OASYS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 17:19 UTC 版)
その他
- 「々」をMS-IMEなどでは「おなじ」にて変換するがOASYSでは「のま」と入力すると変換できたことは有名である。ちなみにwnnでも「のま」で「々」と変換可能。
- OASYSの命名は公募によるもので、応募者は「OFFICE AUTOMATION SYSTEM」の頭字語であるとしている。ちなみに、砂漠にあるオアシスのつづりはOASIS。他の候補には「キーポン」「JET富士」「Sum」などがあったという。
- 富士通のPCであるFMVは、初期のころにはプリインストールのワープロソフトとしてOASYSを選ぶことも出来た。しかし、1999年頃からOASYSを選ぶことが出来ないモデルが増え始め、現在ではOASYSをプリインストールしたPCはない。
新元号への対応策
すでにワープロ専用機のサポートは終了しているため、システムディスクの修正版は存在しておらず、新元号には対応していない。そのため、「にちじ」と入力し「漢字辞書」キーを押しただけでは平成のままとなってしまう。新元号に対応するには「令和」と変換したあとに「単語登録」キーを押して「令和」を登録範囲指定し、読みを「れいわ」、品詞を「名詞」として単語登録することで「令和元年」を正常に変換できるようになる。
ワープロソフトについては、公式サイトによれば2019年5月31日のOASYS V10 のアップデート公開で新元号に対応した。
出典
- OASYS and CAMELLIA homepage
- カタログ
- FOAUによるリスト
- OASYS 40AP/40AP オアシスガイド
脚注
外部リンク
- ^ OASYS 30AP-101 -コンピュータ博物館
- ^ OASYS Pocket -コンピュータ博物館
- ^ OASYS Vシリーズ -コンピュータ博物館
- ^ OASYS 30LX -コンピュータ博物館
- ^ なお、スキャナの光源に白熱電球が用いられている為、スキャナ本体に「高温注意」のシールが貼られている。また、白熱電球の色温度の関係で、スキャナ内部の撮影素子にカラーフィルターをかぶせてホワイトバランスの調整がなされている。
- ^ ワープロ専用機OASYS用リボンカセットの販売終了について - 富士通、2008年6月2日
- ^ リッチテキスト・コンバータ20 Windows10対応について
- ^ OASYS SuperOffice V10 インストール方法 - 富士通
- ^ a b c d e 親指シフトキーボードおよび関連商品の販売終了について - 富士通、2020年5月19日
- ^ 7の文字は記載されていない版もあるので、Vistaの文字列の有無で判断する必要がある。
- ^ 2002やV10のパッケージ版に付属するビューアは除く。
- ^ 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p109
- ^ 新 OASYSパソコン「OASYS V-5166D6/5133D6」発売 - 富士通、1996年8月1日
- ^ a b c Windows95 完全対応! 32ビット版ワープロソフト「OASYS95 」新発売 - 富士通、1996年5月22日
- ^ WindowsNT4.0に対応した日本語ワープロソフト「OASYS95 V4.1」新発売 - 富士通、1997年1月14日
- ^ Windows用ワープロソフト「OASYS V5」新発売 - 富士通、1997年11月12日
- ^ 富士通とロータスの連携ソフトウェア製品 新発売 - 富士通、1998年8月20日
- ^ Windows用ワープロソフト「OASYS V7」新発売 - 富士通、1999年10月12日
- ^ Windows用ワープロソフトウェア「OASYS V8.0」新発売 - 富士通、2000年9月25日
- ^ ワープロソフト「OASYS 2002」と日本語入力ソフト「Japanist 2002」を販売 - 富士通、2001年11月6日
- ^ 法人のお客様向けサポート終了のお知らせ - 富士通、2024年5月31日
- 1 OASYSとは
- 2 OASYSの概要
- 3 その他
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