」の解説
Binaryenasm2wasm - asm.jsからWebAssemblyテキストへのコンバータ。 s2wasm - LLVMのWebAssembly用テキストアセンブリ (*.s)からWebAssemblyテキストへのコンバータ。 mir2wasm - Rust言語の中間レベルIR (MIR)からWebAssemblyテキストへのコンバータ。 wasm-as - WebAssemblyテキストからWebAssemblyバイナリへのコンバータ。 WABTwat2wasm - WebAssemblyテキストからWebAssemblyバイナリへのコンバータ。 wasm-link - WebAssemblyバイナリのリンカー
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バックエンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 06:13 UTC 版)
「イエベス40m電波望遠鏡」の記事における「バックエンド」の解説
イエベス40m望遠鏡には、ソリッドステートドライブを使ったMarkV相関器バックエンドシステムが設置されている。これは、1世代前の磁気テープを使用したMarkIVシステムとは対照的である。
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バックエンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 05:01 UTC 版)
「PackageKit」の記事における「バックエンド」の解説
PackageKitが利用可能なパッケージ管理システム(バックエンド)は以下の通りである。 Arch Linux Package Management (Pacman) APT Dandified Yum (DNF) Entropy(Sabayon Linux) Nix(英語版) PISI poldek Portage FreeBSD Ports(英語版) urpmi Yellowdog Updater Modified (YUM) ZYpp
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バックエンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/18 05:28 UTC 版)
OpenGL自体にはディスプレイを初期化したり、描画のコンテキストを操作する機能はない。そこでウィンドウシステム自体にこれらの指示を与えるようなバックエンドが必要になる。今のところこれには2つの実装があるが、初期化担当の部分を除けば違いはほとんどない。
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バックエンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 06:15 UTC 版)
出力バックエンドとしてX Window System(XlibとXCB)、GDI (Microsoft Windows)、Quartz (macOS)、イメージバッファ、PostScript、PDF、SVGをサポートしている。実験的にOpenGL、OpenGL ES 2.0、OpenVG、BeOS、OS/2、DirectFBをサポートしている。
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