FA-200 事故

FA-200

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 12:34 UTC 版)

事故

  • 1970年(昭和45年)2月10日、かりふぉるにあ丸沈没事故の取材のためにフジテレビがチャーターしたFA-200(機体番号:JA3141)が千葉県沖に不時着水、搭乗員3名全員が死亡。原因は杜撰な飛行計画のために燃料が枯渇し、不時着水を余儀なくされたこととされた。
  • 1978年(昭和53年)8月3日、チャーターされたジャパン・レンタル・プレーンのFA-200が消息不明となり、同月17日、栃木県男体山裏手の女峰山山麓に墜落しているのが発見され、同時に乗員乗客4名の遺体も発見された[5]
  • 2022年令和4年)4月18日、阿蘇外輪飛行場を離陸したFA-200(機体番号:JA3803)が燃料切れを起こし、有明海に墜落した[6][7]海上保安庁の巡視艇が3人を救助したが、60代男性1人が負傷、80代男性2人が死亡した。機体は水没し、海底に沈んでいるのが見つかった[7][8]

登場するフィクション

映画
大里化学工業の所有機が登場。上空からジェームス・ボンドを追い詰める。
ドラマ
172話・173話「'78スカイアクションシリーズ」で速水涼子刑事が新島空港へ着陸するまでのシーンで使用された。
オープニング映像で、バトル・ジャパンこと伝正夫が曲技飛行する機体が登場。
PCソフト
  • 『フライト・イン・ハワイ』
システムサコム1987年に発売していたPC用フライト・シミュレーター・ソフト。作中で唯一、搭乗・操縦出来る機体がFA-200エアロスバルであった。対応機種は、PC-9801シリーズ(NEC)、及びFM-16βシリーズ(富士通)。
模型
  • 『1/36 富士FA-200エアロスバル』
東京マルイ1970年頃に販売していたプラモデル

関連項目


  1. ^ a b c d e f g h i j k 木村秀政・田中祥一『日本の名機100選』文春文庫 1997年 ISBN 4-16-810203-3 P.242-243
  2. ^ a b c d e f 日本の航空宇宙工業50年の歩み. 社団法人日本航空宇宙工業会. (2003年5月). p. 25. https://www.sjac.or.jp/common/pdf/toukei/50nennoayumi/4_2_nihonnokoukuki2.pdf 
  3. ^ 内藤子生, 石川登 (1967). “富士重工FA-200軽飛行機について”. 日本航空学会誌 15 (161): 203. doi:10.2322/jjsass1953.15.201. 
  4. ^ 小型機展示
  5. ^ 不明の軽飛行機発見 日光山中 四人とも遺体で『朝日新聞』1978年(昭和53年)8月18日朝刊、13版、23面
  6. ^ “有明海に小型機不時着 1人死亡、1人意識不明―佐賀県沖”. 時事通信社. (2022年4月19日). オリジナルの2022年4月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220418120700/https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041800877&g=soc 2022年4月21日閲覧。 
  7. ^ a b 古畑航希 (2022年4月19日). “有明海の小型機事故、「燃料切れ」の連絡 熊本と宮崎の男性2人死亡”. 朝日新聞社. オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220419023848/https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041900349&g=soc 2022年4月21日閲覧。 
  8. ^ “小型機不時着、死者2人に 海底に機体か―佐賀沖”. 時事通信社. (2022年4月19日). オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220419023848/https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041900349&g=soc 2022年4月21日閲覧。 






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「FA-200」の関連用語

FA-200のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



FA-200のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのFA-200 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS