distortion
「distortion」とは、ゆがめること・ゆがみ・歪曲・曲解・ゆがんだ形のことを意味する英語表現である。
「distortion」の基本的な意味
「distortion」が不可算名詞として用いられたとき、「ゆがめること」「ゆがみ」「事実などの歪曲」「曲解」「ラジオ・テレビなどの音や画像のゆがみ」といった意味をもつ。「distortion」が可算名詞として用いられたとき、「ゆがんだ形」という意味をもつ。
「distortion」の複数形は「distortions」である。
「distortion」の語源
「distortion」は、「distort」が名詞化したものである。「distort」の原義は、「完全にねじる」である。印欧語系で「回す」「こする」といった意味をもつ「terkw-」がラテン語で「ねじる」という意味をもつ「torqueo」となり、強調の意味をもつ「dis-」が付属したことで、ラテン語で「ゆがめる」という意味をもつ「distorqueo」という単語が誕生した。これが変形してラテン語で「ゆがめた」という意味をもつ「distortus」となり、最終的に英語で「distort」という表現が用いられるようになった。「distort」に「もの」を表す「-ion」が付属して名詞化し、「distortion」となった。
「distortion」の発音・読み方
「distortion」の発音記号は、「distɔ'ːrʃən」である。カタカナで表記すると「ディストーション」となる。実際に発音する際は、「ディィストォーシャン」「ディィストォーシャンヌ」といったようになる。「d」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけて息を止めた状態を作った後、勢いよく息を破裂させるようにして「ドゥ」と発音する。「i」は、日本語の「エ」と「イ」を同時に言うイメージで「イ」と発音する。「s」は、舌先を前歯の裏の歯茎に近づけ、隙間から息を出して「ス」と発音する。「t」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけて息を止めた状態を作った後、勢いよく息を破裂させるようにして「トゥ」と発音する。「ɔː」は、口を大きく開けた後、唇を丸くして前に突き出した形を作って「オー」と長く伸ばす。「r」は、舌先を内側に巻き上げ、口内に触れないようにして「ル」に近いラ行の音を出す。「ʃ」は、唇を丸く突き出し、舌先を上の歯茎に近づけて息だけで「シュ」と音を出す。「ə」は、口を少し開け、弱くあいまいに「ア」と言う。「n」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけて息を止めた状態を作った後、鼻に抜けるように「ン」と発音する。単語の最後にくる「n」であるため、「ヌ」に近い発音となる。
「Distortion!! 」とは
『Distortion!!』は、2022年10月9日にリリースされた、結束バンドの楽曲。作詞は谷口鮪(ロックバンド「KANA-BOON」のVo.Gt.メンバー)が、作曲・編曲は三井律郎が務めた。アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』のエンディング曲に使用されている。「Distortion」ないし「ディストーション」という単語が歌詞中に7回登場する。「M104 DISTORTION+」とは
「M104 DISTORTION+」は、1980年代に人気となった、ギター用品のディストーションペダルである。ギタリストであるランディ・ローズが愛用したとされている。「Distortion(電音部)」とは
『Distortion(feat. Yunomi)』は、2021年11月1日にリリースされた、バンダイナムコエンターテインメントが展開する音楽原作キャラクタープロジェクト『電音部』の楽曲である。歌手は、桜乃美々兎 (CV: 小坂井祐莉絵)、水上 雛 (CV: 大森日雅)、犬吠埼紫杏 (CV: 長谷川玲奈)が務めた。2022年6月29日にリリースされた『電音部 ベストアルバム -シーズン.1- The Lights』Disc2に収録されている。「torsion」と「distortion」の違い
「torsion」は回転することやねじれている状態のように「ねじれ」を表し「distortion」は「ゆがみ」を表す。「distortion」の使い方・例文
「distortion」を用いた例文には、「In London, a gravity distortion of uncertain cause was observed.(ロンドンで原因不明の重力異常が観測された)」「Is there a distortion occurring there?(そこにはゆがみが発生している?)」「I want to rectify facial distortion.(顔のゆがみを直したい)」「Data with distortion are overwritten with data without distortion.(歪みのあるデータは歪みのないデータで上書きされる)」「She is concerned about distortion of the body.(彼女は身体のゆがみを気にしている)」「An illusion is a distortion of perception.(幻想は知覚のゆがみだ)」などがある。ディストーション【distortion】
ディストーション(歪) 【distortion】
ディストーション
ディストーション[distortion]
ディストーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/02 13:13 UTC 版)
ディストーション (Distortion)
- 1 ディストーションとは
- 2 ディストーションの概要
ディストーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 22:18 UTC 版)
「圧縮アーティファクト」も参照 ディストーション(英語: distortion、「歪み」の意)は、グリッチアートの中でも最も初期に制作されたものの一つである。ビデオアーティストのナム・ジュン・パイクは、強力な磁石をテレビの画面に近づけることでビデオの歪みを作り出し、抽象的なパターンを出現させていた。パイクは、テレビに物理的な干渉を加えることで、放送された映像の表示方法を変え、新たなイメージを生み出した。 磁界がテレビの電子信号に干渉し、磁石を動かすと変化して、放送された映像が歪んで抽象的な形になる。 これをカメラで記録することで、磁石を使わずに表示することができる。 圧縮アーチファクトとは、非可逆圧縮の適用によって生じるメディア(画像、音声、映像など)の目立った歪みのことである。グリッチアートのビジュアルスタイルとして意図的に使用されることがある。ローサ・メンクマン(英語版)の作品は、圧縮アーティファクト、特にJPEGデジタル画像やMP3デジタルオーディオなど、ほとんどのデジタルメディアのデータ圧縮フォーマットに見られる離散コサイン変換ブロック(DCTブロック)を利用している。 別の例としては、ドイツの写真家トーマス・ルフの"Jpegs"があり、意図的なJPEGアーティファクトを写真のスタイルの基礎として使用している。
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ディストーション
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一般的にオーバードライブに比べて、より荒々しく硬質で深い歪みを得るもの。
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