うるちとは? わかりやすく解説

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うるち【×粳】

読み方:うるち

粳(うる)の米。粘りけ少ない、普通の飯にする米。うるごめうるちまい。→糯(もち)


(うるち から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/30 15:31 UTC 版)

(うるち)とは、イネオオムギなどの作物でアミロースを含む品種[1]


  1. ^ a b c 農業・生物系特定産業技術研究機構 編 『最新農業技術事典』 農山漁村文化協会、2006年、1525頁。
  2. ^ 渡部忠世・深沢小百合 著 『ものと人間の文化史 もち(糯・餅)』 法政大学出版局、1998年、2頁。
  3. ^ a b 日本作物学会 編 『作物学用語事典』 農山漁村文化協会、2010年、202頁。
  4. ^ 農業・生物系特定産業技術研究機構 編 『最新農業技術事典』 農山漁村文化協会、2006年、1126頁。
  5. ^ 『大修館漢語新辞典』 大修館書店、2001年、914頁。


「粳」の続きの解説一覧

うるち(粳)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 09:20 UTC 版)

イネ」の記事における「うるち(粳)」の解説

うるち米には次のような品種がある。 うるち米主な品種年代順)登録番号・名称地方番号旧系統名)交配品種育成機関登録年水稲農林1号 北陸4号 早生/陸羽132新潟県農事試験場 1931年 水稲農林20号 北海86水稲農林1号/胆振早稲 農研機構(旧北海道農業試験場1941年 水稲農林100号コシヒカリ越南17号 水稲農林22号/水稲農林1号 農研機構旧東近畿農業試験場1956年 水稲農林106号(ヤマビコ東海7号 中京旭/水稲農林22福井県農事試験場 1958年 水稲農林150号ササニシキ東北78奥羽224号/ササシグレ 宮城県農業試験場 1963年 日本晴 北海86ヤマビコ/幸風 愛知県総合農業試験場 1963年 あきたこまち 秋田31コシヒカリ/奥羽292秋田県農業試験場 1984年 水稲農林290号(キヌヒカリ北陸122号 収2800/北陸100号/北陸96号 農研機構(旧北陸農業試験場1988年 きらら397 上育397号 渡育214号/道北36号 北海道上川農業試験場 1988年 水稲農林299号ヒノヒカリ南海102愛知40号/コシヒカリ 宮崎県総合農業試験場 1989年 水稲農林313号ひとめぼれ東北143コシヒカリ/初星 宮城県古川農業試験場 1991年 どまんなか 山形35号 中部42号/庄内29山形県農業試験場 1992年 はえぬき 山形45庄内29号/秋田31山形県農業試験場 1992年 水稲農林340号ほしのゆめ) 上育418あきたこまち/道北48号/上育397北海道上川農業試験場 1996年 つがるロマン 青系115号 ふ系141号/あきたこまち 青森県農業試験場 1997年 ななつぼし 空育163ひとめぼれ/空系90242A/空育150号 北海道中央農業試験場 2001年 日本国内における代表的な栽培品種以下の通り2009年収穫量順)。 作付面積上位20品種2009年順位品種名作付比率(%)収穫収穫比率(カッコ順位)1 コシヒカリ 37.3% 3,094,000t 36.5%(1) 2 ひとめぼれ 10.6% 842,700t 10.0%(2) 3 ヒノヒカリ 10.3% 805,300t 9.5%(3) 4 あきたこまち 7.8% 656,700t 7.8%(4) 5 キヌヒカリ 3.3% 257,500t 3.0%(6) 6 ななつぼし 3.0% 200,900t 2.4%(7) 7 はえぬき 2.8% 258,400t 3.1%(5) 8 きらら397 2.4% 167,400t 2.0%(8) 9 つがるロマン 1.6% 155,300t 1.8t(9) 10 まっしぐら 1.3% 118,000t 1.4%(10) 11 あさひの夢 1.2% 101,100t 1.2%(11) 12 夢つくし 1.1% 72,400t 0.9%(14) 13 こしいぶき 1.1% 89,900t 1.1%(12) 14 ほしのゆめ 1.0% 67,100t 0.8%(15) 15 あいちのかおり 0.9% 82,200t 1.0%(13) 16 ハナエチゼン 0.6% - - 17 ハツシモ 0.6% - - 18 ササニシキ 0.6% - - 19 彩のかがやき 0.6% - - 20 おぼろづき 0.5% - - 作付高上10品種で80.4%、上位20品種で88.6%を占める。 1980年代良食味品種として代表格であったササニシキコシヒカリ互いに近縁の関係にあり、両品種以降の後の良食味米は多くコシヒカリ遺伝子引き継いでいる。 日本栽培される稲は遺伝的に近縁品種が多い。そのため、天候不良特定の病虫害によって大きく収量を落とす可能性がある。従って、食料安定生産という観点からより多く遺伝資源利用した品種改良が必要である。例えば、IR8という短稈品種短稈とは背が低いという意味である)は、背が低くて強風倒れにくい品種開発利用されている。稲や麦は肥料多く与えると、背が高くなりすぎて倒れやすくなる性質がある。そこでIR8のような背の低い品種交配することで肥料多く与えて収穫量増やしながらも、倒れにくい品種開発されるのであるちなみにIR8とは国際稲研究所(IRRI)で開発されたインディア・ライス8という意味である。

※この「うるち(粳)」の解説は、「イネ」の解説の一部です。
「うるち(粳)」を含む「イネ」の記事については、「イネ」の概要を参照ください。

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うるち

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 09:09 UTC 版)

名詞

うるち

  1. 普通の飯の材料で米、粟、黍などを炊く時に出る粘り気少な品種

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