たんい

実用日本語表現辞典

単位

読み方：たんい

単位（たんい）とは、量を数値で表す際に用いる基準となる決められた一定量のことである。科学、工学、日常生活において、物事の量を比較、測定するために不可欠な概念である。例えば、長さを測る際にはメートル（m）、質量を測る際にはキログラム（kg）、時間を測る際には秒（s）がそれぞれ単位として用いられる。これらの単位は、国際単位系（SI）によって標準化されており、世界中で共通の理解を促進する役割を果たしている。 単位は、情報の伝達や科学的な研究において、正確性と一貫性を保つために重要である。また、教育の分野では、学習量を示す単位として履修単位が用いられることもある。さらに、音の大きさを示すデシベル（dB）や、情報量を示すビット（bit）など、特定の分野で特有の単位が存在し、それぞれの領域において重要な役割を担っている。 単位の適切な使用は、情報の正確な伝達と理解を促進するために必要であり、日常生活から専門的な研究に至るまで幅広く活用されている。

（2024年3月8日更新）

単位

読み方：たんい

単位とは、あるものの量を数値で表す際に基準となる、規定の量のことである。

代表的な単位としては、以下のようなものが挙げられる。

• 長さ：m（メートル）、yd（ヤード）、尺（しゃく）
• 質量：kg（キログラム）、lb（ポンド）、貫（かん）
• 面積：㎡（平方メートル）、ha（ヘクタール）、坪（つぼ）
• 体積：L（リットル）、gal（ガロン）
• 圧力：Pa（パスカル）、mmHg（水銀柱ミリメートル）
• 情報量：bit（ビット）
• 転送速度：bps（ビット毎秒）

なお、単位の正式な表記方法には国際的に決められた複数のルールがある。例としては、基本的に数値と単位の間には半角スペースを入れる（例：960 hPa）、角度・分・秒を表す単位の前には半角スペースを入れない（例：180°、45′、30″）などが挙げられる。

（2020年1月25日更新）

デジタル大辞泉

たん‐い〔‐ヰ〕【単位】

読み方：たんい

１ ものの量をはかるための基準として定められた量。ヤード・ポンド・尺・貫・円・ドル・メートル・グラム・アールなど。「—符号」

２ 物事を数値で表す際に、計算の基になるもの。「億—の金が動く」「—面積当たりの収穫」

３ 一定の組織を構成している要素。「家族は社会構成の—をなす」「グループ—で行動する」

４ 高校・大学で、進級・卒業の資格を認定するために用いられる学課履修計算の基準。一般に学習時間により決定される。「—が足りず留年する」

５ 禅宗で、僧堂での座位。座席の上に名札がはってある。

たん‐い【単衣】

読み方：たんい

１ ひとえの着物。ひとえもの。

「—と雖も甚だ薄し」〈服部誠一・東京新繁昌記〉

２ 1枚の着物。

たん‐い【^×坦^×夷】

読み方：たんい

［名・形動］土地などが平らなこと。また、そのさま。平坦。

「—なる大道を択ばば」〈竜渓・経国美談〉

たん‐い【短衣】

読み方：たんい

丈の短い衣服。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

たんい

出典:『Wiktionary』 (2021/11/01 15:39 UTC 版)

同音異義語

たんい

• 【単位】①物の量を計測する際に、基準とするあらかじめ定められた量。②履修単位。
• 【単衣】単物。
• 【短衣】丈の短い衣服。
• 【坦夷】土地などが平らであること。また、そのさま。