荻野吟子 参考文献

荻野吟子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 08:59 UTC 版)

荻野 吟子(おぎの ぎんこ〈戸籍上の本名:荻野ぎん[6]〉、1851年4月4日嘉永4年3月3日〉 - 1913年大正2年〉6月23日)は、近代日本における最初の女性の医師である[1][2][7]女性運動家としても知られる[1][2]


注釈

  1. ^ 江戸時代にまで遡ると、野中婉1660年 - 1725年)、度会園女1664年 - 1726年)、森崎保佑(生没年不明)などのように女性医師として働く者もいたが、なかには助産婦と紛らわしいものもあった[9]
  2. ^ なお、長門谷洋治は『朝日日本歴史人物事典』で、大塚恭男は『国史大辞典』で武蔵国大里郡泰村出身としている[2][10]
  3. ^ なお、せたな町のウェブページや長門谷洋治による『日本大百科全書』では大学東校ではなく順天堂医院に入院としているが[2][4]、内田和秀はこれを誤りであると指摘している[12]
  4. ^ 女教草』の著者。なお、著者名表記は内藤末須。

出典・参照

  1. ^ a b c d e f g h i j k "荻野 吟子". 20世紀日本人名事典. コトバンクより2022年4月4日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o "荻野吟子". 日本大百科全書(ニッポニカ), 朝日日本歴史人物事典, デジタル版 日本人名大辞典+Plus, 百科事典マイペディア, デジタル大辞泉, 世界大百科事典 第2版. コトバンクより2022年4月9日閲覧
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 荻野吟子”. 熊谷デジタルミュージアム. 熊谷市. 2022年4月9日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 荻野吟子の略年表”. 日本人女医第1号荻野吟子. せたな町公式サイト. 2022年4月9日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 荻野吟子の年譜”. 荻野吟子記念館~春の俵瀬. 2022年4月9日閲覧。
  6. ^ a b c d e f 埼玉県立久喜図書館 (2016年5月10日). “荻野吟子とその夫の稲村貫一郎の、それぞれの家系と関係が知りたい。”. レファレンス協同データベース. 国立国会図書館. 2022年4月16日閲覧。
  7. ^ a b c 内田 (2017), p. 119.
  8. ^ a b c d e f g h i 荻野吟子について”. 埼玉県 (2022年1月18日). 2022年4月9日閲覧。
  9. ^ a b c "女医". 日本大百科全書(ニッポニカ). コトバンクより2022年4月9日閲覧
  10. ^ 近畿大学中央図書館 (2013年12月6日). “荻野吟子について知りたい。”. レファレンス協同データベース. 国立国会図書館. 2022年4月16日閲覧。
  11. ^ a b c d 荻野吟子とは”. 映画『一粒の麦 荻野吟子の生涯』公式サイト. 2022年4月9日閲覧。
  12. ^ 内田 (2017), p. 120.
  13. ^ 埼玉県男女共同参画推進センター情報ライブラリー (2012年8月4日). “荻野吟子に関する資料を探しています。当時設立した医院の写真などが載っているものはありますか?”. レファレンス協同データベース. 国立国会図書館. 2022年4月16日閲覧。
  14. ^ 「埼玉県荻野吟子賞」について”. 埼玉県 (2022年1月18日). 2022年4月11日閲覧。
  15. ^ さいたま輝き荻野吟子賞(第1回~第 16 回)受賞者一覧” (PDF). 埼玉県. 2022年4月16日閲覧。
  16. ^ さいたま郷土かるた(1982年11月発行 旧版)”. 埼玉県立図書館. 2020年4月23日閲覧。


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