アミノ酸配列
アミノ酸配列
一次構造
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/09 08:23 UTC 版)
一次構造(いちじこうぞう、primary structure)とは生化学において、生体分子の特定の単位とそれらをつなぐ化学結合の正確な配置のことである。DNA、RNAや典型的な細胞内タンパク質のように、分岐や交差のない典型的な生体高分子においては、一次構造は核酸やアミノ酸といった単量体の配列と同義である。「一次構造」という言葉は、1951年にリンダーストロム・ラングによって初めて用いられた。一次構造はしばしば誤って「一次配列」と呼ばれるが、二次配列、三次配列という概念がないように、このような用語は存在しない。
アミノ酸配列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 02:58 UTC 版)
α-シヌクレインの一次構造は、通常次の3つのドメインから構成される 第1-60残基:両親媒性のN末端領域で、共通配列 KTKEGV (リシン-スレオニン-リシン-グルタミン酸-グリシン-バリン) を含む11残基の不完全な7回繰り返しが中心である。この配列はアポリポタンパク質の脂質結合領域に相同で、αヘリックス構造をとりやすい。 61-95残基:この中間部は疎水性領域で、非アミロイド成分 (non-amyloid component NAC) と呼ばれるタンパク凝集する部分である。 96-140残基:酸性度が高くプロリンを豊富に含む領域で、特定の構造をとらない。ある種のキナーゼによるチロシン125とセリン129のリン酸化が、α-シヌクレインの機能調節に関与している。
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