POWER
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/25 09:01 UTC 版)
Power アーキテクチャ |
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全体
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過去
POWER1
POWER2 POWER3 POWER4 POWER5 POWER6 RSC RS64 PowerPC 601 PowerPC 602 PowerPC 603 PowerPC 604 PowerPC 620 Gekko AIM連合 |
現在
POWER7
POWER8 PowerPC e200 PowerPC e500 PowerPC e600 PowerPC 400 PowerPC 700 PowerPC 7000 PowerPC 970 Cell Broadway Espresso Xenon QorIQ PA6T Titan |
予定
POWER9
PowerPC e700 |
当初は32ビットであったが、POWER3 以降は64ビット化された。また派生製品に PowerPC がある。2014年7月時点の最新版は POWER8 である。
特徴として、比較的低いクロックで性能を発揮できるため、同じ性能ならば消費電力や発熱量を抑えられ、また動作周波数を引き上げる事により更なる性能向上が容易である。このためIBMなどのスーパーコンピュータ、UNIX ワークステーション、オフィスコンピュータなどで使用されている。
歴史
POWER 系列
POWER アーキテクチャの祖先として70年代の IBM 801、80年代の IBM RT-PC 用 ROMP プロセッサがあるが、POWER という名称が登場したのは1990年の
RS64系列
PowerPC アーキテクチャを元に、商用 UNIX システムに必要な整数演算性能に最適化されたプロセッサファミリーがRS64系列である。開発用コードネームは星にちなんだ名前または最後が「star」か、それに似た音で終わる語が選ばれていたため「Starプロセッサ」とも呼ばれる。その名が示すように最初の実装からすべて64ビットであった。
RS64(1997年発表)、RS64 Ⅱ(1998年発表)、RS64 Ⅲ(1999年発表)、RS64 Ⅳ(2001年発表)がある。RS64 Ⅳ では POWER ファミリのプロセッサとしては初めてハードウェアマルチスレッディング機能を搭載した機種である。
長らくRS/6000シリーズおよびその後継の pSeries、AS/400シリーズおよび後継の iSeries の上位機種のプロセッサとして君臨したが、より高速な POWER4 にその座を譲ることとなった。
- ^ 英語「performance optimization with enhanced RISC」に由来
- ^ オープン・イノベーションでビッグデータの課題に挑むPOWER
- ^ Hot Chips 28 - コグニティブの時代に対応する新時代CPU「POWER9」
パワー
固有名詞の分類
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