抹し
末子
『忍ぶ川』(三浦哲郎) 「私」は、6人きょうだい(男3人・女3人)の末の男児として生まれ、現在、大学生である。「私」の6歳の春、よりによって誕生日に、2番目の姉が自殺した。同年夏に、上の姉も自殺した。秋には長兄が失踪した。死んだことは確実だ。3年前、次兄が方々から金を借りて逐電した。そして家に残っているもう1人の姉は、病弱で目が悪かった。「私」は、自分の誕生日を祝ったことがない。その日が、「私」たちきょうだいの衰運の日のような気がするからだ→〔初夜〕5の『初夜』。
『神統記』(ヘシオドス) ウラノス(=天)とガイア(=大地)の娘レイアは、弟クロノスとの間に、6体の神(女神3体・男神3体)を産んだ。炉の女神ヘスティア・農業の女神デメテル・大女神ヘラ・冥府の神ハデス・海神ポセイドン・大神ゼウスである。そして末子のゼウスが、姉ヘラを正妃として、死すべき人間と不死の神々の上に君臨した。
『狼と七匹の子山羊』(グリム)KHM5 狼が7匹の子山羊兄弟を襲うが、末子だけは壁時計の中に隠れ、喰われずにすむ。末子は母山羊に事件を訴え、母山羊は、満腹して眠る狼の腹をはさみで切り開いて6匹を救い出す。
『神道集』巻8-49「那波八郎大明神の事」 群馬の地頭満行には8人の息子がいたが、末子の八郎満胤が総領となった。兄7人がこれを憎み、八郎を殺して蛇食池に沈めた。八郎は大蛇となり、兄たちとその一族を皆殺しにし、さらにその後、毎年国人1人を生贄として取るようになった。
『七羽のからす』(グリム)KHM25 7人兄弟が、父親に呪われて烏になり、飛び去った(*→〔呪い〕1)。末娘が兄たちを救うために世界の果てまで旅をし、暁(あけ)の明星から「兄さんたちはガラス山にいる」と教えられる。末娘がガラス山に行って対面すると、7羽の烏は、もとの人間の姿に戻った(*→〔指輪〕3)。皆はかたく抱き合って、いそいそと生まれ故郷へ帰って行った。
*38人の兄弟・姉妹の末子→〔不死〕6の『さざれ石』(御伽草子)。
まっし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 04:07 UTC 版)
直情径行の活発な少女であり、かなりのボーイッシュ。ラブレターを決闘状と間違えられた事も。ヒトハルを強敵(ライバル)と認める。
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「まっし」の例文・使い方・用例・文例
- 「ねこまっしぐら」というのは、飼い猫がエサに向かってまいしんする様子を表している。
- 夏になると日が長くなり小さいおうちのまわりの木々は緑の葉でつつまれ、そして丘はひなぎくの花でまっしろになります。
- まっしぐらに.
- 彼女はスターダムへの出世街道をまっしぐらだ.
- その犬はまっしぐらに彼に襲いかかった.
- …にまっしぐらにぶつかる[飛びかかる].
- あの子はこまっしゃくれた口をきく.
- 彼は敵陣めがけてまっしぐらに突き進んだ.
- ライオンはねらい定めた獲物めがけてまっしぐらに突進した.
- 敵陣指してまっしぐらに進んだ
- 門に向ってまっしぐらに突進した
- まっしぐらに進むこと
- 速く勢いよくまっしぐらに走る
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