ウィンドウシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/28 07:41 UTC 版)
ウィンドウシステム (Window System) とは、平行する複数のタスクにそれぞれ固有の領域(ウィンドウ)を割当て画面出力を多重化する、コンピュータ上のメカニズム、及びそのためのソフトウェアのこと。グラフィカルユーザインタフェース (GUI) (さらに言えばデスクトップ環境)を構成する要素であり、ウィンドウマネージャの実装をサポートし、グラフィックハードウェアやポインティングデバイス(マウスなど)やキーボードの基本的なサポートを提供する。
- 1 ウィンドウシステムとは
- 2 ウィンドウシステムの概要
ウィンドウシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 00:22 UTC 版)
OS-9/680x0には以下のようなウィンドウシステムが発売された。 X Window System:マイクロウェアが移植。Motifも付属。 Personal-Window:マイクロウェアジャパンが、X68000のために開発。 G-Windows: ドイツのGESPAC(代理店:フォークス)が開発。 XiBase9: ドイツのXiSysが開発。
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ウィンドウシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 06:53 UTC 版)
「Domain/OS」の記事における「ウィンドウシステム」の解説
従来のディスプレイマネージャとXを同時に動作させることができた。ここではディスプレイマネージャについて説明する。 ログイン関連 どのようなアカウントでログインしたユーザーでもDM入力ウィンドウのコマンド(DMコマンド)により、ログイン、ログアウト、システムシャットダウンが行えた。なお、システムシャットダウンは行えないように設定することも可能である。AEGISには、システムをシャットダウンするコマンドは用意されていない。ただし、DMコマンドをShellから起動する方法を除く。それは、初めからウィンドウシステムで操作することから設計されたシステムだからである。なお、一緒に搭載しているUNIXコマンドにはhalt、shutdown、rebootなどのシェルコマンドが用意されている。DOMAIN/OSをサーバシステムで利用した場合、サーバをシャットダウンする方法として、shutspmコマンドが用意されている。ウィンドウシステム終了は、ウィンドウシステムのみ終了してPhaseIIShellに移行する特殊なモードである。 仮想端末機能 AEGIS Shell、Bourne Shell、C Shell、KornShellなどのコマンドライン・インタプリタ環境を提供 トランススクリプトパッド トランススクリプトパッドは、仮想端末機能を有するウィンドウで以下の特徴をもつ。入力領域をホールド機能で固定すると、やはりコマンドラインが編集パットと同等に操作でき、他のウィンドウの文字列なのカット&ペーストが可能である。 トランススクリプトはさらに操作+操作結果履歴が画面の中で遡ることができる。(ドライブの容量の許す限り) トランススクリプトの履歴は、読込み専用状態でオープンしたエディタと同じで、その出力内容をエディタへコピー&ペーストするなどの操作ができた。 編集パッド (Edit Pad) テキストファイルエディットをサポートするウィンドウである。このため、DOMAIN/OSユーザは、UNIX特有のviやEmacs等の端末に縛られるエディタ操作を知らなくてもファイル編集を簡単に行えた。編集機能は現在のEmEditorや秀丸エディタ級の能力を搭載していた。編集パットは起動するときの命令(DMコマンド)により、編集モードと読取り専用モードで起動できた。またその状態の切替えも同様にDMコマンドで行えた。 DMコマンド制御 DMコマンドというウィンドウ制御用のコマンドも用意されており、ウィンドウ制御、ペーストバッファ制御、テキスト入力制御、検索、置換え、キー定義制御、プロセス生成制御などが行えた。利用方法は、DM入力ウィンドウかキー定義を行うことが一般的方法である。 ペーストバッファ管理 ペーストバッファを100個まで持つことができ、DMコマンドを使用して利用する。よってキー定義しだいで複数の内容をペーストバッファーに格納/取り出しが行う環境をユーザが設定可能であった。DOMAIN/OSのかな漢字変換機能はこの機能を利用し、変換したい文字をマークさせペーストバッファに転送し、その文字列を変換し再度、ペーストしなおすことで実現していた。 キー定義管理 DOMAIN/OSシリーズは、キーボードとマウスを自由にキー定義でき、キー定義はDMコマンド・スクリプトを使用する。スクリプトの利点で動的にキー定義の内容も変更できるため、ユーザーにとって便利な環境にプログラム可能であった。 ウィンドウシステム共通編集機能 ディスプレイマネージャは、トランススクリプトパッド、編集パット、DM入力ウィンドウ、DM出力ウィンドウの4つのウィンドウが存在する。どれも共通の操作でカット&ペースト、テキスト入力制御、検索、置換えが行える。
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ウィンドウシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 04:37 UTC 版)
「KDE Plasma 5」の記事における「ウィンドウシステム」の解説
KDE Plasma 5はX Window SystemとWaylandを使用している。Waylandの初期サポートはバージョン5.4から利用可能になった。基本的なWaylandの機能のサポートはバージョン5.5から対応した。
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ウィンドウシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/27 14:01 UTC 版)
AWT APIを実装しているグラフィックスとウィンドウシステムもまたJavaで書かれている。
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